オーストラリアのワインです。
ショウアンドスミス アデレードヒルズ シラーズ 2023をテイスティングしました。

オーストラリアのワイナリーで、二人のマスター・オブ・ワインと最高の醸造チームによる豪華プロジェクト。1989年、マイケル・ヒル・スミスMWと従弟で醸造家でもあるマーティン・ショウ氏が長年の夢であった自身のワイナリーを冷涼産地アデレード・ヒルズに設立。標高が高く、冷涼で降雨のあるアデレード・ヒルズはプレミアムワインを生みだす産地だと確信し、開拓。

初ヴィンテージは1990年。1999年にバルハンナの畑を購入してブドウ樹の植樹を始め、同時にワイナリーとテイスティングルームを建設。新しいワイナリーで醸造を開始したのは翌2000年。2012年にはレンズウッド畑(20ha)を新たに購入し、現在では2カ所の自社畑で高品質なワイン造りに取り組む。


■ショウアンドスミス アデレードヒルズ シラーズ 2023
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エッジは若干紫めです。
香りには日照量が多いであろう、オーストラリアらしい、典型的なコーヒーや革製品の香りが感じられます。
似た感じの香りといえば、チリや南アっぽさがでしょうか。
ほかに、スミレの花、石のような鉱物感、ゴボウのような香り、土っぽさ。
ともすると南アのシラーズのような香りに感じられます。

口に含むと、味わいは典型的なローヌのシラー。
スミレ、プラム、石のような鉱物的なニュアンス。
シャボンのようなフローラルな香り、味わいだけ切り取ると、北部ローヌのシラーという感じがします。
タンニンはしっかりとあります。

余韻は石のような鉱物感
スミレ、プラムのような果実は花。
いずれもバランスが良くローヌ的です。

ヴィンテージがまだ若いからか、香りが若干気になるものの、
味筋は大変キレイなローヌスタイルのシラー。

さすがの評判の一本で納得感ある味わいでした。


ショウ・アンド・スミス ピノ・ノワール アデレード・ヒルズ [2023]750ml (赤ワイン)