南アフリカのワインです。
ワーウィック(Warwick)ブルーレディ 2021をテイスティングしました。

ワーウィック・ワイン・エステート(Warwick Wine Estate)は、その農園の歴史が1771年にさかのぼるステレンボッシュの老舗エステートです。1964年に前オーナーのラトクリフ夫妻がこの農園を購入し、1981年よりブドウ栽培を本格的にスタートさせました。

以来、カベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨンをはじめとする伝統的なボルドー品種に注力しており、ステレンボッシュにおけるボルドースタイルの赤ワインを牽引する存在として知られています。
ブルーレディ(Blue Lady)はカベルネ・ソーヴィニヨン100%の単一品種ワインで、ワーウィックを代表するラインのひとつです。エステート内の良質な区画から収穫されたブドウを使い、長期のマセラシオンと樽熟成によって深みのある仕上がりを目指しているとのことです。

本日のブルーレディは、ステレンボッシュのカベルネ・ソーヴィニヨン100%です。除梗後にステンレスタンクにて36日間のマセラシオンを行い、マロラクティック発酵後、フレンチオーク樽(新樽33%)にて23か月熟成。最良の樽のみを選別してブレンドされています。


■ワーウィック ブルーレディ 2021
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香りは、えんぴつや杉を思わせるウッディなニュアンスが印象的で、そこにカシスやブラックベリーといった黒系果実の香りが力強く重なります。
コーヒーを思わせる樽のニュアンスも感じられ、全体に複雑な香りの層が形成されています。

口に含むと、タンニンがしっかりとしており、骨格のある飲み口です。カシスやブラックベリーの果実味がよくあり、コーヒーや革製品を思わせる複雑なニュアンスとともに広がります。大地を思わせる土のニュアンスとほのかな塩味、バターのような丸みが加わり、奥行きのある味わいを形成しています。凝縮感と複雑さはともによく感じられます。

余韻は長く、バターの印象とともにカシスやブラックベリーの果実感が続き、仕上げにわずかなミントのような清涼感が顔を出します。バランスはよく整っています。

風格ある一本です。しっかり樽感がある南アらしい力強いワイン。
価格帯比でみると、やっぱり1段高い印象はあるのですが納得感はあります。
参考になった試飲でした。