南アフリカのワインです。
デイヴィッド&ナディア グルナッシュ 2017をテイスティングしました。
デイヴィッド&ナディアは南アフリカの北部スワートランドを拠点とする生産者。
スワートランド・インデペンデント・プロデューサーズ(スワートランドの独立生産者の意)というグループに加盟しています。このグループにはスワートランドの名だたる生産者がその名を連ねており、イーベン・サディ、マリヌー、AAバデンホーストなども加盟しています。
数ある若手生産者の中でも、デイヴィッド&ナディアはティムアトキンMWによる南ア格付けでは第1級に君臨。年々その評価が上がっている生産者です。
アプローチは比較的低アルコールで、ピュアなワインの作り方をしています。
ティムアトキンMW評だけでなく、近年はジャンシスロビンソンMWからも生産者単体で記事が執筆されるなどの注目ぶり。
パンチがあるタイプではありませんが、非常に美しいワインメイク、というのが当方の勝手な感想でありまして、スワートランドの生産者でも筆頭クラスに好きです。個人的にも、今後さらに確実に評価を上げてくることでしょう。
ワイナリー名のデイヴィッド&ナディアは夫婦の名前になります。
当主はデイヴィッド・サディ氏。スワートランドには同列以上に著名なサディファミリーワインズのイーベン・サディ氏がいるため、誤解を避けるためにこうしていると思われます。
ワインは3つのレンジに分かれており、上位のシングルヴィンヤード、ミドルレンジのデイヴィッドナディアレンジ、そして低価格のトポグラフィレンジです。
本日は上位クラスのグルナッシュ。W.O.スワートランド。
全体の40%を全房発酵を用いテロワールにこだわっている。
■デイヴィッド&ナディア グルナッシュ 2017

輸入元定価6,200円。ティムアトキンMW評95点。
土壌はグラナイト、クレイの2種の土壌。
香りは血液や鉄、石を思わせるような硬質的な香り。
ミネラル感を強く感じます。
バラのような華やかな香り。いちじくのような赤系の果実。
口に含むと、ラズベリーやクランベリーを思わせる赤系の果実。
果実みと合わせて血液や石のような硬質的なイメージも。
ボディは中庸~淡さを感じる程度。エレガントな飲み口。
余韻はクランベリーやイチジク。石のようなイメージが広がります。
さて、17年ヴィンテージと言うこともあってかなり石のようなキャラクターがあって堅い。
なじんでくるとこのフローラルな香りとか血液的な官能的な感じとかもっと広がってくるのかな。
あまり樽香とかがバシバシと効いているタイプではないので、やはり最終的にはやわらかいピノノワールライクな雰囲気になってくるような気がします。
何年か経ったものを飲む機会があれば良いのですが。
参考になった試飲でした。

【南アフリカワイン】【赤ワイン】デイビット&ナディア グルナッシュ 2017[ミディアムボディー 〜 フルボディー]
麦ちゃん評価4.4点の高得点。
ここしばらくでよかったワイン
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デイヴィッド&ナディア グルナッシュ 2017をテイスティングしました。
デイヴィッド&ナディアは南アフリカの北部スワートランドを拠点とする生産者。
スワートランド・インデペンデント・プロデューサーズ(スワートランドの独立生産者の意)というグループに加盟しています。このグループにはスワートランドの名だたる生産者がその名を連ねており、イーベン・サディ、マリヌー、AAバデンホーストなども加盟しています。
数ある若手生産者の中でも、デイヴィッド&ナディアはティムアトキンMWによる南ア格付けでは第1級に君臨。年々その評価が上がっている生産者です。
アプローチは比較的低アルコールで、ピュアなワインの作り方をしています。
ティムアトキンMW評だけでなく、近年はジャンシスロビンソンMWからも生産者単体で記事が執筆されるなどの注目ぶり。
パンチがあるタイプではありませんが、非常に美しいワインメイク、というのが当方の勝手な感想でありまして、スワートランドの生産者でも筆頭クラスに好きです。個人的にも、今後さらに確実に評価を上げてくることでしょう。
ワイナリー名のデイヴィッド&ナディアは夫婦の名前になります。
当主はデイヴィッド・サディ氏。スワートランドには同列以上に著名なサディファミリーワインズのイーベン・サディ氏がいるため、誤解を避けるためにこうしていると思われます。
ワインは3つのレンジに分かれており、上位のシングルヴィンヤード、ミドルレンジのデイヴィッドナディアレンジ、そして低価格のトポグラフィレンジです。
本日は上位クラスのグルナッシュ。W.O.スワートランド。
全体の40%を全房発酵を用いテロワールにこだわっている。
■デイヴィッド&ナディア グルナッシュ 2017

輸入元定価6,200円。ティムアトキンMW評95点。
土壌はグラナイト、クレイの2種の土壌。
香りは血液や鉄、石を思わせるような硬質的な香り。
ミネラル感を強く感じます。
バラのような華やかな香り。いちじくのような赤系の果実。
口に含むと、ラズベリーやクランベリーを思わせる赤系の果実。
果実みと合わせて血液や石のような硬質的なイメージも。
ボディは中庸~淡さを感じる程度。エレガントな飲み口。
余韻はクランベリーやイチジク。石のようなイメージが広がります。
さて、17年ヴィンテージと言うこともあってかなり石のようなキャラクターがあって堅い。
なじんでくるとこのフローラルな香りとか血液的な官能的な感じとかもっと広がってくるのかな。
あまり樽香とかがバシバシと効いているタイプではないので、やはり最終的にはやわらかいピノノワールライクな雰囲気になってくるような気がします。
何年か経ったものを飲む機会があれば良いのですが。
参考になった試飲でした。

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