スイスのワインです。ドメーヌ・シャパーズ フォンダン・ラ・リオティザ 2017をテイスティングしました。


ドメーヌ・シャパーズはスイス南部ヴァレ地区のフュリィを拠点とする生産者。

現在の醸造家であるマリ・テレーズの大叔父に当たる人物がワイナリーとしての礎を築きます。
もともと助産師を志していたマリテレーズですが、インターンなどを経てワイナリーを引き継ぐことを決意。1987年にワイナリーを引き継いでいますから、すでに現在の醸造家になって30年が経過しています。

1996年にゴー・ミヨ誌のVigneronne de l’annéeに選出。2016年には"Icône du vin suisse"(スイスワインのアイコン)としてベスト醸造家TOP100に選ばれています。

生産はビオディナミ農法。スイスを代表するワイナリーとして知られるようです。

…というとちょっとつまらないようにも思いますが、すでにWA誌でも評価高く
grain par grain 2014という銘柄、そして octobre 240e Oe  2006という銘柄ではWA99点を獲得しています。
Marie-Thérèse Chappaz: « Si je pouvais tout arrêter, j’irais faire de l’humanitaire 


本日はおそらくミドルレンジに当たると思うのですが(情報がない)フォンダン・ラ・リオティザ 2017年です。


■ドメーヌ・シャパーズ フォンダン・ラ・リオティザ 2017
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ちゃんと輸入元を見てくればよかった。おおよそ5,500円位のワイン。シャスラ100%。

香りはりんごを思わせる果実の香り立ち。
石を思わせる硬質的な香り立ち。白い花。またややオイルの様な香り立ち。
アルザスのリースリングっぽいかも。果実は穏やかでミネラル感ばっちり。
しかしながら全体的に柔らかい香りで清楚な印象が湧きます。

口に含むと、香りで感じたリンゴのような果実味。
クミンシードっぽいスパイスの香り。白い花。わずかにミルキーなイメージ。
石を思わせる硬質的な印象。口当たりはソフトながら、後半に行くほど張り詰めたようなミネラル感。

余韻にはリンゴや白い花。石のような硬質感など味わいで感じたものが残ります。


さて、清楚な雰囲気のある香り立ちと柔らかさ。
味わいの後半にいくほど石のようなミネラル感が残ります。
どこか凛としたイメージのあるワインだと思います。

熟成によりどのような方向に行くかはわかりませんが、なんとなくタイプとしてはゲオルグブロイヤーとかドイツの生産者っぽいのかなぁ。苦さがないので何ともですが。

良い印象を持ったワインでした。



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