南アフリカワイン専門店のリカーショップアフリカーさんで
2月2日(土)に試飲販売会が開催されます

【2月2日(土)開催】第5回:アフリカー試飲販売会(2月2日は南アフリカワインの日)
要点としては大きく2つあり
・アフリカー社初の「自社輸入開始」
・「南アフリカワインの日」に開催
というところでしょう。
1659年2月2日に南アフリカワインがはじめて作られた日。
初代ケープタウン総領事で南アフリカワインの父と呼ばれるヤン・ファン・リーベックの日誌の記録による。
南アフリカワインを語る上ではよく知られる日、ですが、日本では2017年に国分社が日本記念日協会に申請し受理。
2017年12月29日に正式登録されています。
アフリカー店主殿にお聞きすると、今回輸入を開始するのは4社。
輸入開始銘柄は
・ボタニカ
・ブランクボトル
・ラダイト
・ドメーヌ・デ・デュー
ワインではどうしても気になる状態の問題ですが、「リーファーコンテナ使用で、他社との相乗りでコスト減」という手法をとっているそうです。なるほどなぁ。では1社ずつ当方独自の見方ですが、解説していきましょう。
南アフリカステレンボッシュのワイナリー。
ティムアトキンMW評が独自に行う「南アフリカワイナリー格付け」には長らく格付け内に位置しており、現在も3級の評価(14年にクリュブルジョワ級⇒15~18年まで南ア格付け3級)
アフリカー社が今回試飲会で登場させる予定の

ボタニカ メアリー・デラニー シュナン・ブラン 2017
はティムアトキンMW評96点「そのもの」。
ステレンボッシュ産ということで他の輸入元が「かぶり」を気にしていたのかなぁというのが個人的な予想。
実際飲んでみないとわかりませんが。今回の試飲会でもっとも注目しているワイナリーのひとつ。
南アフリカの中でも特に異質な立ち位置にあるのがブランクボトル。
原則、同一の銘柄リリースは行わず、さらにはブドウの品種名は前面に(大きくは)うたわないスタイル。
これは、ワイナリーに来訪した客で「シラーが苦手で、それ以外のブドウ品種を」と求められた際に、ためしにシラー種のワインを提供してみると喜んで購入した、というエピソードから。
あまのじゃくともいえる醸造家ですが、作るワインは比較的ナチュラルな傾向の強いものと記憶しています。
現在も日本でも購入が可能は可能ですがほとんど見かけません。
ティムアトキンMW評格付けは2級に君臨。
2014年にクリュブルジョワ⇒2015年3級⇒2016~2018年2級
アフリカー社が輸入することでだいぶ手に取りやすくなるように思います。

試飲会に登場する予定のブランクボトル オービトーフロンタル・コアテックス 2017は
ティムアトキンMW評95点そのもの。
こちらはツイッターでフォローさせていただいている方が、現地で定期的に購入しているのを見て非常に気になっていたワイナリーです。
南アフリカのボットリヴァーに1999年設立、2001年植樹というワイナリー。
葡萄への介入は最小限に抑えるというスタイル。
日本でも購入が可能な「ボーモンホープマルゲリートシュナンブラン」でおなじみのボーモン社の元ワインメーカーであったNiels Verburgが独立しています。ティムアトキンMW評のワイナリー格付けは最近クリュブルジョワ級に入ったばかり。

代表レンジのラダイト シラーズがティムアトキンMW評93点。
というか現行ヴィンテージリリースが「ブレンド赤」「ブレンド白」「シラー単一」の3本のみ。結果として、ティムアトキンの18年のサウス・アフリカ・レポートでも3本しか評価されておらず、いずれも92点~93点の範囲に収まっています(掲載3銘柄全部アフリカーが輸入)
今後注目されるかも。
ティムアトキンMWによる格付けには入っているのですが、クリュブルジョワ級であり、正直ノーマークだったワイナリーです。
2002年設立ヘメルアンアードのワイナリー。比較的内陸に位置しており、近隣にはクリエーションワインズなどもあるエリア。当地区は激戦区でもありますが、注目は比較的ヴィンテージの古いものを現時点でもリリースしていること。
さらにはネッビオーロ種のワインをリリースしていることです。
ヘメルの2012、2013を今から探すとなるとなかなか骨が折れるでしょうから貴重な存在になり得る可能性もあります。
ドメーヌ・デ・デュー ネッビオーロ 2013 はティムアトキンMW評93点。
MCCも92点獲得しています。
また、同社のシャルドネ2014年(現行ヴィンテージ)がデキャンタワールドワインアワード2018で南アのシャルドネ1位。デキャンタ96点です。
参考:awards.decanter.com
(白全体で言うと、日本未輸入の別ワイナリーのソーヴィニヨンブラン、そして日本に入ってきているデモーゲンゾンのシュナンブランが97点でした)これは期待が持てそう。
ということで、期待感の持てるアフリカーさんの南アフリカワイン試飲販売会。
2月2日(土)2部開催です。当方もどっちかの部は行こうと思っています。

【2月2日(土)開催】第5回:アフリカー試飲販売会(2月2日は南アフリカワインの日)
合計18種。参加費は1,500円。1部当たり1時間の時間内でのイベントです。
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2月2日(土)に試飲販売会が開催されます

【2月2日(土)開催】第5回:アフリカー試飲販売会(2月2日は南アフリカワインの日)
要点としては大きく2つあり
・アフリカー社初の「自社輸入開始」
・「南アフリカワインの日」に開催
というところでしょう。
南アフリカワインの日とは
1659年2月2日に南アフリカワインがはじめて作られた日。
初代ケープタウン総領事で南アフリカワインの父と呼ばれるヤン・ファン・リーベックの日誌の記録による。
南アフリカワインを語る上ではよく知られる日、ですが、日本では2017年に国分社が日本記念日協会に申請し受理。
2017年12月29日に正式登録されています。
アフリカー社初の自社輸入開始
アフリカー店主殿にお聞きすると、今回輸入を開始するのは4社。
輸入開始銘柄は
・ボタニカ
・ブランクボトル
・ラダイト
・ドメーヌ・デ・デュー
ワインではどうしても気になる状態の問題ですが、「リーファーコンテナ使用で、他社との相乗りでコスト減」という手法をとっているそうです。なるほどなぁ。では1社ずつ当方独自の見方ですが、解説していきましょう。
アフリカー社 南アフリカワイン輸入銘柄「ボタニカ」
南アフリカステレンボッシュのワイナリー。
ティムアトキンMW評が独自に行う「南アフリカワイナリー格付け」には長らく格付け内に位置しており、現在も3級の評価(14年にクリュブルジョワ級⇒15~18年まで南ア格付け3級)
アフリカー社が今回試飲会で登場させる予定の

ボタニカ メアリー・デラニー シュナン・ブラン 2017
はティムアトキンMW評96点「そのもの」。
ステレンボッシュ産ということで他の輸入元が「かぶり」を気にしていたのかなぁというのが個人的な予想。
実際飲んでみないとわかりませんが。今回の試飲会でもっとも注目しているワイナリーのひとつ。
アフリカー社 南アフリカワイン輸入銘柄「ブランクボトル」
南アフリカの中でも特に異質な立ち位置にあるのがブランクボトル。
原則、同一の銘柄リリースは行わず、さらにはブドウの品種名は前面に(大きくは)うたわないスタイル。
これは、ワイナリーに来訪した客で「シラーが苦手で、それ以外のブドウ品種を」と求められた際に、ためしにシラー種のワインを提供してみると喜んで購入した、というエピソードから。
あまのじゃくともいえる醸造家ですが、作るワインは比較的ナチュラルな傾向の強いものと記憶しています。
現在も日本でも購入が可能は可能ですがほとんど見かけません。
ティムアトキンMW評格付けは2級に君臨。
2014年にクリュブルジョワ⇒2015年3級⇒2016~2018年2級
アフリカー社が輸入することでだいぶ手に取りやすくなるように思います。

試飲会に登場する予定のブランクボトル オービトーフロンタル・コアテックス 2017は
ティムアトキンMW評95点そのもの。
アフリカー社 南アフリカワイン輸入銘柄「ラダイト」
こちらはツイッターでフォローさせていただいている方が、現地で定期的に購入しているのを見て非常に気になっていたワイナリーです。
南アフリカのボットリヴァーに1999年設立、2001年植樹というワイナリー。
葡萄への介入は最小限に抑えるというスタイル。
日本でも購入が可能な「ボーモンホープマルゲリートシュナンブラン」でおなじみのボーモン社の元ワインメーカーであったNiels Verburgが独立しています。ティムアトキンMW評のワイナリー格付けは最近クリュブルジョワ級に入ったばかり。

代表レンジのラダイト シラーズがティムアトキンMW評93点。
というか現行ヴィンテージリリースが「ブレンド赤」「ブレンド白」「シラー単一」の3本のみ。結果として、ティムアトキンの18年のサウス・アフリカ・レポートでも3本しか評価されておらず、いずれも92点~93点の範囲に収まっています(掲載3銘柄全部アフリカーが輸入)
今後注目されるかも。
アフリカー社 南アフリカワイン輸入銘柄「ドメーヌ・デ・デュー」
ティムアトキンMWによる格付けには入っているのですが、クリュブルジョワ級であり、正直ノーマークだったワイナリーです。
2002年設立ヘメルアンアードのワイナリー。比較的内陸に位置しており、近隣にはクリエーションワインズなどもあるエリア。当地区は激戦区でもありますが、注目は比較的ヴィンテージの古いものを現時点でもリリースしていること。
さらにはネッビオーロ種のワインをリリースしていることです。
ヘメルの2012、2013を今から探すとなるとなかなか骨が折れるでしょうから貴重な存在になり得る可能性もあります。
ドメーヌ・デ・デュー ネッビオーロ 2013 はティムアトキンMW評93点。
MCCも92点獲得しています。
また、同社のシャルドネ2014年(現行ヴィンテージ)がデキャンタワールドワインアワード2018で南アのシャルドネ1位。デキャンタ96点です。
参考:awards.decanter.com
(白全体で言うと、日本未輸入の別ワイナリーのソーヴィニヨンブラン、そして日本に入ってきているデモーゲンゾンのシュナンブランが97点でした)これは期待が持てそう。
ということで、期待感の持てるアフリカーさんの南アフリカワイン試飲販売会。
2月2日(土)2部開催です。当方もどっちかの部は行こうと思っています。

【2月2日(土)開催】第5回:アフリカー試飲販売会(2月2日は南アフリカワインの日)
合計18種。参加費は1,500円。1部当たり1時間の時間内でのイベントです。
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