ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

管理人オススメワイン

ムガ リゼルバ 2014を飲む

スペインのワインです。
スペインのリオハ、バリオ・デ・ラ・スタシオンに位置するワイナリー。
1932年の設立で家族経営で現在三代目。畑はリオハ・アルタに位置。

なぜ当方が注目しているかというと、南アフリカワインの評点でおなじみのティムアトキンの「リオハレポート最新版(2018)」でティムアトキン格付け1級。
生産者のジョルジュ・ムガ氏は同レポートでワインメーカーオブザイヤーを獲得。

トップレンジの「ムガ・アロ 2010」は日本では2万円を超える銘柄(現行ヴィンテージは2006ですが売り切れ中)ですが、ティムアトキンMW評99点と突き抜けた評点。

輸入元はジェロボームさん。
参考:ジェロボーム ボガデス・ムガ

本日は日本でも3千円台で買えるリゼルバの2014年。
テンプラニーリョ70%、ガルナッチャ20%、マスエロ、グラシアーノ10%のブレンド。

6ヶ月間伝統的なリオハの木樽の発酵槽で発酵・熟成させ、24ヶ月小樽で熟成。さらに最低12ヶ月瓶熟。


■ムガ・リゼルバ 2014
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輸入元定価は3,600円。
WA91点、ティムアトキンMW94点。


香りは抜栓直後から複雑みがあります。
ボリュームはもう一声ではあるものの、鉛のような香りや墨汁。
新樽のような木質的な香り、チョコレート、コーヒー、プラム。
ローストしたような香りが顕著に感じられます。ややメドック的なテイスト。


口に含むと、新樽を思わせるバニラの香りがありつつ、鉛筆の芯や削り節のような木質的な香り。
チョコレートや焼き菓子。

ローストしたような香りが軸にありつつも、樽からきているであろうバニラの香りが乗って柔らかい印象が在ります。

ボディ感は重くなく、中庸なスタイル。芯のような硬質感が感じられるため、軽すぎないバランス感があります。
スパイスのイメージ、クランベリーのような酸味、チョコのようなビター感がバランスよく整っています。


余韻にはバニラのような香り、クランベリーのような酸が残ります。




うーん、うまい。


重すぎず軽すぎず、均整がとれた1本。
抜栓した直後はどこかチリっぽいゴムみたいな香りもあるような気がしますが、次第にローストしたような燻した本格的な香りに成り代わるので違和感もありません。わずかにカビっぽい香りも感じられ、メドック的なスタイル。


定価は3千円半ばというところではありますが、楽天内の某所が税込みアンダー3千円で買えるということでこれはお値打ち。
なんやかんやで2本飲んでいて、若干ボトル差あるのかなぁという気もしますが、それでも十分OKでしょう。


上位レンジも試したいところです。
うきうきさんが妙に安いので、もうちょっとこのリゼルバが他店でも安くならないですかねぇ…。


抜栓直後からノリが良いということもあり、活躍の場も多いはず。
これは良かったです。13年はスペインリオハのダメダメヴィンテージとのことで、地味に14年に切り替わるまで待っていたのですが、予想が当たりました。これは買い。

管理人おすすめワインに加えさせていただきます。



ムガ リセルバ 2014 ボデガス ムガ 正規 赤ワイン 辛口 フルボディ 750ml (ムガ・リセルバ)Muga Reserva [2014] DOC Rioja Bodegas Muga

最安はこちら。2千円台ならばまだリピート買いしたい。


オススメ記事一覧


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⇒「南アフリカのワイン」がすごい!おすすめの南アフリカワインと定番銘柄




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いまおすすめしたいワインまとめ

端的なタイトルですが、直近(18年終わりごろ~近々)までで
「うまい!!!」と思ったワインまとめです。記事に追い付いてないものもあるのですが、ご了承ください。





2千円台 赤ワイン ボタニカ ビッグフラワー カベルネフラン 2015

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鉛筆のような香りがあって、気品のある2千円台赤ワイン。
ブドウ品種はカベルネフラン。硬派な感じの味わいです。割と鉛筆の香りが前に出ていて、グレネリーのカベフラが刺さる感じの人にはおすすめしたいところ。グレネリーはコテコテビターで硬派ですが、もうちょっと軽め…というかライトな感じなので飲みやすいとも思います。

それとなくトマトみたいな酸味があるので、ピザとかトマトソース効いた食べ物と合うんじゃないだろうか。

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ボタニカ ビッグ・フラワー カベルネ・フラン 2015 Botanica Big Flower Cabernet Franc 【南アフリカワイン】


アフリカーさんの直輸入ワインです。






3千円台 白ワイン クリスタルム ジ・アグネス シャルドネ 2017

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ブルゴーニュといわれて出されても何ら疑う余地ない高品質・かつ正統派の白ワイン。
17年ヴィンテージが異様に出来が良いです。おすすめ。


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クリスタルム ジ アグネス シャルドネ CRYSTALLUM The Agnes 2017


クレイシェールズが~とか嘆いていても出てきません。
まずは潤沢にある(であろう)ジアグネスを飲むべし。クレイシェールズとはタイプも違うので、飲み比べる楽しみもあります。







3千円台 白ワイン クラインザルゼ ファミリーヴィンヤード シュナンブラン

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うまい。


某所で「ぼくぅ~最近樽が効いたやつぅ~あんまり好みじゃなくなってきたんですよね~」とかカッコつけているときに飲ませたもらってクソ美味かった樽コテコテのシュナンブラン。

「(うわ…樽効いててうま…これ…ケースで買いたい…)」
と思ったのは内緒です。

ふっくら系でモンブランっぽい感じの甘い香りが漂うシュナンブラン。
人によっては果実味が~とか凝縮感が~とかあるかもしれないですけどそんなのはどうでもいいのさ。


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クラインザルゼ ファミリーリザーブ シュナンブラン 2016【南アフリカワイン】Kleine Zalze Family Reserve Chenin Blanc (ただ今お取り寄せとなります)


お取り寄せだそうです。だよねぇ。そもそも入荷本数限られているとのうわさ。店主に言って確保してもらってください。




2016 ファミリーリザーブ シュナンブラン 生産者 クライン ザルゼ【白ワイン】【南アフリカ】

楽天在庫もヴァンヴァンさんが売り切れたり、地味に皆さん気が付いていたようです…




【南アフリカワイン】【白ワイン】ジョーダン シャルドネ 2017[辛口]

たとえが下手ですけど、ジョーダンとか



ベリンガム バーナード・シリーズ シュナンブラン "オールド・ヴァイン" コースタル・リージョン [2017] (正規品) Bellingham Bernard Series

ベリンガムバーナードシュナンブランとかが好きな人には刺さりそう。
とはいえ、この2本の最新ヴィンテージは私まだ飲んでないので過去のヴィンテージ基準ですが。すみません。







4千円台 赤ワイン ノーデ・オールドヴァイン サンソー 2015

ノーデ・ワインズ オールドヴァイン サンソー 2015


ブドウ品種はサンソー。ピノノワール種のように淡い抽出で薄うまエレガントに仕上げている1本。
普段と違うタイプの赤ワイン。ワインを飲みなれている人におすすめしたい1本。



【南アフリカワイン】【赤ワイン】ノーデ・オールドヴァイン サンソー 2015[ミディアムボディー]







5千円台 白ワイン デイヴィッド&ナディア アリスタルゴス 2016

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南アフリカの数ある若手生産者の中でも、デイヴィッド&ナディアは注目株の一つ。ティムアトキンMWによる南ア格付けでは第1級に君臨。年々その評価が上がっている生産者です。
アプローチは比較的低アルコールで、ピュアなワインの作り方をしています。

アリスタルゴスはシュナンブラン、ヴィオニエ、ルーサンヌ、クラレットブランシュ、セミヨンのブレンド。シュナンブランは1966年植樹。葡萄はスワートランドのパールダバーグの南側斜面の12の畑からの買い付け。

輸入元定価は5,000円。2016年ヴィンテージはティムアトキンMW評96点。


個人的に昨年末に記事にした
2018年とても良かったワインまとめ 5千円前後価格帯
でも選ばせていただいたワインです



【昨年2018年麦ちゃんがベストワインとして選んだワイン!】デイビット&ナディア アリスタルゴス 2016[辛口]

ヴァンヴァンさん自体あまりセールをやらない印象ですが、他所含めて最安値級かと思います。
2018年ヴァンヴァン麦ちゃんが選ぶベストワインとして選出。麦ちゃん評価4.5点(至高のワイン)







3千円台 赤ワイン ボデガス プロトス プロトス27 2015

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またどうせ南アばかり…とか言われてそうなので、そろそろ他産地にいきましょう。
市場は14年ヴィンテージですが、私が飲んだのは15年。
プラムとかカシスなどの重めに果実味にスモーキーな香り。
ちょっと古樽みたいな香りがあって風格あります。これいいですよ。バランス型の赤。


プロトス27[2015] ボデガス プロトス(750ml)赤※同一ワイン12本以上で3%現金割引します








5千円台 赤ワイン マッツェイ フォンテルートリ フォンテルートリ カステッロ キャンティ クラシコ グラン セレツィオーネ

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このブログではあまり触ることのないイタリアの「うまい!」と思ったワイン。
高額帯ではあるのですが、赤系の果実味が感じられて全体的にエレガントなつくり。
ちょっと茎っぽさや酸を豊かに感じるものの、相まってきれいでスマート。カッコいい感じの赤です。


フォンテルートリ カステッロ キャンティ クラシコ グラン セレツィオーネ[2015] マッツェイ フォンテルートリ(750ml)赤※同一ワイン12本以上で3%現金割引します








白ワイン ムツヴァネ・クヴェヴリ・ワイン 2016

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ジョージアのオレンジワイン。ムツヴァネ100%。

革製品、ユーカリ、クローヴみたいなハーブ香が主にありつつも、せっけんのようなフローラルな香りが感じられます。難しいワインや変化球がお好きな方に。

グラスでゆっくりのみたい!すごみ!!」とか間の抜けたMEMOが残されていたので、よほど刺さった感じみたいです。はい。








2千円台 白ワイン マカシヴィリ・ワイン・セラー ツカツィテリ 2016

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これもジョージアのオレンジ。せっけんとかライチとかマスカットみたいな香り。
なんでかわかりませんが、ワックスみたいな舌触りなどが顕著にあって飲みごたえあり。
おなじく難しいワインや変化球がお好きな方に。
これが2千円台は脅威です。オレンジワインに俄然興味が湧く1本。


マカシヴィリ ワイン セラー ムツヴァネ 2016 ヴィジアニ カンパニー (オレンジワイン) ジョージア産ワイン 辛口 ワインMakashvili Wine Cellar Mtsvane [2016] Vaziani Company










赤ワイン ヴィラフォンテ シリーズC


定価1万円級なので「そりゃうまいだろう」という気もするのですが…。
輸入元さんが試飲の6時間前に抜栓&ダブルデキャンタしてくれたものを出してくれてましたが、こりゃうまかったです。どっひゃー。ガツーンと鉄みたいな鉛みたいな香りが軸にあって、ボルドーというよりは高いニューワールド的な印象のワイン。飲むときの運用が難しそうですが、さすがの出来でした。うまい。


【南アフリカワイン】【赤ワイン】ヴィラフォンテ シリーズC 2016[フルボディー]


ご紹介でした。


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2018年印象に残ったワイン 高額帯

最後です。高価格帯のワイン。具体的には6千円以上のビリビリッときたワインです。
実際にこうなってくると飲むタイミングとかにもよると思うので深く考えず選出しています。






サディファミリーワインズ コカブーン 2016

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南アフリカの上位生産者です。やっと魅力がわかってきた南アのイーベンサディが手掛ける白。

果実の凝縮した感じ、古樽のニュアンス。うまみと目の詰まった感を感じられる1本。
サディのワインは総じて地味です。樽感がかなり抑えてあるので、最初の「うぉ!」って来るインパクトがないのですよね。良さがわかるまで3年くらいかかりました。すっぴん美人。

ティムアトキン98点




AAバーデンホースト ラーイグラス グルナッシュ 2017

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おなじく南アフリカの上位生産者。

「早摘み」「グラナイト土壌(花崗岩質)」「古木」の3つの要素から生まれるグルナッシュ。
エレガントで透き通るような、それでいて密度を感じるエレガント系グルナッシュ。

南アフリカのトレンドは間違いなくグルナッシュとサンソーの軽い抽出でフローラルに仕上げたもの。全房の比率を上げるか否かは意外と差があるのでマストではなさそう。

こちらのワインは入手難ですがそれでも納得感ある1本。





ポールクルーバー セブンフラッグスシャルドネ 2015

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まぁほぼ鉄板ですね…。毎ヴィンテージコスパ大賞的な印象のあるワイン。
ポールクルーバー社の中でも古木の区画から生まれるトップレンジのシャルドネ。

日本での実売が7千円位ですが、倍値くらいの価値はあると思います。
シャサーニュ的な豊満なテイストの白。




ブーケンハーツクルーフ ジャーニーマン 2015

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印象に残った枠ということで…10年待ちたかったワインの一つ…

過去記事:【悲報】KOZEうっかり会社の送別会の持ち込みで3万円のワインを取り違え、開ける





シン・クア・ノン ル シュマン ヴェール レレジー グルナッシュ 2015

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まさに「官能的」なという言葉が似合う1本。
血液の様な香り、華やかな果実味、そしてムスクのような香り。
それらが一体となって人の汗のようなエロチシズムすら感じる1本。シンクアノンはすごかった。





サクサム ジェームス・ベリー・ヴィンヤード 2015

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グルナッシュ主体。シンクアノン同様、官能的な印象を感じるワイン。
シンクアノンが赤系の果実味を感じたのに対して、サクサムはこちらの方が紫系の果実や花の印象が強い。

ムスクのような動物的な香りが主になっており、華やかさと相まって蠱惑的な、手招きされるような香りの広がりがある。

さすがはサクサム。これも圧巻。




ベルヒル・ピノノワール 2014

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NZのカルトの堂々たるポジションを確認させてくれたのがベルヒル。
ブラインドならシャンボールミュジニーのプルミエと答えそう。NZらしいみずみずしさに加えて、森のような穏やかな清涼さが感じられる1本。

さすがはベルヒル。入手難なのも納得。




ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム2006

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個人的に、しばしば高額のシャンパーニュにみられる「多層感」や「熟成感」が苦手なので、どっちかというと香ばしい、軽やかなタイプのシャンパーニュが好きです。

余韻の広がりも大きくて、さすがだなぁと感じた1本。





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ということで高額帯のワインでした。一応、ムートン2015とかオーブリオン2015とかもグラスで飲みましたが言わずもがな、硬かったので除外。
大阪在住のころはタカムラワインハウスさんというホームグラウンド的なお店があったので便利でしたが、今後どうお財布事情と相談しつつ、高額帯にチャレンジしていくかなやましいところです。


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2018年印象に残ったワイン 3千円未満

2018年印象に残ったワインです
ネット通販最安等々踏まえ、税込み3千円アンダーで購入できそうなものをチョイスいたします
(いつも参考にさせていただいている、安ワイン道場さんにおける「安ワイン」基準としました)




E.ギガル コートデュローヌ ブラン 2015

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2015年はすごくよくて、トップレンジのギガルのラドリアーヌもWAですごい点を取っちゃったような年。
ちまたを見ると「2015のギガルは低価格の白もすごい」という話だったので、恵比寿で2本3,000円で買いました。

ヴィオニエ主体でとってもきれい。どこかダレないピシッとした感じがあるのはヴィンテージゆえか、大手社の実力か。WA91点獲得しています。


コート デュ ローヌ ブラン[2015]ギガル(白ワイン)

このワインが嫌いって人とは友達になれない気がする。あと、上記リンクのタカムラさんの値段はえらい。




AAバデンホースト セカチュア レッド

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上のギガルの白と一緒に買ったのはギガルのコートデュローヌ赤14年だったわけですが、ローヌ的なシラーなら個人的にはこっちを買いたい、ということでおなじみの南アフリカ。
南アフリカの注目産地「スワートランド」の著名生産者が手掛けるカジュアルレンジ。
十二分にローヌっぽさが出ています。
南アの著名ワイナリーのブーケンハーツクルーフ社にもポークパインリッジシラーなるローヌスタイルのものがありますが、こっちの方が冷涼感があって好きです。


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AA バデンホースト(AA バーデンホースト) セカチュア レッド 【南アフリカ】【赤ワイン】Badenhorst Secateurs Red


前に刺身と一緒に食べても違和感がなかった赤。




イエアワインズ 14-18H アヨルギティコ

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推しのギリシャワインのワイナリー。ハツラツとしていて明瞭さが感じられるロゼ。
なんとなく甘い、なんとなくソフト、なロゼが多い中、果実味もしっかりしていてビシッと芯が1本通ったワインです。

ギリシャと南アフリカは後味を苦く仕上げるケースが多いと思ってます。
系統としてはそういう雰囲気があります。



問題はこのワイン、見事に在庫切れを起こしてました。残念。




ラステンバーグ ストローワイン

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ハーフボトルなのでちょっとずるいかもしれませんが…。
南アフリカの藁の上で寝かせて作られるストローワイン。ハーフで2千円位はうれしい。
ワインビギナー大好物のデザートワイン。

お金を出せば「キアモントフルーフォンティン」とか「マリヌーストローワイン」とか素晴らしいデザートワインが南アにはありますが、その入り口として十分役割を果たす1本。

ふっくらとしたボディ感。乳酸菌飲料みたいな酸が感じられます。
スパークリングワインと割って飲むなどもおいしいそうです。へぇ。

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ラステンバーグ ストローワイン 2017【南アフリカワイン】【白ワイン】Rustenberg Straw Wine


女子と一緒に飲めばそのセンスにときめかれるかも。ラベルも高級感あるのが◎




ドメーヌ・ロッシュ・ビュイシエール VdFルージュ プティ・ジョー

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個人的にローヌ品種が好き、というのもあるのですがまさかのVdF選出。(まだ記事にしてません)
仏のヴァンドフランス。AOCは取れるらしいですが、VdF扱いにしているようです。

明るく華やかなタイプの自然派系赤。

紫、赤系の果実・花の香りなどが華やか。自然派ワインあるあるの梅っぽ~いような酸っぱい、もしくはもわ~んと香るような拡散的な感じはあまりありません。どこか引き締まった感じがあるのが◎
天然系キャラなのにスタイルは良い。そんな22歳くらいの甘えたいお姉さん系ワインです。


VdFルージュ プティ・ジョー(サンスフル)NV(15)ドメーヌ・ロッシュ・ビュイシエール VdF Petit Jo Domaine Roche Buissiere【あす楽_土曜営業】




ブレッド&バター シャルドネ

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樽の効いた…インパクトのあるやつを!!!という人にダースで投げつけておきたいカリフォルニアの白。

ブレッド&バターの名の通り、ガッツリ樽が効いているタイプ。
ハチミツとかモンブランとか、とかく甘い香りにやられちゃいたい人のマストバイ。

個人的には飲みつかれちゃうんじゃないかなぁという心配もあるのですが、集まりの時にドヤ顔で持っていける1本ではないかと思います。


ブレッド & バター シャルドネ 2016 Bread & Butter Chardonnay 白ワイン アメリカ カリフォルニア 新樽香 甘口 辛口 即日出荷 アンド オバマ バニラ

豊満ムチムチ系。アメリカはやっぱりこうじゃなくっちゃ。




キャサリンマーシャル リースリング 2017

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南アフリカの冷涼産地エルギンのリースリング。
どこかアルザス的なタッチのある、スマートなタイプ。

南アフリカの冷涼産地、特にエルギンのワインは酸のテクスチャがとてもきれい。
このワインも低価格ながらダレた感じがなく引き締まった感じがある、凛としたタイプのワインです。

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キャサリン・マーシャル リースリング 2017


産地の「エルギン」はりんご園とルイボスティーが取れるそうで、エルギン産のワインは「リンゴっぽいアロマを探す」のが当方のクセになってます。




ボーグル シャルドネ

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この価格帯のカリフォルニアは強い。チリの自転車20バ〇ルと飲み比べて「こっちの方がダンチで好き」となったのがカリフォルニアのボーグル(私がチリワイン、あんまり好きでないのもありますが…)樽が効いているカジュアルレンジ。
お店によってはギリ千円台に突入。私の推し産地の南アフリカシャルドネをこの記事で選出しようと思いましたが、やめました。おおらかな感じがいい。万人愛され感に凄みを感じたので選出。


ボーグル シャルドネ カリフォルニア [2017] (正規品) Bogle

でもヴィンテージが変わってしまったのです。私が飲んだの16年。ちょっと説得力ないかも。




テスタロンガ ベビー・バンディート チンナップ 2017

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「クセがすごい」枠の1品。香りが花火の火薬のそれ。
自然派的な梅っぽい感じ、ナッツみたいな香り、動物的な香りなどなど…いかにもナチュール系ですよねぇこれ的な香り+火薬の香り。ちょっと特異点にある感じ。


自然派の3千円アンダーは南アに限らずカオス状態なので、当方の見識が浅いだけなのかもしれません。自然派ラヴァーの方から見るとどうなんでしょこのワイン。面白系路線としていれたい1本。


ベビー・バンディート・チン・ナップ[2017]テスタロンガ【南アフリカワイン  自然派ワイン 赤ワイン】

あいつタイプじゃないのに気になっちゃうぞ、というワイン。ブサカワ系ワイン。





ということで、かなり産地が偏りました。
グレネリーの白と、ポールクルーバーの白はもはや言うまでもない品質なので今年は除外。この2本飲んでない方は今すぐ買って飲んでくださいお願いします。


5千円台のところでも書きましたが、本来はスペインとか、あとはこの価格帯だとオーストラリアとかを攻めるべきなのでしょうが、手が回りませんでした。
来年はもう少し頑張りたいところ。



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2018年とても良かったワインまとめ 5千円前後価格帯

今年一年とっても良かったワインのまとめです


イエアワインズ イエアS

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ギリシャのアヨルギティコ+シラーのブレンド。
骨格があって、気品も感じる赤ワイン。ギリシャの「イエアワインズ」はセミナーに呼んでいただいて初めて知りました。WA94点クラスのワインがあったり、DC97点級のワインがあったり、すっかり侮れないポジションに。

今のうちに抑えておくべき生産者だと思います。

⇒【ギリシャワイン】Gaia S 2016 イエア S 2016 / Gaia Wines イエアワインズ





ハーカム アジザ・シラーズ 2017

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オーストラリアの自然派シラーズ。タイプとしてはローヌ自然派っぽい感じなのですが、華やかできれいなタイプの作りが気に入りました。
入手自体はそう困難ではなさそうなので何かの機会でもう少し掘り下げたいところ。


[2017] Aziza's Shirazアジザ シラーズ【Harkham Wines ハーカム ワインズ】





デイヴィッドナディア アリスタルゴス 2016

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おなじみ南アフリカ。1級生産者の上位レンジ。穏やかな樽香にジワリと広がるハチミツのような甘み。
非常にきれいで嫌味のない作り。ついついクイクイと追いかけたくなるようなうまさがあります。

ガツーン!とくる派手さはありませんが、落ち着いてゆっくりと飲みたい時におすすめ。
ワインビギナーから上級者までカバーできる万能タイプの白。


デイヴィッド&ナディア・サディ "アリスタルゴス" スワートランド [2016] (正規品) David and Nadia Sadie Aristargos





ドメーヌ・プティ・ロワ アルテス

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まだ記事にしていないのですが、フランスブルゴーニュのドメーヌ・プティ・ロワ。日本人醸造家、斎藤政一氏によるワイナリー。
元小布施ワイナリー、シモンビーズ、アルマンルソー、フレデリックミュニエ、ルフレーヴなどで修業を積んだのちに独立。こちらのワインは耕作放棄さそうだった畑の葡萄を全量買い取ることで生まれたワイン。アルテス100%。

うーん、これおいしかったです。キンカンみたいなあったかい感じやバターのような樽香。
タイミング合わなかったのですが、これは絶対に買いたい。
ワインのAnyway-Grapes|世田谷区 経堂 ヴァン・ド・フランス・アルテス by メゾン・プティ・ロワ

輸入元はラフィネさんでした。





マインクラング グラウパート ピノグリージョ 2017

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市場の現行ヴィンテージが追い付いてないのですが試飲したのは17年。
ゲヴェルツ?と思ってしまうような超華やかなオレンジワイン。産地はオレンジワインの注目産地のひとつ、オーストリア(オーストラリアじゃないよ)

オレンジワインは動物みたいな匂いがしたり、ワックスみたいな匂いがしたり…自然派臭いワイン…という概念をボコン!!とぶち壊してくれた1本。3千円でフラグシップはすごい。市場にあるであろう経年ヴィンテージがどうなってるかは不明です。


マインクラング グラウパート ピノ・グリージョ 750ml【オレンジワイン/辛口/オーストリア】





アタラクシア シャルドネ 2016

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おなじみ南アフリカ。16年ヴィンテージピシャリで買える前提で強く推したいシャルドネ。
16年>>15年くらい個人的には刺さっています。リッチで酸がしっかりとしたお手本的なバランス。
この値段でこの品質はすごい。


アタラクシア シャルドネ 2016 Ataraxia Chardonnay 白ワイン 南アフリカ やや辛口 あす楽 即日出荷 マスダ





ブルーノ・デュシェン ラ・ルナ 2015

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ちょっと反則ですがバックヴィンテージです。
いかにも自然派。濡れた布とか梅とか豆っぽい感じとかムンムンと香る香る。

どう考えても飲み切れないくらいの香りのインパクトなのですが、どこかエロティックさ、官能的な印象を感じるワインでした。






テスタロンガ エルバンティート スイートチークス 16

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おなじみ南アフリカ。市場にはまだ15年が残っているはずですが、飲んだのは16年です。
マスカットオブアレキサンドリアのオレンジワイン。なにそれ?おいしいの??
というところですが、香りが華やかで複雑。未体験ゾーン。おいしかったです。

先のマインクラングもそうですが「華やかなオレンジワイン」が2本この記事で選出。
個人的に刺さる路線の様です。


テスタロンガ / エル・バンディート・スウィート・チークス [2015]【白ワイン】

リンクは15年。





ロクサニッチ イネス ウ ビェロム 2010

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クロアチアのワイン。
ブドウ品種は、ヴェルドゥッツオ、ピノグリージョ、ピノブラン、ソーヴィニヨンブラン、フリウラーノ、リースリングイタリコ、グレーラ。

デザートワインよせ。アプリコットですとか、乳酸菌飲料(ヤクルト)的な香りがします。
アンバー(琥珀)色感もあり、質感や奥行きが豊か。過度にアンバーっぽい感じ、たとえばラディコンとかはアンバー路線ですが、これは中庸にバランスが取れているのが印象的。オレンジワインの見識を深める1本。


⇒イネス ウ ビェロム ロクサニッチ



ということで5千円前後くらいまでの印象に残ったワインでした。

ただでさえマイナー産地の「南アフリカワイン」に注目している当方ですが、嗜好面も徐々に変わってきました。樽化粧、ガツーンとしたインパクト、から変わってきまして、「自然派」「ナチュラルテイスト」「オレンジワイン」などアウトローな路線に傾注するようになってきました。

とんこつラーメンから塩ラーメンに好みが変わってきたくらいの感じでしょうか。




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毎年言っているような気もしますが、この価格帯はもう少し「スペイン」「ギリシャ」あたりを攻めたいと思っています。あくまでも一個人の嗜好による印象度合いですが、ご参考ください。



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