南アフリカのワインです。
マイルズ・モソップ・ワインズ キカ 2017をテイスティングしました。
ステレンボッシュの「トカラ」の元醸造長によるオウンレーベル。
参考までにトカラは18年ティムアトキン格付け1級、19年ティムアトキン格付け2級の名門。
そして、このマイルズモソップもティムアトキン格付け18年19年ともに2級の格付け。
マイルズ・モソップ氏の経歴を見ると、ステレンボッシュ大学にてブドウ栽培とワイン醸造学の学位を取得。1998年、首席で卒業。2000年にトカラに就任するまでに、セレマ、スパイスルート(サディ在籍時)、豪州、ナパ、シチリアなどで働いた経歴あり。
ブドウは西ケープの各地より調達。生産は合計80トンに制限し、1800ケースの白ワイン、2200ケースの赤、限定量のデザートワインを生産。
本日の「キカ」は同社のフラグシップの極甘口ワイン。
生産量はわずか2,900本で、醸造家の3人の子供のうち、次女の名前を冠しています。
畑はシモンズバーグ山脈の麓。標高200m、北西向きの冷涼な斜面の畑。風化したスレート土壌。1978年に植樹されたブッシュヴァイン(樹齢41年、6トン/1haの低収量)。
醸造は、収穫時期を遅らせ貴腐菌が繁殖したのち、手摘み収穫(一部、干しブドウの状態)。ブドウはワイナリーに運ばれ、4℃で一晩冷蔵保存。厳しい選果を経てホールバンチプレス、1日コールドソークしてから発酵開始。4日後に圧搾、フレンチオークの古樽に移して3カ月間天然発酵。
輸入元は富山のハミングバードさん。
■マイルズ・モソップ・ワインズ キカ 2017

ティムアトキンMW評95点、WA93+(アンソニーミューラー評)
香りは桃やドライアプリコット、マンゴー。
トロピカルフルーツ類の豊かな果実の香り。乳酸菌飲料のような(リンゴ?ヨーグルト?的)香りも感じられます。
口に含むと、桃、マンゴーを思わせる果実のイメージが膨らみます。
オレンジのような柑橘に近い酸。乳酸菌飲料のようなイメージも。
ふっくらとしていて肉厚で、最初にドシッとした甘さを感じますが、酸がしっかりとあるので後半に行くほどスッと消えるような儚さがあります。
余韻は引き続き桃やマンゴー、オレンジのような温かい果実・柑橘のイメージが残ります。
えーとですね、非常にうまいです。
豊かな果実のイメージのほか、酸の表現がきれいです。
オレンジのような乳酸菌飲料のような感覚もある。
タイプとしては、南アの極甘口である、キアモント・フルーフォンティン(現在輸入元欠品中、近々再入荷だそうです)に近いかな。タメ張れるぐらいの実力、というかかなりビビビッとKOZE的にはきたワインです。
ソーテルヌが重厚でドーンと、ともすると少しオイリーなタイプもある中で、
南アの極甘口は後味がスッと儚い感じがあるので、飲み飽きないというかクイクイ行っちゃいそうな気がするんですけどどうでしょう。
南アの極甘口は激戦です。3千円台から群雄割拠感ある。
・キアモントフルーフォンティン
・ポールクルーバーノーブルレイトハーベスト
・マリヌーストローワイン(ちょっと別格感あり)
・クラインコンスタンシア ヴァンドコンスタンス(高い)
・マイルズモソップ キカ
他にもあるんでしょうが、今のところこれらがトップ5かな。おすすめです。

マイルズ・モソップ・ワインズ キカ 2017 Miles Mossop Wines Kika 【南アフリカワイン】【極甘口】
販売先はKOZEが確認している限りアフリカーさんくらい。
マジでハミングバードさんと取引あるところ、これはすぐ仕入れてほしい。なくなる前に。
はやくしろーっ!間に合わなくなっても知らんぞーっ!感ある。
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マイルズ・モソップ・ワインズ キカ 2017をテイスティングしました。
ステレンボッシュの「トカラ」の元醸造長によるオウンレーベル。
参考までにトカラは18年ティムアトキン格付け1級、19年ティムアトキン格付け2級の名門。
そして、このマイルズモソップもティムアトキン格付け18年19年ともに2級の格付け。
マイルズ・モソップ氏の経歴を見ると、ステレンボッシュ大学にてブドウ栽培とワイン醸造学の学位を取得。1998年、首席で卒業。2000年にトカラに就任するまでに、セレマ、スパイスルート(サディ在籍時)、豪州、ナパ、シチリアなどで働いた経歴あり。
ブドウは西ケープの各地より調達。生産は合計80トンに制限し、1800ケースの白ワイン、2200ケースの赤、限定量のデザートワインを生産。
本日の「キカ」は同社のフラグシップの極甘口ワイン。
生産量はわずか2,900本で、醸造家の3人の子供のうち、次女の名前を冠しています。
畑はシモンズバーグ山脈の麓。標高200m、北西向きの冷涼な斜面の畑。風化したスレート土壌。1978年に植樹されたブッシュヴァイン(樹齢41年、6トン/1haの低収量)。
醸造は、収穫時期を遅らせ貴腐菌が繁殖したのち、手摘み収穫(一部、干しブドウの状態)。ブドウはワイナリーに運ばれ、4℃で一晩冷蔵保存。厳しい選果を経てホールバンチプレス、1日コールドソークしてから発酵開始。4日後に圧搾、フレンチオークの古樽に移して3カ月間天然発酵。
輸入元は富山のハミングバードさん。
■マイルズ・モソップ・ワインズ キカ 2017

ティムアトキンMW評95点、WA93+(アンソニーミューラー評)
香りは桃やドライアプリコット、マンゴー。
トロピカルフルーツ類の豊かな果実の香り。乳酸菌飲料のような(リンゴ?ヨーグルト?的)香りも感じられます。
口に含むと、桃、マンゴーを思わせる果実のイメージが膨らみます。
オレンジのような柑橘に近い酸。乳酸菌飲料のようなイメージも。
ふっくらとしていて肉厚で、最初にドシッとした甘さを感じますが、酸がしっかりとあるので後半に行くほどスッと消えるような儚さがあります。
余韻は引き続き桃やマンゴー、オレンジのような温かい果実・柑橘のイメージが残ります。
えーとですね、非常にうまいです。
豊かな果実のイメージのほか、酸の表現がきれいです。
オレンジのような乳酸菌飲料のような感覚もある。
タイプとしては、南アの極甘口である、キアモント・フルーフォンティン(現在輸入元欠品中、近々再入荷だそうです)に近いかな。タメ張れるぐらいの実力、というかかなりビビビッとKOZE的にはきたワインです。
ソーテルヌが重厚でドーンと、ともすると少しオイリーなタイプもある中で、
南アの極甘口は後味がスッと儚い感じがあるので、飲み飽きないというかクイクイ行っちゃいそうな気がするんですけどどうでしょう。
南アの極甘口は激戦です。3千円台から群雄割拠感ある。
・キアモントフルーフォンティン
・ポールクルーバーノーブルレイトハーベスト
・マリヌーストローワイン(ちょっと別格感あり)
・クラインコンスタンシア ヴァンドコンスタンス(高い)
・マイルズモソップ キカ
他にもあるんでしょうが、今のところこれらがトップ5かな。おすすめです。

マイルズ・モソップ・ワインズ キカ 2017 Miles Mossop Wines Kika 【南アフリカワイン】【極甘口】
販売先はKOZEが確認している限りアフリカーさんくらい。
マジでハミングバードさんと取引あるところ、これはすぐ仕入れてほしい。なくなる前に。
はやくしろーっ!間に合わなくなっても知らんぞーっ!感ある。
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