南アフリカのワインです。
ステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブラン 2020をテイスティングしました。
ステレンラストは1928年設立の南アフリカステレンボッシュのワイナリー。
家族経営ながら所有面積で400ヘクタール、栽培面積で200ヘクタールという大規模なワイナリーです。
生産量は年間で30万ケースを超え、輸出専用のブランドも有しています。
黒人の労働環境の改善にも意欲的なワイナリーで、全てのワインにフェアトレード認証を2010年からつけており、社会貢献的な面も果たしていると思われるワイナリーです。
特にシュナンブランが強い生産者で、シュナンブランだけで21種類を有するとのこと。
ティムアトキンMWによる最新の格付けは3級。
日本へも、最近になった上位キュヴェが入るようになってきました。
本日はミドルレンジのステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブラン 2020。
ボタラリー・ヒルズの風化した花崗岩質の畑で樹齢は41年。斜面は北東向きで、朝方に柔らかい日光が当たり、低温でゆっくりブドウが生育する冷涼な畑。酸が活きたワインに仕上がる。早朝に収穫。1晩スキンコンタクト後、4-6年目の古い225Lのフレンチオークに入れて5ヶ月かけて天然酵母で発酵。その後熟成し、トータルで7ヶ月樽に入れる。
こちらのワインは水天宮前 a2 by アフリカーさんの実店舗で有料テイスティングをしています。
■ステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブラン 2020

希望小売価格3,400円(税込3,740円)
色調はやや濃いめのレモンイエロー。
香りはやや還元的な印象もあります。
シュナンブラン、ですが、品種特徴香の花梨っぽさは少なく、
むしろ酸が活きていて、ハーブのような印象が強め。
他にも白ネギっぽい感じもあり、ともするとソーヴィニヨンブランのような感覚もあります。
酸は明瞭にあり、果実味はリンゴや洋ナシ。
シャープでキレがあります。舌を少し締めるようなクリスプ感があります。
凝縮感あり、複雑さも一定にあります。
バランスは、抜栓したてなのか様子見の必要あり。また、余韻短め。
樽の要素はかなり抑制的になっていてややハーブっぽさが強め。
あれ??こんなんだっけ??
いわゆる「樽シュナン」っぽい感じはかなり抑えられていて
果実味優先、かつ酸も明瞭なタイプに仕上がっていると思います。
もっとも「マザーシップ」という上位レンジがあって
そちらは樽の要素も一定にあり複雑なタイプのシュナンブラン。
そう考えると一定の役割わけが出来てる感じですかね。
お料理などとも合わせやすいタイプのシュナンブランに感じました。
アフリカーさんで試飲しました
■店舗名
a2 by af-liquor
■住所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目6−8 日本橋KSビル 1階
■定休日
月曜日
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ステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブラン 2020をテイスティングしました。
ステレンラストは1928年設立の南アフリカステレンボッシュのワイナリー。
家族経営ながら所有面積で400ヘクタール、栽培面積で200ヘクタールという大規模なワイナリーです。
生産量は年間で30万ケースを超え、輸出専用のブランドも有しています。
黒人の労働環境の改善にも意欲的なワイナリーで、全てのワインにフェアトレード認証を2010年からつけており、社会貢献的な面も果たしていると思われるワイナリーです。
特にシュナンブランが強い生産者で、シュナンブランだけで21種類を有するとのこと。
ティムアトキンMWによる最新の格付けは3級。
日本へも、最近になった上位キュヴェが入るようになってきました。
本日はミドルレンジのステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブラン 2020。
ボタラリー・ヒルズの風化した花崗岩質の畑で樹齢は41年。斜面は北東向きで、朝方に柔らかい日光が当たり、低温でゆっくりブドウが生育する冷涼な畑。酸が活きたワインに仕上がる。早朝に収穫。1晩スキンコンタクト後、4-6年目の古い225Lのフレンチオークに入れて5ヶ月かけて天然酵母で発酵。その後熟成し、トータルで7ヶ月樽に入れる。
こちらのワインは水天宮前 a2 by アフリカーさんの実店舗で有料テイスティングをしています。
■ステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブラン 2020

希望小売価格3,400円(税込3,740円)
色調はやや濃いめのレモンイエロー。
香りはやや還元的な印象もあります。
シュナンブラン、ですが、品種特徴香の花梨っぽさは少なく、
むしろ酸が活きていて、ハーブのような印象が強め。
他にも白ネギっぽい感じもあり、ともするとソーヴィニヨンブランのような感覚もあります。
酸は明瞭にあり、果実味はリンゴや洋ナシ。
シャープでキレがあります。舌を少し締めるようなクリスプ感があります。
凝縮感あり、複雑さも一定にあります。
バランスは、抜栓したてなのか様子見の必要あり。また、余韻短め。
樽の要素はかなり抑制的になっていてややハーブっぽさが強め。
あれ??こんなんだっけ??
いわゆる「樽シュナン」っぽい感じはかなり抑えられていて
果実味優先、かつ酸も明瞭なタイプに仕上がっていると思います。
もっとも「マザーシップ」という上位レンジがあって
そちらは樽の要素も一定にあり複雑なタイプのシュナンブラン。
そう考えると一定の役割わけが出来てる感じですかね。
お料理などとも合わせやすいタイプのシュナンブランに感じました。
アフリカーさんで試飲しました
■店舗名
a2 by af-liquor
■住所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目6−8 日本橋KSビル 1階
■定休日
月曜日
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