ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

フランス・ブルゴーニュ

ドメーヌ・エレスティン・マッツィニ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2020をテイスティング

フランスのワインです。
ドメーヌ・エレスティン・マッツィニ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2020をテイスティングしました。

ドメーヌ・エレステン=マッツィニは、フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区のジュヴレ・シャンベルタン村に本拠を置く生産者。家族経営の歴史を持つエレステン家のフロランス・エレステンと、シャンパーニュ地方出身のシモン・マッツィニによって、2012年に現体制がスタート。若い感性と伝統が融合した、精緻でモダンなワイン造りを志向する。農法は有機栽培を採用し、2018年にエコセール認証(ECOCERT)を取得。畑仕事を重視し、自然酵母発酵、低温マセレーション、必要最小限の抽出といったナチュラルな醸造アプローチを実践。生産量は非常に少なく、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニなどに優れた区画を持ち、ミクロクリマを忠実に表現する造り手として注目されている。

ドメーヌ・エレステン=マッツィニ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2020は、自社畑および契約農家の区画から収穫されたピノ・ノワール100%。手摘み収穫後、除梗率約70%で醸造。天然酵母にて発酵、マセレーションは低温スタート。フレンチオーク樽(新樽比率約20%)で約12か月間熟成。無清澄、軽いフィルタリング後に瓶詰め。


■ドメーヌ・エレスティン・マッツィニ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2020
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色調はかなり濃いルビーレッド。
ピノ・ノワールとしてはしっかりとした色付きで
グラスを傾けると力強いエネルギーを感じさせる。

香りはかなりゲイミーで、毛皮や動物的なニュアンスがしっかりと立ち上がる。ロースト香も感じられ、そこにチェリーやプラムといった熟した果実の香りが重なる。香りの時点で、比較的しっかりと抽出されたワインであることが伝わってくる。クラシカルなブルゴーニュとは少し異なる、豊かで温かみのあるトーン。

味わいも同様に濃いめ。チェリーやプラムといった赤黒系果実の凝縮感があり、そこに毛皮のようなムワッとしたワイルドなニュアンスが重なる。酸は比較的穏やかで、口当たりに温かみがあり、少しキノコ香を伴う複雑さも見せる。タンニンもピノ・ノワールとしてはしっかりと感じられ、抽出の強めという印象がある。

余韻は中程度。派手すぎず、果実と土っぽさがじんわりと残る心地よいフィニッシュ。

全体を通して、ガメイ(ボジョレー的)とシラー(クロエミ的)とピノを足して3で割ったような、豊かな果実味とピュアさが共存したスタイル。力強さと繊細さの両方を感じさせる、飲みごたえのある一本と感じました。




ベンジャミン・ルルー サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ レ・オー・ジャロン 2013をテイスティング

フランスのワインです。
バンジャマン・ルルーサヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ レ・オー・ジャロン 2013をテイスティングしました。


バンジャマン・ルルーは、ブルゴーニュ地方ボーヌ出身の醸造家。​
15歳でボーヌのリセ・ヴィティコールに入学し、ニュージーランド、ボルドー、オレゴンなどで経験を積んだ後、24歳でポマールのドメーヌ・コント・アルマンの醸造責任者に就任。​2007年に自身のネゴシアン・ブランドを設立し、2014年からは自社ドメーヌに専念。​現在、約8ヘクタールの自社畑と約20ヘクタールの契約畑を管理し、ビオディナミ農法を実践。​契約農家とは長期的な関係を築き、収穫日や収量などを自ら管理。​ワイン造りでは、白ワインは全房圧搾し、自然酵母で発酵。​赤ワインはヴィンテージやキュヴェに応じて0~80%の全房発酵を行い、12~22か月間、主に樽で熟成。​新樽比率は最大30%。​清澄や濾過は必要に応じて最小限に抑え、SO₂の使用も控えめにしている。​彼の哲学は、テロワールの個性を尊重し、自然と調和したワイン造りを目指すこと。

「サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ レ・オー・ジャロン 2013」は、ピノ・ノワール100%の赤ワイン。​畑はサヴィニー・レ・ボーヌ村の南部に位置し、砂質で水はけの良い土壌。​1980年代初頭に植樹されたブドウを使用。​収穫後、選果台で選ばれた最良の房を5~10%全房のまま使用し、15日間のマセラシオンを実施。​自然酵母で発酵後、300Lのフレンチオーク樽(新樽10%)で18か月間熟成。​清澄・濾過は行わず、テロワールの特徴を表現したワイン。

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グラスに注ぐと、まずチェリーやラズベリー、あんこ、フランボワーズといった赤系果実の甘やかな香りが広がる。全房発酵由来の青みを帯びたニュアンスもしっかり感じられ、茎やスパイスのような香りがアクセントになっている。時間がたつと、さらに複雑な広がりを見せ、自然と顔を近づけたくなるような立ち上がり。

口に含むと、酸は穏やかで、尖った印象はない。ラズベリーやフランボワーズのジューシーな果実味がじんわりと広がり、そこに古樽由来のやさしい木の香りが重なる。ムスクを思わせるふわっとした香りも漂い、全体にしなやかさがある。ラズベリーやいちごのような柔らかい果実感と、茎のようなナチュラルなニュアンスが絶妙に溶け合う。さすがにおいしいなぁ、と素直に思えるまとまり。

余韻には、古樽のやわらかな木の香りと、熟成を経た甘みのある果実感がじんわりと続く。ヴィンテージの経過による角の取れた丸みが心地よく、酸と果実がきれいに一体化している。
静かに満たされるような深みを感じる仕上がりのいいワインでした。


バンジャマン ルルー サヴィニ レ ボーヌ ルージュ 2019 Benjamin Leroux Savigny les Beaune Rouge フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

2019ヴィンテージです

ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレー サヴィニー・レ・ボーヌ ブラン 2019をテイスティング

フランスのワインです。
ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレ サヴィニー・レ・ボーヌ 2019をテイスティングしました。


ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレは、フランス・ブルゴーニュ地方に本拠を置く名門ドメーヌ。1999年、ボワセ・グループによって設立され、複数の歴史ある畑を統合する形で誕生。グラン・クリュからヴィラージュクラスまで、幅広いアペラシオンを擁し、全体で40ヘクタール以上の自社畑を所有。栽培はビオディナミ農法を全面的に導入し、テロワールの個性を最大限に引き出す哲学。手摘み収穫、徹底した選果、自然酵母による発酵を基本とする伝統的なスタイル。熟成は主にフレンチオーク樽を用い、新樽率や熟成期間をキュヴェごとに細かく調整。クリーンで透明感のある果実味と、エレガンスを重視したワイン造り。ブルゴーニュにおけるビオディナミ実践の先駆者としても知られる存在。


シャルドネ100%で仕立てられた白ワイン。サヴィニー・レ・ボーヌ村に位置する自社畑のブドウを使用。オーガニック農法(Ecocert認証)およびビオディナミ農法による栽培。収穫はすべて手摘みで実施。自然酵母による発酵後、フレンチオーク樽(新樽率22%)で16か月間熟成し、さらにステンレスタンクで2か月間の調整熟成。


■ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレ サヴィニー・レ・ボーヌ 2019
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グラスから立ち上がるのは、ポン菓子やバニラの甘い香り。そこに洋梨やレモンのような爽やかな果実香が重なり、どこかふんわりとした優しい雰囲気が漂う。ベビーパウダーを思わせる、ほんのりとしたパウダリーなニュアンスもあり、清楚な印象をまとった香り立ち。

味わいは、きりっとした酸が軸になっていて、苦みはほとんど感じない。レモンタルトや洋梨タルトのような、やわらかい甘酸っぱさがふんわり広がる。そこにバニラやポン菓子のニュアンスが重なり、白桃や洋梨を思わせる、みずみずしくも上品な果実感が続く。線が細めで、繊細なタッチ。それでいて果実の輪郭はしっかりしていて、涼しげな酸が全体を引き締める。素直に「おいしいなぁ」と思える、やさしく寄り添うタイプの味わい。

余韻もなかなか長い。芯のある酸が余韻を支え、清楚な印象を最後までキープしてくる。線は細いが、余韻の伸びやかさには品の良さがある。涼しい産地の空気をそのまま瓶に詰めたような、透明感のある一本。とてもおいしかったです。

ドメーヌ・ラ・スフランディーズ マコン・フュイッセ ル・ロンテ 2021を飲む

フランスのワインです。
ドメーヌ・ラ・スフランディーズ マコン・フュイッセ ル・ロンテ 2021を飲みました。

二コラとフランソワーズのムラン夫妻が経営する、家族経営の小さなドメーヌ。元詰めを開始したのは1986年。葡萄畑はすべてフュイッセ村にあり、総面積は7haで、およそ20ヶ所に細かく点在。その内の2区画がA.O.C.マコン フュイッセで、残りはすべてA.O.C.プイイ フュイッセのエリア。
葡萄栽培はリュット レゾネ(減農薬栽培)。ラインナップは全て白ワイン。

こちらのワインは、六本木のワインバーやどり葉さんで飲みました。

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香りは洋なしやグレープフルーツのような果実み。
フレッシュな香りが主体。

口に含むと、洋なし、グレープフルーツ。
熟したリンゴや若干酸化熟成のニュアンス(べっこう飴のような香り)があります。
苦味は弱く、後味に蜜リンゴのような香味が広がります。

余韻は長く、蜜リンゴのような香り。
塩味も相まって、コーンスープのような香味が感じられます。

苦味も少なく、果実みがあります。
一見樽香が効いていると思ったので、メモにも「樽香」と書いていたのですが、ノンオークらしいです。まじか。総じてふっくらとした肉厚な印象を受けるワイン思えます。

値段対比でも納得感があるワインに思えました。



【ブルゴーニュワイン】【白ワイン】マコン・フュイッセ ル・ロンテ 2021 ドメーヌ ラ スフランディーズ[フランス][辛口]

麦ちゃん評価4.3点です。


ブリュノ・クレール マルサネブラン 2019をテイスティング

フランスのワインです。
ブリュノ・クレール マルサネブラン 2019をテイスティングしました。

20haを超えるドメーヌ。1979年にブリュノ・クレール氏が設立。
リュット・レゾネ(減農薬)に切り替え。それ以来現在にいたるまで最小限の有機肥料をする生産者。
本日はマルサネブラン。シャルドネ80%、ピノ・ブラン20%。リュット・レゾネ(減農薬農法)、平均樹齢26年。発酵はステンレスタンク、野生酵母使用。熟成はオーク大樽&小樽。


■ブリュノ・クレール マルサネブラン 2019
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該当ヴィンテージは5千円くらいでしたが、最新ヴィンテージは7千円くらい。

香りはポップコーンや
焦がしたキャラメルのような樽香を感じます。
果実はリンゴや洋なし。塩味も感じられるように思います。

味わいは洋なしカスタード。
酸とほどよい塩味と相まって複雑さがあります。
熟したリンゴのような香ばしいニュアンス。
樽香と相まって複雑さが感じられます。

ドライな味わいで、若干グレープフルーツ。
若干、味わい全体が弛緩的なのが気になりますが
一定にボリュームがあり、余韻も長いです。

リンゴ、洋なし、ブリュレ、カスタード。
なんやかんやでフランスはおいしいですね。
若干、酸化ニュアンスが強めのように思えますが
それもバランス良く感じてしまいます。

お値段なりにさすがのワインと思いました。



【クール配送】ドメーヌ・ブリュノ・クレール マルサネ・ブラン [2021]750ml (白ワイン)

飲んだのは2019ですが、2021を貼っておきます。

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