南アフリカのワインです。
キアモント フルーフォンティン 2018をテイスティングしました。
キアモント(ケールモント)は南アフリカステレンボッシュのワイナリー。
Upper Blaauwklippen Valleyという農場を2003年に現オーナーであるルイスファミリーが購入。
その歴史は1694年までさかのぼることが出来るようですが、畑の購入自体がされるまでは荒れていた農地だったようです。
現オーナーの所有に変わったのち、2005年に植樹を開始、2007年をファーストヴィンテージとします。
植樹面積は29ヘクタール。初期は8ヘクタールほどとのことですが徐々に面積を拡大しています。
ワインメーカーおよび栽培家はアレックス・スターレイ氏。
本日は極甘口のフルーフォンティン。ソーヴィニヨンブラン種100%のごく甘口。
ブドウは2005年に植樹されたもの。やれヴァンドパイユ(藁干し)とか、貴腐とかいろんな作り方のある極甘口ですが、このワインは「収穫の2~3週間前に茎をまげて、水分を行き渡らせにくくなり、自然と干しブドウ状にする」というもの。
干しブドウは、プレスされ、ハンガリーオークに入れ天然発酵し、そのまま18ヶ月熟成。ろ過せずに手作業で瓶詰め。生産量3500本。
この日は亀戸のワインバー「デゴルジュマン」さんで #デゴる でいただいています。
日によりラインナップは大きく変わりますので、ご注意を。
が、まぁ、いけばその日のおすすめがあるのでその辺も楽しみに行くのがおすすめ。
■キアモント フルーフォンティン 2018

ヴィノス評95点、ティムアトキンMW92点。
香りは桃やマンゴーを思わせる甘いトロピカルフルーツの香り。
どこか乳酸菌飲料のような、要はヤクルトみたいな香りがするように思います。
口に含むと、香りのイメージを率直に伝え、
桃やマンゴーのようなフルーツを凝縮したようなイメージ。
あまり果実らしい酸(たとえばパインのような酸っぱさ)が強いタイプではなく、肉付きがしっかりとしていてふっくら。
その部分を補完するように、ヤクルトみたいな乳酸菌飲料に近い味わい。
後味にべたべたと重い感じがないのが好印象です。
ともするとデザートワインはドシッと重たい、個人的にリースリングのペトロール香に近いようなオイリーな要素が多いものもあるように思うのですが、このワインは後味がきれい。
構造としてはシンプルですが、18年というヴィンテージの若さながらも楽しめます。
私この日ペロペロに酔ってましたが、それでも抵抗なく飲める引きの良さがキアモントは魅力。
ということで、引き続きおすすめの銘柄ではあります。
ティムアトキンMWがやや低く見えてしまうのは、果実の凝縮感とか目の詰まった感じがもう一声だからかもしれない。が、引きの良さで相殺できてるので個人的には◎かな
参考になった1杯でした。

キアモント フルーフォンティン 2018 Keermont Fleurfontein【南アフリカワイン】【デザートワイン】
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キアモント フルーフォンティン 2018をテイスティングしました。
キアモント(ケールモント)は南アフリカステレンボッシュのワイナリー。
Upper Blaauwklippen Valleyという農場を2003年に現オーナーであるルイスファミリーが購入。
その歴史は1694年までさかのぼることが出来るようですが、畑の購入自体がされるまでは荒れていた農地だったようです。
現オーナーの所有に変わったのち、2005年に植樹を開始、2007年をファーストヴィンテージとします。
植樹面積は29ヘクタール。初期は8ヘクタールほどとのことですが徐々に面積を拡大しています。
ワインメーカーおよび栽培家はアレックス・スターレイ氏。
本日は極甘口のフルーフォンティン。ソーヴィニヨンブラン種100%のごく甘口。
ブドウは2005年に植樹されたもの。やれヴァンドパイユ(藁干し)とか、貴腐とかいろんな作り方のある極甘口ですが、このワインは「収穫の2~3週間前に茎をまげて、水分を行き渡らせにくくなり、自然と干しブドウ状にする」というもの。
干しブドウは、プレスされ、ハンガリーオークに入れ天然発酵し、そのまま18ヶ月熟成。ろ過せずに手作業で瓶詰め。生産量3500本。
この日は亀戸のワインバー「デゴルジュマン」さんで #デゴる でいただいています。
日によりラインナップは大きく変わりますので、ご注意を。
が、まぁ、いけばその日のおすすめがあるのでその辺も楽しみに行くのがおすすめ。
■キアモント フルーフォンティン 2018

ヴィノス評95点、ティムアトキンMW92点。
香りは桃やマンゴーを思わせる甘いトロピカルフルーツの香り。
どこか乳酸菌飲料のような、要はヤクルトみたいな香りがするように思います。
口に含むと、香りのイメージを率直に伝え、
桃やマンゴーのようなフルーツを凝縮したようなイメージ。
あまり果実らしい酸(たとえばパインのような酸っぱさ)が強いタイプではなく、肉付きがしっかりとしていてふっくら。
その部分を補完するように、ヤクルトみたいな乳酸菌飲料に近い味わい。
後味にべたべたと重い感じがないのが好印象です。
ともするとデザートワインはドシッと重たい、個人的にリースリングのペトロール香に近いようなオイリーな要素が多いものもあるように思うのですが、このワインは後味がきれい。
構造としてはシンプルですが、18年というヴィンテージの若さながらも楽しめます。
私この日ペロペロに酔ってましたが、それでも抵抗なく飲める引きの良さがキアモントは魅力。
ということで、引き続きおすすめの銘柄ではあります。
ティムアトキンMWがやや低く見えてしまうのは、果実の凝縮感とか目の詰まった感じがもう一声だからかもしれない。が、引きの良さで相殺できてるので個人的には◎かな
参考になった1杯でした。

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