ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

イギリス

ヘネス・ヴィンヤード へネス・ネイティヴ グレース ブリュット マルチヴィンテージキュヴェ 2009・2010・2011をテイスティング

イギリスのワインです。
ヘネス・ヴィンヤード へネス・ネイティヴ グレース ブリュット マルチヴィンテージキュヴェ 2009・2010・2011をテイスティングしました。


ヘネス・ヴィンヤーズは2007年にフォーミュラ1の技術者だったローレンス・ウォー氏が夢への挑戦としてイーストサセックスに設立。
ここにフランスのワイン商であるブティノが参画し、ワイナリーは2017年に正式にブティノの所有へ。

ワインメーカーには過去にルイロデレールでの経歴があるエリック・モナン氏を登用。


本日は3ヴィンテージのブレンド。
シャルドネ53%、ピノノワール28%、ピノムニエ19%。

樹齢は12年。発酵はステンレスタンクで行い、マロラクティック発酵。デゴルジュマンまでの瓶熟期間44カ月。


輸入元はモトックス。



■ヘネス・ヴィンヤード へネス・ネイティヴ グレース ブリュット マルチヴィンテージキュヴェ 2009・2010・2011
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輸入元定価は8,400円。


香りはリンゴやべっこう飴を思わせるような、果実味・香ばしい香り。
ややオイリーな印象、塩味。

口に含むと、泡はきめ細やか。リンゴやべっこう飴。
塩味のほか、熟した果実味やナッツのような香ばしい香り。

パンやブリオッシュのような印象は控えめで、リンゴパイとか、ナッツのようなともすると油脂感を感じるような香りなど、全体的にどっしりとした多層感があるスパークリングワインです。


やや食中酒的な印象をもつスパークリングワイン。
マルチヴィンテージだから、かどうかはわかりませんが、リンゴっぽさ、べっこう飴みたいな熟したような香り、ややオイリーさ、ナッツなど複雑みがあります。

ちょっとそれなりに年数経過しているはずなのですが、もうちょっと待ったほうがいいのかな。
もう少しやわらかくなじんでくれるといいのかも。
複雑なつくり、ですが、やや荒々しい印象を受けました。


参考になった試飲でした。


ハッティングレイ・ヴァレー クラシック・レゼルヴ・ブリュット NVをテイスティング

イギリスのワインです。
ハッティングレイ・ヴァレー クラシック・レゼルヴ・ブリュット NVをテイスティングしました。

ハッティングレイヴァレーは元弁護士のサイモン・ロビンソン氏が1999年にウィールドの地に畑を購入したことから始まります。およそ5年の土壌研究後、2008年に植樹。2010年にワイナリーを建設。
現在は総面積24ヘクタールの畑を持つまでに拡大。
イギリスを代表するスパークリングワインメーカーとして舌れるようになりました。

フランスのシャンパーニュメゾンのポメリー社よりイギリス醸造スパークリングワインの公式パートナーとして選ばれるなどの実力派。

ハッティングレイ・ヴァレー クラシック・レゼルヴ・ブリュット NVはシャルドネ48%、ピノノワール33%、ピノムニエ17%、ピノグリ2%のブレンド。

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輸入元価格は5,200円。


香りはりんごを思わせるフレッシュな香り立ち。
やや塩気を感じるような香り立ちがあります。

泡は穏やかなものを感じます。
味わいはべっこうを思わせる熟した香り立ち。
りんごのような爽やかな果実味が軸にあります。
やや塩味が感じられ味わいにメリハリがあります。

全体的に果実味がしっかりしていて、ふくよかなイメージ。
果実味、熟した感じ、塩味などのパーツがしっかりとありメリハリもあります。

余韻には塩気を帯びた貝出汁のようなニュアンスが残ります。


バランスが良くておいしいですね。あまりゴリゴリとドライではなく果実味と塩味のバランスが取れています。軽やかさというよりは熟したような厚みのあるタイプかと思います。


シャンパーニュとの比較はわかりませんが、とても良い印象のワインでした。




ハッティングレイ・ヴァレー クラシック・レゼルヴ ブリュット NV 4997678101718【04001】【イギリス】【スパークリングワイン】【泡】【1901】【E37】



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ハッティングレイ・ヴァレー ブリュット ロゼ 2014をテイスティング

イギリスのワインです。
ハッティングレイ・ヴァレー ブリュット ロゼ 2014をテイスティングしました。

ハッティングレイヴァレーは元弁護士のサイモン・ロビンソン氏が1999年にウィールドの地に畑を購入したことから始まります。およそ5年の土壌研究後、2008年に植樹。2010年にワイナリーを建設。
現在は総面積24ヘクタールの畑を持つまでに拡大。
イギリスを代表するスパークリングワインメーカーとして舌れるようになりました。

フランスのシャンパーニュメゾンのポメリー社よりイギリス醸造スパークリングワインの公式パートナーとして選ばれるなどの実力派。


本日はブリュットロゼ2014年。
原産地呼称はPDOイングリッシュ。品種はピノノワール60%、ピノムニエ38%、ピノノワールプレコス2%。


■ハッティングレイ・ヴァレー ブリュット ロゼ 2014
ハッティングレイ・ヴァレー ブリュット ロゼ 2014

輸入元価格は6,200円。WA92点。


香りはイチゴのような果実味。
べっこう飴を思わせる熟した香りに焼きリンゴ。
また塩味を思わせる香りが感じられます。


泡は力強いものを感じます。
味わいはイチゴのような赤系の果実を思わせる酸。熟したリンゴ。
やや塩・磯を思わせる塩味が主張的にあります。じゃこ天的な感じといいましょうか…。
べっこう飴のような熟したイメージに、チーズのようなクリーミーな印象が残ります。


塩味がバシッと効いている点と、赤系の果実のような果実味が感じられかつボリューミー。
軽やかさ、というよりは肉付きの良さがある明瞭なタイプのロゼワインです。


ヴィンテージはまだ若いような気もするのですが、一定の多層感も感じ、価格との納得感もあるように思います。イングリッシュスパークリングはおいしいですね。
参考になった試飲でした。



[2014] ハッティングレイ・ヴァレーブリュット・ロゼ750ML ※蔵出し

この価格帯なら納得感アリ。


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ハッシュ・ヒース・エステイト バルフォー 1503 ロゼ ドライ NVをテイスティング

イギリスのスパークリングワインです。
ハッシュ・ヒース・エステイト バルフォー 1503 ロゼ ドライ NVをテイスティングしました。

場所はモトックスさんの試飲会です。

ハッシュ・ヒース・エステイトは、イギリスのケント州に位置するエステイト。
その中でも、2010年設立のワイナリーということでいわゆる新生ワイナリーです。

オーナーはリチャート・バルフォー・リン氏。元実業家の経歴をもちます。
ワイン名に採用されている「1503」はエステイトがある別邸(マナーハウス)が建てられた年に由来。
ワイナリー自体は、ロゼ泡を主としたエステイトとして、イギリスの先駆け的な位置づけにあるとのことですが、
近年スティルワインも手掛け始めたとのことです。

ワイナリーの詳細はモトックスさんの公式ページもご覧ください
参考:ハッシュ・ヒース・エステイト|ワインのあるライフスタイル もっと!ワイン

発酵はステンレス・タンクにてマロ・ラクティック発酵。デゴルジュマン(澱引き)までの瓶内熟成は15カ月。


■ハッシュ・ヒース・エステイト バルフォー 1503 ロゼ ドライ NV
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輸入元価格は6,000円。ピノ・ノワール 55%、シャルドネ 40%、ピノ・ムニエ 5%のブレンド。

香りはクリームを思わせるミルキーな要素、ブランデーのような幾分のオイリーさ、グレープフルーツを思わせる苦みを帯びた柑橘。
そして、香りの奥にいちごのような赤系ベリーのフレッシュさがあります。


味わいはブランデー的なビターな要素があり、
またマヨネーズを思わせるミルキーさと酸、塩気が混在した印象。
いちごやあんこのような香り立ちがあります。

特にアフターにかけていちごやあんこのような味わいが残り、
ブランデーやチョコ的な要素と相まってチロルチョコみたいな風合いがありますね。

フレッシュな酸と幾分の甘み。
パンのような発酵したイメージは感じ取れませんでしたが、良くまとまっていると思います。


こちらは過去に試飲した時は大変感銘をうけた1本です。
今回は以前よりはあまり響きませんでした。
以前はもっと赤系のベリーやあんこのようなニュアンスが主張的で、
穏やかでチャーミングな印象だったと記憶しています。

この日は割とブランデーを思わせるようなビターさが前に立っていて、
フレッシュさよりはクリーミーな印象を受けました。


ブランデーっぽい要素が今のところ私自身が苦手という点と、
通常のスティル以上にスパークリングは良し悪しが何とも私の中で定まっていないこともあり、
以前ほどでは…という感想を持ちました。

ブリティッシュワインであまり情報もないことから、気になる存在であることは変わりません。今後も機会を見つけて当たっていきたいと思います。



バルフォー 1503 ロゼ ドライ ハッシュ ヒース エステイト 泡 ロゼ 辛口 スパークリングワイン 750ml イギリス イングランドHush Heath Balfour 1503 Rose Dry SPARKLING WINE

うきうきさんの4千円後半くらいの価格だと納得感あります。


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イギリスの泡 ボルニー・ワイン・エステイト ボルニー・ブラン・ド・ブラン・ブリュット 2009をテイスティング

イギリスのワインです。
ボルニー・ワイン・エステイトの
ボルニー・ブラン・ド・ブラン・ブリュット 2009です。


イギリスのウェスト・サセックス州に位置するワイナリー。
イギリスの中では40年を超えるスパークリングワインの歴史があり、
マスターオブワインのジャンシスロビンソンも
2008年ヴィンテージを17.5点を付けるという高い評価をしています。

醸造家はサム・リンター氏とのことで、女性醸造家です。

ボルニー・ワイン・エステイトのボルニー・ブラン・ド・ブラン・ブリュット 2009のセパージュはシャルドネ100%
価格は6,650円(希望小売価格)です。

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香りは動物香りやハチミツ、海を感じる塩気やミネラル感。
毛皮のようなニュアンスもあります。

味わいはフレッシュな果実の印象が強く、
酸がしっかりしたレモンやハチミツの味わいが広がります。
余韻は非常に長く、蜂蜜のような甘露なニュアンスが続きます。

結構受賞歴はしっかりしていて、WE誌で94点であったりしているので
とても期待値が高かったのですが、何かの要素に特筆している感じというよりはバランス型だと思います。

豊かな柑橘のニュアンスに長い蜂蜜の余韻は
分かりやすいシャルドネの白というイメージとリンクし、ハッキリとした輪郭がある綺麗なワインだなという印象がありました。

個人的に好きかというと、同じ価格帯であれば先に記事にしている
ハッシュヒースであったり、ハッティングレイヴァレーの方が好きです。
この辺りは好みですね。

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