クリスマスにワインを飲もう!
ワインをオススメする立場のブログとしては、やはり冬のクリスマスシーズンは是非ともみなさまにもワインを楽しんでもらいたいと思います。
特にクリスマスはいつもと少し違う雰囲気で楽しみたい!と言う方も多いと思います。

クリスマスディナーに合わせて、せっかくですからお酒も豪華に!と思いつく選択肢がワインでしょう。

一方で、「クリスマス オススメ ワイン」などと検索をかけても
抽象的なチョイスのサイトが多く、結局どれを買えばいいの??
とピンとこず、個人的に不満を持っていました。
そこで、実際に飲んで「本当に美味い!」と感じたワインを
クリスマスに是非飲んで欲しいオススメの赤ワイン ベスト3としてまとめました。
いずれもコスパを重視。プレゼントにもおすすめできます。
クリスマスの特別な時期にオススメのものを選んでいます。
■こんな方に!
・せっかくのクリスマス。普段より奮発して「いつもと違う!」ワインが飲みたい
・「クリスマスプレゼントに満足できる大人なワイン」をお探しの方
・コスパが良いワインをお探しの方
※注意点
・マニアックな銘柄を含め厳選。その為、ネット購入をオススメします。
・百貨店などにおいてあるとは限りません。
・ネット購入の場合は、発送日と着日に特にご注意ください。クリスマスに向け少し早めの準備をオススメします。
3位:ロバートソンNo.1シラーズ

【赤ワイン】【南アフリカ】ロバートソン コンスティテューション・ロード・No1.シラー 2012「フルボディー」
まさに超コスパ!百貨店業界日本一のワインイベントでも指折りの人気ワイン!
■タイプ
赤・フルボディ
■産地
南アフリカ・ロバートソン地区
■輸入元定価
4,100円(税抜)
■コルクの種類
木製コルク(ソムリエナイフが必要)
■コメント
大阪・阪神百貨店において年二回開かれる、ワイン試飲即売会「阪神大ワイン祭」。
800銘柄ものワインが登場する事で知られ、デパート・百貨店業界でも日本一のワインの一大イベントです。
そのイベントにおいて、5期連続売上1位のブースにてトップクラスに売れているのがこちらの1本。
理由はコスパの高さ。価格もこのページに掲載のワインでは最も安く、税抜4千円台。
しっかり濃いワインで、どこか香りの奥に甘さを感じる複雑さがあるオススメのワイン。
香りは鉄やブラックベリー、プラムやコショウなどのスパイシーで堅牢な香り立ち。
スミレのような花、シャボン玉のようなフローラルな香りなどが立ちこめます。
味わいは紅茶や焼いた砂糖菓子のような甘さが感じ取れます。
プラムやチョコレートのような要素があり、丸みがありふくよか。
余韻にはカスタードプリンのような甘さが柔らかく残ります。
スモーキーさと味わいの奥に甘さを感じる
色気のある濃い口ワインで、まさにクリスマスにオススメしたい5千円以下のワインです。
チャート ※評点は著者の独自採点

味わい…9 香り…8 高級感…7 コスパ…8 親しみやすさ…10
こんな人にオススメ!
・5000円以下のオススメのワインをクリスマスに飲みたい!
・パーティーに複数本用意できるくらいの「コスパ感」あるオススメワインが欲しい!
・肩肘を張らずにプレゼント出来る値段のオススメワインが欲しい!
2位:クネ・リオハ・インペリアル・グラン・レゼルヴァ

クネ リオハ インペリアル グラン・レゼルバ [2009] C.V.N.E.社 <赤> <ワイン/スペイン>
ワイン評価誌 年間1位の実績あり。騎士のような風格あるワイン。
■タイプ
赤・フルボディ
■産地
スペイン
■輸入元定価
8,000円(税抜)
■コルクの種類
木製コルク(ソムリエナイフが必要)
■コメント
米国のワイン評価誌「ワインスペクテイター」の年間TOP100。
その2013年度版でこのワインの2004年ヴィンテージが1位に輝きました。
ワインスペクテイター誌はワインの業界でもトップ2に君臨する世界的な業界誌です。
スペインでも特にエレガントと言われるリオハ地区を代表する老舗ワイナリーの旗艦品。
香りはブラックベリー、タバコ、樽のニュアンス、チョコレート。重厚な香りにクラリときます。味わいはブラックベリー、バニラ、コーヒー。鉛筆のようなイメージに動物香。樽のニュアンスに甘みを感じ、ブランデーのような香ばしい余韻。
非常に芯のある重厚さ、がっしりした味わいが特徴。
さながらイメージされるのは「騎士のようなワイン」
クリスマスに「世界一に輝いたワイン」。贈り物でも恥ずかしくないオススメの一本です。
チャート ※評点は著者の独自採点

味わい…10 香り…9 高級感…10 コスパ…9 親しみやすさ…7
こんな人にオススメ!
・特にがっしりしたタイプのオススメワインが飲みたい!
・勝負のクリスマスプレゼントに!
1位:カノンコップ・ポールサウアー 2012

カノンコップ ポールサウアーKanonkop Paul Sauer
【南アフリカワイン】【赤ワイン】【2012】 - リカーショップ アフリカー
※12/16時点amazon.co.jpは品切中。上記画像リンク先に在庫あり&最安値
気品と柔らかさが混在。今のうちに買うべきコスパ最高のワイン
■タイプ
赤・フルボディ
■産地
南アフリカ・ステレンボッシュ
輸入元価格
6,500円(税抜)
■コルクの種類
木製コルク(ソムリエナイフが必要)
■コメント
南アフリカを代表するワイナリーが手掛ける旗艦商品。
二位のクネ・リオハが騎士ならば、カノンコップは風格ある紳士のイメージが湧くワイン。
総じて、人件費が南アフリカは安く、コストパフォーマンスが良いワインが多く作られ、近年急速にその品質が認められている「穴場」産地です。
こちらは個人的な目利きでは倍の値段がしてもおかしくないワインです。

香りからしてフランスのワインの名産地であるボルドー産のワインのような印象があります。
カシスやブラックベリー、ミルクやカラメル、腐葉土や墨汁のような香りと味わいのイメージ。
毛皮やミルキーな要素も感じ取れ、書斎のようなクラシカルさがあります。濃い味わいですが、それだけではない気品を感じられます。
<メディア掲載歴>
・生産者 アブリービスラール氏 IWSC 2015世界最優秀ワイン醸造家(世界1位)
・WineCellar記事「南アフリカでもっとも投資価値のあるワインは?」1位(原文)
・Platter's Guide星4.5
・ティムアトキン評96点
・ティムアトキンSouth Africa Report 2016 ワインオブザイヤー(赤ブレンドワインの部 年間最優秀賞)
長期熟成も可能なオススメワイン。
ワインセラーをお持ちでしたら、1本は今年のクリスマス、もう1本は来年のクリスマスなんて楽しみ方にも。
ワイナリー紹介
Kanonkop -カノンコップ-(南アフリカ)

引用:http://www.kanonkop.co.za/
カノンコップ社は1968年設立のワイナリー。
「カノンコップ」というワイナリー名と特徴的な大砲のラベルは、17世紀ごろに使われた南アフリカのケープ湾に船舶が入港することを知らせる大砲から。
南アフリカの最高峰の品質を誇るワイナリーとして知られています。
全世界に400名ほどしかいない、ワインの世界権威”マスターオブワイン”の称号をもつイギリスの評論家のティム・アトキン氏が評する「南アフリカワイン格付け(英文)」というものがあります。
このカノンコップは南アフリカ全てのワイナリーの中でも最高評価である「第1級格付けワイナリー」という評価。選ばれたのは約600ワイナリー中のわずか15ワイナリーのみ。
チャート ※評点は著者の独自採点

味わい…10 香り…9 高級感…9 コスパ…10 親しみやすさ…8
こんな人にオススメ!
・クリスマスに気品のあるワインが飲みたい!
・複雑な味わいや、やわらかい味わいのワインがクリスマスに飲みたい!!
・勝負のクリスマスプレゼントに!
参考:ワインが残ったら「2、3日は問題なく飲める」
クリスマスにいざ開けたはいいものの、ちょっと濃くて飲みにくい!ですとか辛(から)くて飲みづらい!と感じた場合は、少し時間をおいてみましょう。理想は飲む2~3時間前に栓を抜いておくことです。
また、飲み残しはコルク栓を再度して、冷蔵庫に立てて保管して構いません。
ワインが空気と触れ、酸化することで閉じこもっていた香りが出てきたり、舌触りがなめらかになることがあります。クリスマスに開けた当日にあれ?と思った場合は、数日に分けてワインを飲んでみることをオススメします。
参考:ワインが一番売れるのは「クリスマス」??
ワインの市場は12月が最高の商戦と言われています。
クリスマスのパーティーやディナー、プレゼントなどの需要が集中するのでしょう。
参考までにワインとクリスマスの消費について、我々でもわかりやすいデータを見ましょう。
それは「グーグルの検索比重」です。
グーグルトレンドというツールを使うと、検索エンジンのグーグルを使って、いつみなさんが「ワイン」という単語で検索をかけているかが見られます。

2015/4/1~2016/3/31までを対象として「ワイン」という単語が、いつ一番検索されるか、をあらわしています。

※クリックで拡大されます
最も検索されている時期が「100」という数字で表されます。まさにピークはクリスマス週である12月20日ごろ。
クリスマスの手前に一つ波があるのはボージョレヌーヴォーの解禁時期の11月です。
以上より、Googleにおいて「ワイン」というキーワードの検索ピークは①クリスマス(12月20日頃) ②ボジョレーヌーヴォー解禁時期(11月第3週目付近)であることがお分かり頂けると思います。
つまり、世の中の人々の「ワイン」に対する関心は、11月~12月にピークを迎えると言えます。
是非ともこのページのオススメワインを参考にクリスマスを盛り上げてください。
まとめ:ワンランク上の「コスパワイン」に注目!
ここではクリスマスに向けてコスパの良いワインを選定しました。
生産国はイメージに縛られずオススメを選びました。日本ではワイン=フランスのイメージが強いものの、世界最大のワイン輸入国である”イギリス”で最も輸入されているワインは「オーストラリア」続いて「アメリカ」のワインです(2015年調査による)ワインは非常に多くの国で作られているのです。
掲載したものは、私自身が飲んでみて確認したコスパ最高のオススメワインです。同時に、ワインは値段と味が必ずしも比例するとは限らない不思議な飲み物です。
高いワインや有名なワインは世界中からの需要が集中します。特に世界の富裕層が有名なワインを買いあさるため、価格もそれに伴い高騰します。
これに対して、まだ知られていないお宝のようなワインは世界中にたくさんあるのです。
ショップなどに行かれた際も「高いから美味しいだろう」「とりあえずフランス産にしよう」「オススメがよくわからないけど、聞くのもめんどくさいから一番高いこれにしよう。」というのは少々もったいないワインの選択であります。せっかくのクリスマスの贅沢なワインです。手間でも一度ワインショップの店員さんのオススメもうかがってみましょう。もちろん、WEBの口コミに目を通しておくだけでもかまいまません。
こちらのページが、クリスマスのワイン選定の一助になれば幸いです。
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