カナダのワインです。
ザ・アイス・ハウス・ワイナリー ノーザン・アイス ヴィダル アイスワインを飲みました
ザ・アイス・ハウス・ワイナリーはカナダのアイスワインの名産地であるオンタリオ州に位置するワイナリー。
設立は2005年と比較的新しく、また元オンタリオ州ワイン醸造・栽培協会会長をつとめた、カナダを代表するという醸造家のジェイミー・マクファーレン氏によって設立されています。
ワインメーカーとしてのキャリアは長く、83年にはナイアガラ産初のアイスワインの醸造なども手掛けたとのこと。
アイスワインと言うと、その名の通り極寒の地で生まれ、ブドウの果実が凍結・解凍を繰り返す中で、水分が失われる一方、糖度が(糖類は凍結点が低いため)凝縮して極甘口のワインとして用いられるようになります。
さて、このワインについては昨年、日本で大ブレイクしました。
星野源と新垣結衣主演のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」の劇中で、このワインとほぼ同ラベル(おそらくドラマ用にラベルは加工)のアイスワインが登場し、ネット上で「ドラマで登場したワインはこれ」と口コミで広まり、一気に拡散していきました。
そのため、ほぼ17年頭までは入手が出来なくなったというワインです。
逃げ恥登場ワイン、という触れ込みで今後も人気のワインとしてしばらくは位置づけられると思います。いかにも女性受けしそうですしね。
年間生産量は10,000本程度。葡萄品種はヴィダル・ブラン100%。樹齢は12年ほど。
VQA(オンタリオ州のワイン品質管理同盟)ナイアガラ・ペニンシュラの認証あり。
ワイナリーの説明などは輸入元のモトックスさんのページを参考にしています。
参考:ザ・アイス・ハウス・ワイナリー|ワインのあるライフスタイル もっと!ワイン
■ザ・アイス・ハウス・ワイナリー ノーザン・アイス ヴィダル アイスワイン 2013
現状ヴィンテージは2014も出回っているようですが、2013ヴィンテージを飲んでいます。
輸入元価格は5,200円。375mlのハーフサイズでスリムなボトル。
香りは黄桃の強いイメージ、マンゴーのようなトロピカルな果実香があります。
また、ビターなアプリコットのような果実の果皮感、シロップのような甘い香りがあります。
味わいは黄桃、マンゴー、オレンジなどの果実や柑橘類が主体です。
甘さを豊かに感じ、粘性があります。
やや甘さの奥にビターな印象があり、同時に渋み、果皮の印象が感じ取れるので、若干突っかかりがあるような気もします。
余韻はあまり大きく膨らみは無く、味わいのトロッとした粘性から続くものを感じます。
さて、かなりマンゴーや黄桃のイメージが強くあります。
また、トロッとした粘性はしっかりとありシロップ的です。
桃の缶詰、マンゴージュースなどトロピカルな味わいに仕上がっているものの、少し後味に苦味があるので、「のみやすい!」とは言い切れず、手放しには(よくもわるくも)薦められない大人っぽい味わいかと思います。
醸造はステンレスですが、木質的な、もしくは果実の果皮的な苦味というのでしょうか。
これが特に味わいの後半に残るので、できればチーズとか何かおつまみが合わせられるといいのかもしれません。ハツラツしたアルコール感もあります。
思った以上に、ハキハキとした印象のワインだと思います。
トロピカルな部分とも相まって、キャッチーさはありますが、かなりドーンと野太い感じで味わいの主張があるので、人によっては、ややケバイと感じるかもしれません。
ということで「逃げ恥」登場のワインでした。
ちなみに簡易な箱入りのワインです。
こちら。
いかんせんアイスワインを当ブログが初めて扱いので、価格との妥当性がイマイチ読み切れないのが申し訳ないです。ハッキリとした味わいのキャラクター、濃密なイメージ通りの味わい、ドラマの話題性、専用の簡易箱あり、などなど加味すれば値段との釣り合いはぼちぼちかなと感じます。
個人的にはギフト用として位置づけたい所ではあります。
おそらくまだまだ売れていくだろうなぁという感じです。参考になった1本でした。
【カナダ】【白ワイン】ノーザン・アイス ヴィダル アイスワイン アイス・ハウス 375ml [甘口]
購入はヴァンヴァンさん。
Twitter
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@kozewineさんのツイート
ザ・アイス・ハウス・ワイナリー ノーザン・アイス ヴィダル アイスワインを飲みました
ザ・アイス・ハウス・ワイナリーはカナダのアイスワインの名産地であるオンタリオ州に位置するワイナリー。
設立は2005年と比較的新しく、また元オンタリオ州ワイン醸造・栽培協会会長をつとめた、カナダを代表するという醸造家のジェイミー・マクファーレン氏によって設立されています。
ワインメーカーとしてのキャリアは長く、83年にはナイアガラ産初のアイスワインの醸造なども手掛けたとのこと。
アイスワインと言うと、その名の通り極寒の地で生まれ、ブドウの果実が凍結・解凍を繰り返す中で、水分が失われる一方、糖度が(糖類は凍結点が低いため)凝縮して極甘口のワインとして用いられるようになります。
さて、このワインについては昨年、日本で大ブレイクしました。
星野源と新垣結衣主演のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」の劇中で、このワインとほぼ同ラベル(おそらくドラマ用にラベルは加工)のアイスワインが登場し、ネット上で「ドラマで登場したワインはこれ」と口コミで広まり、一気に拡散していきました。
そのため、ほぼ17年頭までは入手が出来なくなったというワインです。
逃げ恥登場ワイン、という触れ込みで今後も人気のワインとしてしばらくは位置づけられると思います。いかにも女性受けしそうですしね。
年間生産量は10,000本程度。葡萄品種はヴィダル・ブラン100%。樹齢は12年ほど。
VQA(オンタリオ州のワイン品質管理同盟)ナイアガラ・ペニンシュラの認証あり。
ワイナリーの説明などは輸入元のモトックスさんのページを参考にしています。
参考:ザ・アイス・ハウス・ワイナリー|ワインのあるライフスタイル もっと!ワイン
■ザ・アイス・ハウス・ワイナリー ノーザン・アイス ヴィダル アイスワイン 2013
現状ヴィンテージは2014も出回っているようですが、2013ヴィンテージを飲んでいます。
輸入元価格は5,200円。375mlのハーフサイズでスリムなボトル。
香りは黄桃の強いイメージ、マンゴーのようなトロピカルな果実香があります。
また、ビターなアプリコットのような果実の果皮感、シロップのような甘い香りがあります。
味わいは黄桃、マンゴー、オレンジなどの果実や柑橘類が主体です。
甘さを豊かに感じ、粘性があります。
やや甘さの奥にビターな印象があり、同時に渋み、果皮の印象が感じ取れるので、若干突っかかりがあるような気もします。
余韻はあまり大きく膨らみは無く、味わいのトロッとした粘性から続くものを感じます。
さて、かなりマンゴーや黄桃のイメージが強くあります。
また、トロッとした粘性はしっかりとありシロップ的です。
桃の缶詰、マンゴージュースなどトロピカルな味わいに仕上がっているものの、少し後味に苦味があるので、「のみやすい!」とは言い切れず、手放しには(よくもわるくも)薦められない大人っぽい味わいかと思います。
醸造はステンレスですが、木質的な、もしくは果実の果皮的な苦味というのでしょうか。
これが特に味わいの後半に残るので、できればチーズとか何かおつまみが合わせられるといいのかもしれません。ハツラツしたアルコール感もあります。
思った以上に、ハキハキとした印象のワインだと思います。
トロピカルな部分とも相まって、キャッチーさはありますが、かなりドーンと野太い感じで味わいの主張があるので、人によっては、ややケバイと感じるかもしれません。
ということで「逃げ恥」登場のワインでした。
ちなみに簡易な箱入りのワインです。
こちら。
いかんせんアイスワインを当ブログが初めて扱いので、価格との妥当性がイマイチ読み切れないのが申し訳ないです。ハッキリとした味わいのキャラクター、濃密なイメージ通りの味わい、ドラマの話題性、専用の簡易箱あり、などなど加味すれば値段との釣り合いはぼちぼちかなと感じます。
個人的にはギフト用として位置づけたい所ではあります。
おそらくまだまだ売れていくだろうなぁという感じです。参考になった1本でした。
【カナダ】【白ワイン】ノーザン・アイス ヴィダル アイスワイン アイス・ハウス 375ml [甘口]
購入はヴァンヴァンさん。
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