ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

フランス

レ・テュイル・ブルー ヴィエイユ・ヴィーニュ 2022をテイスティング

フランスのワインです。
レ・テュイル・ブルー ヴィエイユ・ヴィーニュ 2022をテイスティングしました。

ドメーヌ・レ・テュイル・ブルーは、南フランス、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ルベロン自然公園の麓、コミューン・サンヌに拠点を置く家族経営ドメーヌです。創業は1970年代末とされ、父レイモン・ラフォレストがワイン造りに転身しました。現在はセリーヌ・ラフォレストが中心となり、12ヘクタール程の敷地内に畑と森林を併設し、生物多様性の維持と自然環境との共生を基本スタンスとしてワイン造りを展開しています。畑は手摘み収穫を基本とし、使用するブドウ品種にはグルナッシュ、シラー、カベルネ・フラン、そしてユニ・ブランも含まれています。

醸造においてはろ過・清澄を行わず、添加物使用を最少化(SO₂添加無しまたは微量)という自然派手法を採り入れ、2020年代には「Vins S.A.I.N.S」等自然派認証にも属しています。

圃場は年間収量15〜20hl/haと低収量を維持し、手作業と自然環境保全を重視する小規模生産者として評価されています。

このようなスケール感と明確な自然派志向が、ユニ・ブランを中心にした白ワインやロゼ、赤ワインまで幅広く展開しつつも、ひとつひとつに個性を宿すドメーヌとしての地位を確立しています。

本日のユニ・ブラン 2022は、ユニ・ブラン100%仕様です。
畑は自然農法・手摘み収穫が前提で、醸造には清澄やろ過を行わず、無添加に近い状態での仕上げを特徴としています。


■レ・テュイル・ブルー ユニ・ブラン 2022
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7千円くらいです。

香りはマスカットやムスクがまっすぐに立ち、アプリコットの柔らかい甘さも重なる印象です。
果実の厚みとナチュラルなトーンがはっきりと感じられます。

口に含むと、残糖をうっすらと感じつつ、マスカットやアプリコット、洋梨の果実味がしっかり広がり、酸もきれいに存在感を出しています。

甘みと酸の両方が自然に溶け込み、飲み心地がよいタイプです。

余韻にはスパイスが少し残り、果実の甘さと混ざりながらじんわり続く印象です。

全体として旨みと凝縮感がしっかりあり、わずかな残糖があっても単調にならず、複雑味も備えた良質なナチュラルワインという仕上がりです。

バランス・長さ・強さ・複雑さのすべてが素直に良く
とてもよいナチュールと感じました。


ドメーヌ・ピエール・ガイヤール コンドリュー 2023をテイスティング

# フランス ドメーヌ・ピエール・ガイヤール コンドリュー 2023をテイスティング

フランスのワインです。
ドメーヌ・ピエール・ガイヤール コンドリュー 2023をテイスティングしました。

北ローヌの実力派「ドメーヌ・ピエール・ガイヤール」。

当主ピエール・ガイヤールは1980年代初頭にマルルヴァルの区画「クロ・ド・キュミナイユ」を取得・植栽し、ドメーヌを本格始動しました。

のちにバニュルス(マドロック)やフォジェール(コットブリュヌ)でも拡張し、現在は合計約70ha超の自社畑を擁する生産者です。

急峻な花崗岩土壌の区画を中心に、手収穫と区画ごとのていねいな醸造を軸に、果実の純度と洗練を前面に出すスタイルとなっています。

ローヌの凝縮感に、繊細さとエレガンスを重ねる設計です。

1981年植栽開始の「クロ・ド・キュミナイユ」に象徴される、テロワール尊重の畑づくりときめ細かな温度・衛生管理を併走させる現場主義を貫いています。

コンドリューやコート・ロティ、サン・ジョゼフをはじめとする北ローヌ主要AOCで、区画個性を素直に表現するレンジを展開する生産体制です。

本日のドメーヌ・ピエール・ガイヤール コンドリュー 2023は、品種はヴィオニエ100%です。

花崗岩由来の砂質土壌を主体に、南寄りの区画を選抜しています。

収穫は手摘み。樽で発酵・マロラクティックを行い、新樽約10%比率で7〜8か月熟成しています。

熟成中は週1回のバトナージュを実施しています。

瓶詰前の管理を含め、区画ごとのロットを精査しブレンド構成を決定する醸造設計となっています。


■ドメーヌ・ピエール・ガイヤール コンドリュー 2023
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香りはジャスミンや白い花の華やかな香りに
紅茶入りクッキーのような甘やかなニュアンスが重なる立ち上がりです。
アロマの広がりはしっかりしていて、品種らしい気品と存在感が明確に感じられます。

口に含むと、洋梨や白桃の柔らかな果実が中心にあり
そこに一定の酸が全体を引き締める構造です。
紅茶クッキーのような甘香ばしさがアクセントとして残りますが
味わい自体はドライで端正です。
要素の重なり方にまとまりがあり、全体のバランスがよく感じられます。

余韻はスパイス、ムスク、麝香、紅茶、洋梨がゆっくりと続く長い余韻です。

グレープフルーツを思わせる軽いビターさと
果実の充実感が後半にかけて残り、伸びのある後味となっています。
香りの華やかさと果実の落ち着きが共存するスタイルです。
複数の要素が層を成し、奥行きが感じられる一方で、香りの強さも十分にあり、長い余韻が続く仕上がりです。

品種の個性を素直に表現した、美しくエレガントなコンドリューと感じました。

参考になった試飲でした。


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ドメーヌ ユエ ヴーヴレイ ル オー リュー ドゥミ セック 2022をテイスティング

フランスのワインです。
ドメーヌ ユエ ヴーヴレイ ル オー リュー ドゥミ セック 2022をテイスティングしました。

1928年、ヴィクトール・ユエと息子ガストン・ユエにより設立された、フランス・ロワール地方ヴーヴレイに位置するワイナリー。​所有する30ヘクタールの畑は、ル・オー・リュー、ル・モン、クロ・デュ・ブールの3区画から構成され、すべてシュナン・ブラン種を栽培。​1990年よりビオディナミ農法を導入し、1993年に認証取得。​2003年以降、アメリカ人実業家アンソニー・ファンが所有し、現在はサラ・ファンとベンジャミン・ジョリヴォーが運営。​ワインは、スパークリング、セック、ドゥミ・セック、モワルーなど多様なスタイルで生産され、長期熟成能力とテロワールの表現力で世界的に高評価を獲得。​特にル・オー・リューは、深い褐色の粘土質土壌と黄色のトゥフォー石灰岩の母岩を持ち、豊かな果実味とフレッシュさが特徴。​ワイナリーは、品質へのこだわりと伝統的な手法を重んじ、ヴーヴレイの名声を築いた代表的な生産者。

2022年ヴィンテージは、9ヘクタールのル・オー・リュー区画のシュナン・ブランを使用。​収穫は9月8日から6週間にわたり実施。​発酵は温度管理された古いオーク製ドゥミ・ミュイ樽およびステンレスタンクで行い、マロラクティック発酵は基本的に行わず。​残糖は約18g/L、アルコール度数は13%。​ビオディナミ農法に基づく栽培と醸造。


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色調は、やや濃いめのレモンイエローで、イエローのニュアンスがはっきりと出ている。
グラスに注いだ瞬間から、光をよく反射し、鮮やかな印象を受ける。

香りには貴腐ワインを思わせるような甘く芳醇なニュアンスが立ち上がり、ワックスのような香りも。
ハニーサックル(スイカズラ)や熟した洋梨、白桃のようなフルーツ感が豊かで、香りだけでもしばらく楽しめるほどのボリュームがある。

味わいも非常に華やかで、ハニーサックルや蜂蜜漬けのフルーツを連想させる甘やかさが広がる。まるで洋梨や白桃を砂糖や蜂蜜に漬け込んだような印象。とにかくリッチで丸みがあり、お菓子のような味わいが心地よい。例えるなら「蜂蜜をたっぷりかけたふわふわのパンケーキ」に近い甘美さがある。アルコールの厚みもあり、ただ甘いだけでなく、構成感もきちんとある。

余韻は非常に長く続き、蜂蜜や白い花のニュアンスが口中にふわりと残る。最後にミネラル由来と思われる鉱物的な引き締まりがあり、花梨やスパイスを思わせる風味が重なる。総じて、非常に完成度の高い一本で、素晴らしいワインでした。


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トゥッティ フルッティ ド ステファン 2020 レ ヴァン ピルエットをテイスティング

フランス素のワインです。
トゥッティ フルッティ ド ステファン 2020 レ ヴァン ピルエットをテイスティングしました。

レ・ヴァン・ピルエットは、フランス・アルザス地方を拠点とするナチュラルワインの共同プロジェクト。中心人物はクリスチャン・ビネールで、彼の理念に賛同する複数の若手生産者とともに活動。アルザス各地の小規模なビオディナミ栽培者たちが参加し、それぞれの個性を生かしたワイン造りを目指すスタイル。栽培は有機またはビオディナミ農法を徹底し、化学薬品を一切使用しない自然なアプローチ。醸造は極力人的介入を避け、野生酵母による自然発酵、無清澄・無濾過を基本とする。酸化防止剤(SO2)は必要最低限にとどめ、ワイン本来の生命力を引き出すスタンス。アルザスらしいミネラル感と自由な果実味を両立させ、土地と造り手の個性を素直に表現するワインを生み出すプロジェクト。

ゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノ・グリ、オーセロワ、ピノ・ブラン、ミュスカを使用したナチュラルワイン。アルザス地方の複数区画からビオディナミ栽培のブドウを手摘み収穫。発酵は自然酵母のみを使用し、ステンレスタンクで低温管理。無清澄・無濾過、SO2添加は極小限。フレッシュで華やかな果実感を生かした設計。

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グラスから立ち上がる香りは、かなり自然派らしい印象。まずオレンジやライチのフルーティな香りがぱっと広がり、そこにジンジャーのスパイシーなニュアンスが重なる。ほんのり石けんのようなフローラルな香りも感じられ、ナチュールらしい自由な広がりを持つ香り立ち。

口に含むと、まずしっかりした酸がダイレクトに感じられる。レモンのようなシャープな酸味と、ジンジャーのスパイス感が鮮やかに広がる。そこにアプリコットや梅を思わせる甘酸っぱいニュアンスが加わり、きゅっとした酸とほんのり熟した果実のバランスがクセになる。全体的にすっぱくて、でもただ酸っぱいだけじゃない、果実の芯を感じる味わい。

余韻には、ナチュールらしい華やかさと自由な空気感が残る。アプリコットや石けんのような香りがふんわりと続き、派手すぎず、でも個性的な印象をしっかり残していく。カジュアルでありながら、ちゃんと華やかな自然派ワインと感じました。


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ドメーヌジャナス コートデュローヌ ロゼ 2020をテイスティング

産地はローヌ。品種はグルナッシュ、シラー。
場所は銀座のグランマルシェデュヴァンさんの有料試飲です。

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2,970円

香りはチェリーのほか、
グレープフルーツに近く皮のイメージ
少し革製品っぽさも。
ブラックグラスだと白とも間違えそう。

味わいは酸味が穏やか。
チェリー、グレープフルーツ。
香りの印象とほぼ変わらないシンプルな味わい。
若干、塩気を感じるミネラリティがあり
舌にも収斂するようなスパイス感が残ります。

いうまでもなくフードフレンドリーな
タイプのロゼかなぁと思います。

単品というよりはお食事のおともとして
楽しみたいところです。
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