フランス シャンパーニュです。
テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブランドブラン 2008をテイスティングしました。

場所は恵比寿ワインマーケットパーティーさんです。
定期的にインスタでグラステイスティングの話題が出ているのでフォローしておくとよろしい。


輸入元はサッポロビール社。
テタンジェは創設時より、家族経営を続けている大手シャンパーニュメゾン。

元は1734年創業のフォレスト・フルノーというメゾンを買収した所からシャンパーニュづくりを少しずつ初め、実際にテタンジェという名前でリリースを始めたのは1934年からと言います。

創設者はピエール=テタンジェ氏。現状は4代目に当たるピエール=エマニュエル氏が社長として活躍しています。自社畑の面積は288ヘクタールに及ぶという広大な土地を有しています。


さて、コント・ド・シャンパーニュの名前は、シャンパーニュ伯爵(コント・ド・シャンパーニュ)をそのままネーミングに用いたもの。つまり同社のフラグシップと言う位置づけになります。
グランクリュからのシャルドネ100%を用い、一番搾りの果汁のみを使用。最低でもカーヴにて7年ほどの熟成を経たのちリリースされます。


こちらは恵比寿ワインマーケットパーティーさんのグラステイスティングを利用しています。



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■テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブランドブラン 2008
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WA98点。えぐ。

香りはリンゴを思わせるような果実味。
パンの白い部分のような香り。ヘーゼルナッツのような香ばしい香り。
乳酸菌飲料のようなやや酸味を帯びた香りが感じられます。


口に含むと、泡はこまやかでイキイキとしてます。
リンゴや洋ナシのような果実味。レモンのような果実味。
酸が明瞭でメリハリ型。時間の経過で口中にヘーゼルナッツのような香ばしい香りが広がります。

輪郭を感じつつも、ふくよかなナッツのような香ばしさを感じる点はさすが。


余韻の伸びは非常に長く、カスタードプリンのような甘香ばしい香り。
パンの白い部分のような香り、ヘーゼルナッツ。
また洋ナシ、リンゴのような果実味など代わる代わるの香りと余韻が広がります。


07年ヴィンテージが割とふくよかどっしり系であったことに対して
08年ヴィンテージはさすがの出来というか複雑さ、テクスチャ、酸の表現など
細かな点が非常に明瞭に感じます。


改めてとても良い印象を受けました。
参考になった1杯です。





恵比寿ワインマーケットパーティーさんはこちら。
このコントドシャンパーニュは特別な1杯でしたが、通常のテイスティングも実施中。



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