フランスボルドーのワインです。
シャトー・オー・ブリオン 2014をテイスティングしました。

シャトー・オー・ブリオンはボルドーのペサック・レオニャンに位置する由緒あるワイナリー。
メドック外に位置しながら1855年にはメドック格付け1級に選ばれている、など言うまでもない5大シャトーの一つです。

わちゃわちゃ書いても仕方ないのですが、ビックカメラが毎月プレミアムフライデーでやってるプレミアム試飲で飲みました。



限定店舗で、ビックロ新宿東口店およびビックカメラ新宿西口ハルク店は高確率でやってますが、16時からスタートのことが多くあっという間になくなっちゃいます。翌日残ってるわけもありません。

値段は明らかにお値打ち。仕事帰りにノコノコ19時過ぎとか行っても、完売しているケースが多いので、あったらラッキーぐらいでお願いします。もちろん早いもん勝ちです。特に西口はごった返しているのでTEL等で問い合わせる行為は無駄だと思います。

この日も見事に新宿西口ハルクは完売しているっぽくて(金曜日でそれどころではない)、ダメ元でビックロ東口の方に行ったらありました。



■シャトーオーブリオン 2014
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WA96点。メルロー50%、カベルネソーヴィニヨン39%、カベルネフラン11%。
新樽比率70%で熟成。

タバコを思わせるようなスモーキーな香り。
鉛筆の芯や削り節、もしくはシダーウッドを思わせるような香りが主張的。
果実はクランベリー、ブラックベリーのような果実。若干腐葉土。
スモーキーさと鉛筆っぽい香りが主張的。石のようなミネラル感が感じられます。


口に含むと、ややピーマンのような青っぽいニュアンスが感じられ、酸も主張的です。
が、果実の凝縮感があり、端正にまとまっています。
ブラックベリーを思わせる果実味。スモーキーな香りに鉛筆の芯や削り節のような香り。墨汁のような硬質的な印象が感じられます。


余韻は長く、タバコ、シダーウッド、鉛筆。
やや青い要素が残るように思います。


オーブリオンはきれいでカッコいいワインだなぁ。
ヴィンテージとか経年とかあるのでしょうが、グラーヴとか、スペインのリオハとか、端正なタイプのワインが好きなのでオーブリオンは(青っぽいのは除いても)個人的にザクッと刺さるワインです。

動物的な香りとか、むわっとくる感じとかそういうものは試飲のレベルですし、ましてやヴィンテージも若いはずなので感じられません。

率直にいいなぁと感じるワインでした。さすがはオーブリオン。
納得の試飲でした。



格付け第1級 シャトー オー ブリオン 2014 750ml 赤ワイン フランス



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