ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

ニュージーランド

キムラセラーズ ピノノワール 2022をテイスティング


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香りは薔薇やムスク、チェリーやラズベリー。
赤系の果実に若干の塩み。

味わいは軟水のようなテクスチャ。
ニュージーランドらしい酒質。
少し茎のようなニュアンスが強くあります。

トップで感じた香りは長くは続かず
口中で2度3度振り返すことはありません。
少しマッシュルームのような香りもあります。

余韻が短めなのはニュージーランドらしいところか。
綺麗な作りのワインとは感じました。

リッポン マチュアヴィンヤード ピノノワール 2013をテイスティング

ニュージーランドのワインです。
リッポン マチュア・ヴァイン ピノノワール 2013をテイスティングしました。

ニュージーランドのピノ・ノワールの生産地、セントラル・オタゴを拠点とする生産者。この地で1973年、ブドウ栽培を初めて開始したのがリッポンの設立者。現在はビオディナミを取り入れた、ニュージーランドを代表する生産者。

マチュア・ヴァイン自根の古樹が生み出すピノノワール。

こちらのワインは、銀座グランマルシェデュヴァンさんで有料テイスティングをしています。
最新情報はインスタが早いと思います。
https://www.instagram.com/grandmarche_du_vin/


■リッポン マチュア・ヴァイン ピノノワール 2013
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WA93点の高得点。

香りは、チョコやキャラメルを思わせる樽香。
果実の抽出は濃く、赤系ベリーよりも、プラム系のしっかりとした香り。
それとチェリーや紅茶のような渋さを帯びた香り。

口に含むと、モカのような樽香がありつつ、腐葉土、毛皮を思わせる熟成香。
やや土っぽい香り。エレガントというよりは、しっとり、どっしり。
チェリーやブラックベリー系の香り、味わいが広がります。


2013年ヴィンテージですが、
まだ若いような気もする力強いピノ。
重い、深い、しっかりという言葉が似合いそうです。

バランスがあり、凝縮感もある。一定に複雑さもあります。
余韻の戻り香などはあまり広がらないので、そこをどうとらえるか。

あとあと、WA93点評であることを知ったわけですが、なるほど、高得点なりのドシッとした体躯を感じるピノノワールに思いました。旧世界というよりは新世界って思うだろうなぁ。

参考になった試飲でした。



リッポン・マチュア・ヴァイン・ピノ・ノワール[2013]



プロフェッツ・ロック キュヴェ・オー・アンティポード 2018をテイスティング

ニュージーランドのワインです。
プロフェッツ・ロック キュヴェ・オー・アンティポード 2018をテイスティングしました。

ニュージーランド、セントラル・オタゴの生産者。
ニュージーランドの注目の造り手、ポール・プジョル氏が醸造を手掛けるワイナリー。
酵母は自然酵母のみを使用して発酵。

トップキュヴェである「キュヴェ・オー・アンティポード」は、仏のドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエの醸造長である、フランソワ・ミエ氏がブルゴーニュ以外で初めてコンサルタントを務めたというワイン。これは、ワインメーカーのポール・プジョル氏が、実際にヴォギュエの2009年ヴィンテージを手がけ、以来、フランソワミエ氏と親交があるため。

本丸ともいえる「キュヴェ・オー・アンティポード 」はニュージーランドのピノノワールとしては高額で、約1.8万円。このくらいの価格帯となるとパッと「ベルヒル」あたりも思い浮かびますね。

ということでプロフェッツ・ロック キュヴェ・オー・アンティポード 2018です。


■プロフェッツ・ロック キュヴェ・オー・アンティポード 2018
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1.8万円

香りは、バラのような花、チェリーのような赤系の果実み。
ムスクのような官能的な香り。スミレっぽさ。


口に含むと、チョコに近い樽香がしっかりとあります。
味わいに甘さはなく、ローストしたような木質的な香り。
また、シダーウッド系の香りがあります。ビターな、ローストした炭っぽい樽使い。
肝心の酸はどちらかというとやわらかい作りだと思います。

その後、キャラメルのような樽香が残ります。
旧世界、とは答えず、新世界っぽいと率直に思います。


余韻にも、スミレのような紫系の花の香り。ムスクのような官能的な香りが残ります。
テクニカルがわからんので、間違えてたら恥ずかしいのですが、全房感が強いのか?スミレっぽい香りが強め。

やや抽出が濃く、少なくとも「淡い・繊細」というよりは「豪華で派手」という言葉の方が似合います。タンニンもキュッと締まる感覚があります。


よくも悪くも、なめらか・流れるような印象を有したニュージーランドっぽくはありません。
タイトで締まりがある、ドライな作りなピノノワールだと思います。


ということで、たぶんですが、これ寝かせたほうがいいなぁ。
なんか力を持て余してる感あるピノ、という印象です。
念願のワインでしたので確認できたのはすごく良かったです。



2018 キュヴェ オ アンティポード プロフェッツ ロック 正規品 赤ワイン 辛口 750ml Prophet's Rock Cuvee Aux Antipodes


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プロフェッツ・ロック ヴァン・ド・パイユ 2019をテイスティング

ニュージーランドのワインです。
プロフェッツ・ロック ヴァン・ド・パイユ 2019をテイスティングしました。

ニュージーランド、セントラル・オタゴの生産者。
ニュージーランドの注目の造り手、ポール・プジョル氏が醸造を手掛けるワイナリー。
酵母は自然酵母のみを使用して発酵。

トップキュヴェである「キュヴェ・オー・アンティポード」は、仏のドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエの醸造長である、フランソワ・ミエ氏がブルゴーニュ以外で初めてコンサルタントを務めたというワイン。これは、ワインメーカーのポール・プジョル氏が、実際にヴォギュエの2009年ヴィンテージを手がけ、以来、フランソワミエ氏と親交があるため。

本丸ともいえる「キュヴェ・オー・アンティポード 」はニュージーランドのピノノワールとしては高額で、約1.8万円。このくらいの価格帯となるとパッと「ベルヒル」あたりも思い浮かびますね。


ということで、前々から気になっていた生産者です。
輸入元はGRNさんです。

プロフェッツ・ロック ヴァン・ド・パイユ
9,500円のヴァンドパイユ(わらの上で乾燥するワイン)です。


熟成は13カ月オーク樽で行い、その間澱引きはしないようなことが書いてあります




■プロフェッツ・ロック ヴァン・ド・パイユ 2019
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香りはスイートコーンのような豊かな樽香
甘香ばしい香りが立ちこめます

樽熟成したヴァンドパイユ
という点で非常に面白い立ち位置に思えます。


果実味は桃やアプリコット。
コーンスープのような塩味を覚えるような樽香。

口あたりは柔らかです。
酸も優しく、後味に残るアルコール感は少なめ。
香りは「樽の効いた白」なのですが、口当たりが重すぎない。
ソーテルヌのようにどっしりとした重厚感はなく、後味ほどストローワイン的らしい軽やかな甘さがあるのが魅力です。


余韻にも樽の香ばしい香りが残ります。


樽の効いたデザートワイン、
というのをそもそも飲んだことがなかったのですが
面白いですね。


なにぶんピノとシャルドネの著名どころなわけで、
期待値が高まるのですが、このピノグリのヴァンドパイユは当方には「意外性」のあるものでした。


参考になった試飲でした。



ワイン 甘口 白ワイン2019年 ヴァン・ド・パイユ [ハーフボトル] / プロフェッツ・ロック ニュージーランド セントラル・オタゴ 375ml

売り切れてますが、日本入荷は100本くらいだったそうです
(エノテカさんのページ参照)



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ベルヒル・シャルドネ 2014をティスティング

タカムラワインハウスさんの実店舗で有料試飲です。
ニュージーランドのワインです。
ベルヒル・シャルドネ 2014をティスティングしました。





ニュージーランドの南島、カンタベリーに位置するブティックワイナリー。
マルセル ギーセン氏とシャーウィン・ヴェルドゥイツェン氏の夫婦により1997年に設立。

土壌はチョークが取れると言う石灰質。生産量がごくごく少量であり、シャルドネは1樽、ピノノワールは5樽というレアワインの一つ。




この記事では、タカムラワイン&コーヒーさんでのワインの試飲の機械「エノマティック」にて試飲をしています。

別途試飲の機械専用のカードが500円/枚をレジで購入し、金額をチャージするスタイルです。
一度購入すれば、1,000円単位で
ICカードのように繰り返し金額がチャージできます(他店併用不可)

店舗の場所と、現状の試飲リスト・金額は以下からご確認ください
TAKAMURA Wine & Coffee Roasters

※掲載されている試飲可能な銘柄は、更新されていたりされていなかったりします。
あくまでも大まかな目安としてご参考いただくのが良いかと思います





■ベルヒル・シャルドネ 2014
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色調は透明感のあるレモンイエロー。

香りは若干還元的。
獣のような動物的なニュアンスが主張的。

小麦のような香ばしい要素が先行し、
次いで、リンゴのような酸味、桃や洋なしのような果実み。

口に含むと流れるような口当たり。
小麦・ポン菓子のような香ばしい要素の他、

香りで感じたリンゴのような果実みを主体に、
ポン菓子のような香ばしい香り、桃のような果実みなどがしっかりと感じられます。

やや酸が前に出た作りで、リンゴ+レモンっぽさ。
鉱物的な要素は少なく、ニュージーランドらしい流れるような口当たり。

酸、香ばしさ、ほろ苦さそれぞれは均整がとれていて嫌みなところがありません。

余韻は小麦、ポン菓子、リンゴのような果実みが残ります。


依然として、若々しく、ほろ苦さ、酸ともに主張があります。
一方で、口当たりだけ言えば、あまりミネラリティがないのが気になります。
流れるような・やわらかいという所はあるものの、
今後発展していくには支えるものがもう一つ欲しいかなぁ。

飲み頃としてはあえてこのくらいのタイミングで行くのが良いのかも。
なめらかでニュージーランド「らしい」ワインだったと思います。

参考になった試飲でした。



シャルドネ [2016] ベルヒルBellhill Chardonnay

16年ヴィンテージはざっくりこのくらいのお値段。


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