南アフリカのワインです。
ソーヴェイン ノム・ピノノワール 2018をテイスティングしました。


ソーヴェインは南アフリカの女性醸造家、ジェシカ・ソーヴェイン氏によるオウンレーベル。
葡萄はエルギン、オーバーバーグ、ヘメルアンアードから買い付け。
それぞれテロワールを尊重し、天然酵母により発酵させ、ブドウの味わいを率直に表現するスタイル。


2020年の4月からマスダ社による輸入が開始される新規ワイナリーです。

本日はソーヴェイン ノム・ピノノワール 2018
これは南アフリカの生産者から、たぶん、ブシャールフィンレーソンからブドウを仕入れているピノです。もう一個対になるピノがあって、そちらはたぶん、南アフリカのドメーヌデデューから買ってるブドウでできたピノがありますが、そちらは出展なし。


畑は700mの高地で土壌は頁岩(けつがん)がメイン。花崗岩も混じっている。
発酵は天然酵母により行われ、フレンチオークで熟成。新樽比率は20%。


■ソーヴェイン ノム・ピノノワール 2018
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輸入元定価は7,000円。


香りはいちごやチェリーを思わせる赤系の果実。
血液を思わせる鉄に似た鉱物的な香りも。またマッシュルーム(キノコ)を思わせる土っぽい香りもあります。


口に含むと酸は穏やかでみずみずしい。
土のようなイメージ、マッシュルームのようなキノコの香り。
また酸が強すぎない赤系のいちごに似た果実み。

口当たりは軟水みたいなやわらかさ。
樽の香りがやさしく香ります。やさしい、まろやかなという言葉が似合いそうです。


余韻は樽のような木質的な香りやキノコの香り。
じんわりと香りが広がります。


豪華さ、というよりは柔らかい、優しいタイプのピノノワール。
シャンボールみたいな線の細い感じではないですし、野性的な香りのあるものとも違うし、樽も控えめ。じんわりとしたうまみがあります。

ちょっとだけニュージーランドに近いタイプなのかな。


価格対比では満足度があって良いと思います。
果実の凝縮感とか、堅い印象は少なかったので、長期熟成はなさそう。
参考になった試飲でした。




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