南アフリカのワインです。
アタラクシア・ピノノワール 2014をテイスティングしました。
アタラクシアは南アフリカのウォーカーベイ地区のヘメル=エン=アード・ヴァレー小地区に位置するワイナリーで葡萄畑の面積は47haとのこと。
ワイナリーの設立は2004年と比較的新しく、ワインメーカーのケヴィン・グラントはハミルトン・ラッセルの元醸造責任者とのことです。
何よりも、このアタラクシア・シャルドネ 2014は大御所ブログのワインレポートさんで評価されたのが大きく、引き合いに出されたのはブルゴーニュのコント・ラフォン。一躍、脚光を浴びる銘柄となってしまいました。
参考:値段はラフォンの4分の1、南アのアタラクシアのシャルドネ/ワインレポート
今回テイスティングの輸入元は株式会社マスダ。
アタラクシア自体はマスダ社も新規扱いではないようで、一部の販路に過去より他のキュヴェは卸していた経緯があるとの事。
他に株式会社ラフィネさんが輸入をされており、ネット通販など販路が目立つのはこちらの方でしょう。
■アタラクシア・ピノノワール 2014(7月入荷予定とのこと)

マスダ社の希望小売価格は5,500円(本体)
香りはナッツのような香ばしさ、ラズベリーやチェリーの赤い果実。
牛乳のようなミルキーな要素、茎のような青いニュアンス。
いずれもとがってはなく、それぞれがバランスよく混在している印象です。
味わいは香りのイメージを伝えますが、
石のような硬質感を口の中に入れた瞬間に感じます。
加えて、スパイシーな要素も感じられ、
「ピンと張った」イメージを受けるものの、
それらは口の中ですぐにほぐれ、次第にカスタードプリンのような甘露な余韻が口の中に広がります。
いいですね。非常に細部も行き届いている、良いワインだと思います。
5,500円程度、という価格帯は南アの中では高級レンジになりますが、それでも非常に良い印象です。
比較的、優等生的なそれぞれの要素がありながら、余韻にドン!と甘い要素が広がるので、カリフォルニアの7-8千円の高価格レンジを少しイメージします。
定価だけでみるとやはり2割はお買い得というか。
最初から最後まで楽しみたい!という方はアタラクシアは選択肢に入れていいと思います。
根本的にブルゴーニュ的な路線をお求めならば(アタラクシアも遠いわけではないですが)、ラフィネ輸入のクリスタルムやマスダ輸入のキャサリンマーシャルなどが近い路線かなと。
口に入れた瞬間のピンと張ったチョーキーさが先行し、すぐにほぐれる、という流れから
メモには「ツンデレ系ピノ」と記していました。
この価格で余韻までしっかり演出できるピノ、というとかなり貴重だと思うので、
個人的にはとても良い印象を受けた一本です。

ピノ・ノワール[2014]アタラクシア・ワインズ【南アフリカ 赤ワイン】
既にラフィネさんが一般販売しているので、楽天市場に流れているのはおそらく、ラフィネさん輸入のものだと思います。
熊本地震に関連した「募金サイト」へのリンクについて
当ブログは通常通り更新いたしますが、
先般(4/14)以降発生した平成28年熊本地震におきまして、当面記事最後に「Yahoo!ネット募金」ならびに「楽天クラッチ募金」のリンクを張らせていただきます。
【Yahoo!基金】熊本地震災害緊急支援募金 - Yahoo!ネット募金
http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630023/
熊本地震被害支援募金 楽天クラッチ募金│社会貢献活動:楽天株式会社のCSR
http://corp.rakuten.co.jp/csr/contribution/kumamoto_201604.html
「しない善より、する偽善」とその昔、大手掲示板でも申してましたので…。
Yahoo!ネット募金は「Tポイント」によるポイント募金が出来ます。
楽天クラッチ募金は「楽天スーパーポイント」による募金が出来ます。
オススメ記事一覧
・南アフリカ ブーケンハーツクルーフ 垂直・水平試飲会 「七つの椅子の会」に参加
・南アフリカ クリスタルム・マバレル ピノノワール 2014を飲む
・大阪 ルクア イーレのフレンチおでん&ワインの居酒屋「赤白(こうはく)」に行ってきた
・サントリー「日本ワイン×日本料理」ブロガーイベントに参加しました
・「ワイン一年生」という本がおもしろい!ワイン初心者はこれを読め!!!
アタラクシア・ピノノワール 2014をテイスティングしました。
アタラクシアは南アフリカのウォーカーベイ地区のヘメル=エン=アード・ヴァレー小地区に位置するワイナリーで葡萄畑の面積は47haとのこと。
ワイナリーの設立は2004年と比較的新しく、ワインメーカーのケヴィン・グラントはハミルトン・ラッセルの元醸造責任者とのことです。
何よりも、このアタラクシア・シャルドネ 2014は大御所ブログのワインレポートさんで評価されたのが大きく、引き合いに出されたのはブルゴーニュのコント・ラフォン。一躍、脚光を浴びる銘柄となってしまいました。
参考:値段はラフォンの4分の1、南アのアタラクシアのシャルドネ/ワインレポート
今回テイスティングの輸入元は株式会社マスダ。
アタラクシア自体はマスダ社も新規扱いではないようで、一部の販路に過去より他のキュヴェは卸していた経緯があるとの事。
他に株式会社ラフィネさんが輸入をされており、ネット通販など販路が目立つのはこちらの方でしょう。
■アタラクシア・ピノノワール 2014(7月入荷予定とのこと)

マスダ社の希望小売価格は5,500円(本体)
香りはナッツのような香ばしさ、ラズベリーやチェリーの赤い果実。
牛乳のようなミルキーな要素、茎のような青いニュアンス。
いずれもとがってはなく、それぞれがバランスよく混在している印象です。
味わいは香りのイメージを伝えますが、
石のような硬質感を口の中に入れた瞬間に感じます。
加えて、スパイシーな要素も感じられ、
「ピンと張った」イメージを受けるものの、
それらは口の中ですぐにほぐれ、次第にカスタードプリンのような甘露な余韻が口の中に広がります。
いいですね。非常に細部も行き届いている、良いワインだと思います。
5,500円程度、という価格帯は南アの中では高級レンジになりますが、それでも非常に良い印象です。
比較的、優等生的なそれぞれの要素がありながら、余韻にドン!と甘い要素が広がるので、カリフォルニアの7-8千円の高価格レンジを少しイメージします。
定価だけでみるとやはり2割はお買い得というか。
最初から最後まで楽しみたい!という方はアタラクシアは選択肢に入れていいと思います。
根本的にブルゴーニュ的な路線をお求めならば(アタラクシアも遠いわけではないですが)、ラフィネ輸入のクリスタルムやマスダ輸入のキャサリンマーシャルなどが近い路線かなと。
口に入れた瞬間のピンと張ったチョーキーさが先行し、すぐにほぐれる、という流れから
メモには「ツンデレ系ピノ」と記していました。
この価格で余韻までしっかり演出できるピノ、というとかなり貴重だと思うので、
個人的にはとても良い印象を受けた一本です。

ピノ・ノワール[2014]アタラクシア・ワインズ【南アフリカ 赤ワイン】
既にラフィネさんが一般販売しているので、楽天市場に流れているのはおそらく、ラフィネさん輸入のものだと思います。
熊本地震に関連した「募金サイト」へのリンクについて
当ブログは通常通り更新いたしますが、
先般(4/14)以降発生した平成28年熊本地震におきまして、当面記事最後に「Yahoo!ネット募金」ならびに「楽天クラッチ募金」のリンクを張らせていただきます。
【Yahoo!基金】熊本地震災害緊急支援募金 - Yahoo!ネット募金
http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630023/
熊本地震被害支援募金 楽天クラッチ募金│社会貢献活動:楽天株式会社のCSR
http://corp.rakuten.co.jp/csr/contribution/kumamoto_201604.html
「しない善より、する偽善」とその昔、大手掲示板でも申してましたので…。
Yahoo!ネット募金は「Tポイント」によるポイント募金が出来ます。
楽天クラッチ募金は「楽天スーパーポイント」による募金が出来ます。
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・南アフリカ ブーケンハーツクルーフ 垂直・水平試飲会 「七つの椅子の会」に参加
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