南アフリカのワインです。
サヴェージ(サヴェッジ)ホワイト 2017をテイスティングしました。
サヴェージ(サヴェッジ)は南アフリカのソルト・リヴァーを拠点としたワイナリー。
オーナーのダンカン・サヴェッジは2002年から2014年ヴィンテージ分まで、長らく南アの格付け1級クラスのワイナリーである「ケープポイント」で醸造長を務めた人物。
オウンレーベルとして独立したことは個人的にはかなり衝撃でした。
サヴェッジワインズとしての設立自体は2011年。ワインの初リリースは2013年ヴィンテージより。ソルト・リヴァーを拠点として、醸造所は同エリアのTMWのものを使用。
参考までに前所属の「ケープポイント」社の代表レンジがソーヴィニヨンブラン主体のワイン。肉付きの良い複雑な味わいのソーヴィニヨンブランをケープポイント時代も生み出しており、今でも「アイリーズ」という上位レンジは南アのトップソーヴィニヨンブランの一つと思っています。
今回は「サヴェージ・ホワイト」。白のブレンドです。
ソーヴィニヨン・ブラン45% セミヨン35% シュナン・ブラン20%。
ウェスタン・ケープ州各地(ボットリヴァー、ピケニルスクルーフ、マルガス) のブドウを使用。樽発酵、50~60%ほどマロラクティック発酵を行い、古樽にて10ヶ月熟成。
輸入元はラフィネ社。
■サヴェージ・ホワイト 2017

輸入元定価は4,800円。
香りは毛皮のような動物的な香り立ちに砂のような香り。
木樽の香りが穏やかに香ります。リンゴのような果実、クリーミーな香り立ち。
全体的に柔らかい印象があります。
口に含むとリンゴのような果実みやうまみのようなものが広がります。
砂のようなアーシーな印象。柑橘の果皮感のような苦みが感じられます。
しっかりと苦みが感じられますが、ツンツンとした印象はありません。
グレープフルーツに近いような苦みを感じます。
余韻にはグレープフルーツのような柑橘、青草のような香りが残ります。
さて、ケープポイントの「アイリーズ」がソーヴィニヨンブラン節バリバリのピリッとくる緊張感あるソーヴィニヨンブランであることに対して、サヴェッジの白はケープポイントのアイリーズとはちょっと違う路線でした。
こっちのサヴェージホワイトはあんまり白ネギっぽくない感じで、とにかく柔らかい路線のソーヴィニヨンブラン主体のワイン。
あまり介入をしないタイプのワインメイクをしている、とのことで、そのような傾向が出ているかなという気がします。ソフトで飲みやすい感じ。
17年ヴィンテージということで若いので判別がつきづらいところ。熟成させるともっと風格出てくるような気がします。参考になった試飲でした。

サヴェージ ホワイト 2017 Savage White 【南アフリカワイン】【白ワイン】
もう半年後飲むとまた違った表情になりそうな気も。
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サヴェージ(サヴェッジ)は南アフリカのソルト・リヴァーを拠点としたワイナリー。
オーナーのダンカン・サヴェッジは2002年から2014年ヴィンテージ分まで、長らく南アの格付け1級クラスのワイナリーである「ケープポイント」で醸造長を務めた人物。
オウンレーベルとして独立したことは個人的にはかなり衝撃でした。
サヴェッジワインズとしての設立自体は2011年。ワインの初リリースは2013年ヴィンテージより。ソルト・リヴァーを拠点として、醸造所は同エリアのTMWのものを使用。
参考までに前所属の「ケープポイント」社の代表レンジがソーヴィニヨンブラン主体のワイン。肉付きの良い複雑な味わいのソーヴィニヨンブランをケープポイント時代も生み出しており、今でも「アイリーズ」という上位レンジは南アのトップソーヴィニヨンブランの一つと思っています。
今回は「サヴェージ・ホワイト」。白のブレンドです。
ソーヴィニヨン・ブラン45% セミヨン35% シュナン・ブラン20%。
ウェスタン・ケープ州各地(ボットリヴァー、ピケニルスクルーフ、マルガス) のブドウを使用。樽発酵、50~60%ほどマロラクティック発酵を行い、古樽にて10ヶ月熟成。
輸入元はラフィネ社。
■サヴェージ・ホワイト 2017

輸入元定価は4,800円。
香りは毛皮のような動物的な香り立ちに砂のような香り。
木樽の香りが穏やかに香ります。リンゴのような果実、クリーミーな香り立ち。
全体的に柔らかい印象があります。
口に含むとリンゴのような果実みやうまみのようなものが広がります。
砂のようなアーシーな印象。柑橘の果皮感のような苦みが感じられます。
しっかりと苦みが感じられますが、ツンツンとした印象はありません。
グレープフルーツに近いような苦みを感じます。
余韻にはグレープフルーツのような柑橘、青草のような香りが残ります。
さて、ケープポイントの「アイリーズ」がソーヴィニヨンブラン節バリバリのピリッとくる緊張感あるソーヴィニヨンブランであることに対して、サヴェッジの白はケープポイントのアイリーズとはちょっと違う路線でした。
こっちのサヴェージホワイトはあんまり白ネギっぽくない感じで、とにかく柔らかい路線のソーヴィニヨンブラン主体のワイン。
あまり介入をしないタイプのワインメイクをしている、とのことで、そのような傾向が出ているかなという気がします。ソフトで飲みやすい感じ。
17年ヴィンテージということで若いので判別がつきづらいところ。熟成させるともっと風格出てくるような気がします。参考になった試飲でした。

サヴェージ ホワイト 2017 Savage White 【南アフリカワイン】【白ワイン】
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