ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

ニュージーランド

クメウ・ヴィレッジ シャルドネ 2023をテイスティング

Kumeu River(クメウ・リヴァー)は、1944年にミック・ブライコヴィッチによって設立された、ニュージーランド・オークランド郊外クメウ地区に位置する家族経営のワイナリー。​

現在は、息子のマイケル・ブライコヴィッチMW(ニュージーランド初のマスター・オブ・ワイン)を中心に、家族が運営を担う。​
同ワイナリーは、ブルゴーニュスタイルのシャルドネで国際的な評価を確立し、非ブルゴーニュ産シャルドネのベンチマークとされる存在。​全てのブドウは手摘みで収穫され、全房圧搾と野生酵母による発酵を採用。

​また、スクリューキャップの導入やサステナブル農法の実践など、革新と伝統の融合を図る。​クメウ地区の粘土質土壌と冷涼な気候が、ワインにミネラル感と酸味をもたらす。
​ワイナリーは、品質重視の少量生産を貫き、エステート・シャルドネやシングルヴィンヤードシリーズなど、多様なレンジを展開。​その結果、世界中のワイン愛好家や評論家から高い評価を受け続けている。

クメウ・ヴィレッジ シャルドネ 2023は、オークランドのクメウ地区とホークス・ベイの自社畑で栽培されたシャルドネを使用。​収穫されたブドウは手摘みで、全房圧搾後、野生酵母により発酵。​発酵は、旧フレンチオーク樽で30%、ステンレスタンクで70%行われる。​全体の100%がマロラクティック発酵を経て、瓶詰め前に軽い濾過処理を実施。​アルコール度数は12.5%。​スクリューキャップ使用。​クメウ地区の粘土質土壌とホークス・ベイの石灰質土壌が、ワインに独特のミネラル感と骨格を付与。

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香りはりんごや洋梨を思わせる果実味に、ポン菓子のような香ばしいオークのニュアンスが重なります。樽香と果実香がバランスよく共存していて、ふわりとスパイスを思わせる青草のようなニュアンスも。香り全体に透明感がありながらも、芯のある奥行きを感じます。

味わいは柔らかな酸が土台となり、微細な泡を思わせるわずかな揺らぎと、軟水のように穏やかでなめらかなテクスチャが特徴的。果実の凝縮感は過度に主張せず、丁寧に整えられた印象。鉱物感は控えめで、クリーンな仕立てが際立ちます。

余韻はやや短めながら、丸みのある口当たりとともに、りんごやほのかな樽香が静かに残ります。

全体としては、過剰な装飾のない、静かに完成度の高さが伝わるシャルドネ。華やかさというより、細部まで整った美しい佇まいを感じさせてくれる一本です。


[2023] クメウ リヴァー ヴィレッジ シャルドネ 750ml 白ワイン コク辛口 ワイン ^RCKMVI23^

チュヴァー ガーディアンズ ピノ・ノワール 2023をテイスティング

ニュージーランドのワインです。
チュヴァー ガーディアンズ ピノ・ノワール 2023をテイスティングしました。

Čuvar(チュヴァー )は、ニュージーランド・ホークス・ベイを拠点とするFistonich Family Vineyardsによるワインブランド。創設者サー・ジョージ・フィストニッチの理念を継ぎ、持続可能な農法と品質第一の醸造哲学を掲げる生産者。ブランド名Čuvarはクロアチア語で「守護者」を意味し、自然・文化・土地への敬意を象徴。Guardians Collectionは各地の特徴ある畑と品種を選び、テロワールと品種個性を最大限に引き出すことを目指すシリーズ。醸造は低介入を基本とし、野生酵母発酵や最小限の亜硫酸添加を採用。サステナビリティ認証(Sustainable Winegrowing New Zealand)取得。現代的感覚を取り入れながらも、伝統的手法を重視したクラフトマンシップを貫くワイナリー。

チュヴァー ガーディアンズ ピノ・ノワール 2023はニュージーランド・マールボロ地区、バロックデール・ヴィンヤード産ピノ・ノワール使用。冷涼な気候下で育ったクローン114と115主体。収穫後、低温浸漬を経て野生酵母による自然発酵。一部全房発酵を取り入れ、テクスチャーと複雑性を付与。フレンチオーク樽(新樽比率25%)で約10か月間熟成。瓶詰め時の濾過・清澄は最小限に抑制。

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香りはローストしたコーヒーや、チェリー、ストロベリーといった赤系果実の凝縮感が感じられ、熟度の高さを印象づけます。加えて、ゴムや革製品のような重層的なアロマもあり、海風を思わせるような磯っぽさ、海苔のようなミネラル感もほのかに漂います。

味わいにはふくよかさがあり、甘さをほのかにともなう砂糖漬けチェリーや紅茶のような香味が中心。ローストされた木樽由来のニュアンスが全体を包み込み、奥行きとまろやかさを感じさせます。酸は控えめで、クラシックな引き締めというよりは、穏やかなアプローチで包容力のある味わいに仕上がっています。

余韻はやや短めながらも、チェリー、紅茶、そしてほんのりスモーキーなロースト香が後を引きます。構造としては柔らかく、果実と樽の要素が綺麗に融合した、温暖な土地のピノ・ノワールらしいバランスの良さが魅力の一本。リッチでチャーミングなスタイルを楽しみたいときにぴったりな1本です。


フィストニッチ・ファミリー・ヴィンヤーズ チュヴァー ガーディアンズ ピノ・ノワール 2023 Fistonich Family Vineyards Čuvar Guardians Pinot Noir/ニュージーランド/マルボロウ/赤ワイン/辛口/750ml

グレイワッキ シャルドネ 2022をテイスティング

グレイワッキ シャルドネ 2022をテイスティングしました。


グレイワッキは、クラウディ・ベイで25年間チーフ・ワインメーカーを務めたケヴィン・ジュッド氏が2009年に設立したワイナリー。マールボロのワイラウ・ヴァレーに位置し、自社畑および契約畑にて栽培。栽培管理は同じくクラウディ・ベイ出身の栽培家アイヴァン・サザーランド氏。ブランド名はニュージーランドに多く見られる堆積岩「グレイワッキ」に由来。クラウディ・ベイよりやや遅めの収穫により、フレッシュさと奥行きを両立。小規模生産だからこそ可能な丁寧な造りと、確かな技術力による高品質ワイン。クラウディ・ベイの遺伝子と独自の探究心を融合したプレミアムな一本。ケヴィン氏は著名な写真家としても活躍し、ワインと風景の美を表現。

グレイワッキ シャルドネは、ニュージーランド・マールボロ産のシャルドネを使用。主要クローンは凝縮感と酸を備えたメンドーサ、補助的にクローン95を使用。ブランコット・ヴァレーとフェアホールの粘土ローム質土壌、レンウィックとラパウラのグレイワッキを含む若い沖積土で栽培。栽培方法はVSPおよびスコット・ヘンリー方式。手摘みによる全房圧搾。土着酵母によるフレンチオーク(225L、20%新樽)での自然発酵。澱攪拌とマロラクティック発酵を経た11か月の樽熟成。アルコール度数13.5%。瓶詰は2023年9月。ワイン・アドヴォケイト92点獲得。


■グレイワッキ シャルドネ 2022
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香りにはポン菓子のような香ばしさが立ち上がり、そこにレモン、洋梨、青リンゴといった爽やかでフルーティな要素が重なります。グレーワッキー特有の、どこか素朴で親しみやすい雰囲気も漂い、樽由来の甘く香ばしいニュアンスもしっかり感じられます。

味わいは、明瞭な酸が全体を引き締めつつ、洋梨やリンゴのような果実味がふくよかに広がります。樽の風味ははっきりと出ていて、ややリッチな印象ですが、過剰ではなく、全体にバランスよくまとまっています。ブルゴーニュスタイルを意識しつつも、南半球らしい明るさがあります。

余韻はやや短めで、軽やかにフェードアウト。
ミネラル感は控えめで、タイトさよりも親しみやすさが際立つスタイル。
樽の効いたニューワールド的シャルドネを、あまり構えず楽しみたいときにぴったりの一本。

さすがの高評価ワイナリー。おいしかったです。



グレイワッキ シャルドネ マールボロ [2022] ≪ 白ワイン ニュージーランドワイン ≫

キムラセラーズ ピノノワール 2022をテイスティング


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香りは薔薇やムスク、チェリーやラズベリー。
赤系の果実に若干の塩み。

味わいは軟水のようなテクスチャ。
ニュージーランドらしい酒質。
少し茎のようなニュアンスが強くあります。

トップで感じた香りは長くは続かず
口中で2度3度振り返すことはありません。
少しマッシュルームのような香りもあります。

余韻が短めなのはニュージーランドらしいところか。
綺麗な作りのワインとは感じました。

リッポン マチュアヴィンヤード ピノノワール 2013をテイスティング

ニュージーランドのワインです。
リッポン マチュア・ヴァイン ピノノワール 2013をテイスティングしました。

ニュージーランドのピノ・ノワールの生産地、セントラル・オタゴを拠点とする生産者。この地で1973年、ブドウ栽培を初めて開始したのがリッポンの設立者。現在はビオディナミを取り入れた、ニュージーランドを代表する生産者。

マチュア・ヴァイン自根の古樹が生み出すピノノワール。

こちらのワインは、銀座グランマルシェデュヴァンさんで有料テイスティングをしています。
最新情報はインスタが早いと思います。
https://www.instagram.com/grandmarche_du_vin/


■リッポン マチュア・ヴァイン ピノノワール 2013
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WA93点の高得点。

香りは、チョコやキャラメルを思わせる樽香。
果実の抽出は濃く、赤系ベリーよりも、プラム系のしっかりとした香り。
それとチェリーや紅茶のような渋さを帯びた香り。

口に含むと、モカのような樽香がありつつ、腐葉土、毛皮を思わせる熟成香。
やや土っぽい香り。エレガントというよりは、しっとり、どっしり。
チェリーやブラックベリー系の香り、味わいが広がります。


2013年ヴィンテージですが、
まだ若いような気もする力強いピノ。
重い、深い、しっかりという言葉が似合いそうです。

バランスがあり、凝縮感もある。一定に複雑さもあります。
余韻の戻り香などはあまり広がらないので、そこをどうとらえるか。

あとあと、WA93点評であることを知ったわけですが、なるほど、高得点なりのドシッとした体躯を感じるピノノワールに思いました。旧世界というよりは新世界って思うだろうなぁ。

参考になった試飲でした。



リッポン・マチュア・ヴァイン・ピノ・ノワール[2013]



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