タカムラワインハウスさんの実店舗の有料テイスティングです。
日本のサントリー登美の丘ワイナリーの「登美 2008 白」です。



言わずもがなサントリーが有するプレミアムワインです。
「登美」は赤白があり、正真正銘フラグシップの位置づけにあります。

お値段もほぼジャスト1万円くらいの価格帯になっています。

このヴィンテージを最後に、09年以降白の方は
ブルゴーニュボトル(なで肩)に変更になっています。

ブドウ品種ははシャルドネ 100%
ぶどう栽培地 登美の丘ワイナリー 自園産ぶどう 100%とのことです。


登美の丘ワイナリー登美[2008](白ワイン)


試飲の専用機械エノマティックでの価格は
25ml 400円
50ml 800円
75ml 1,100円でした。

別途試飲の機械専用のカードが500円/枚をレジで購入する必要があります。
一度購入すれば、1,000円単位で
ICカードのように繰り返し金額がチャージできます(他店併用不可)

店舗の場所は以下からご確認ください
TAKAMURA Wine & Coffee Roasters

※試飲可能な銘柄も掲載していますが、随時入れ替えられていますので
あくまでも大まかな目安としてご参考いただくのが良いかと思います


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香りは障子に使う糊のような香り、お米、醤油のような熟成香、
レモン、トーストのような香ばしい香り、ざらめのような甘い香り。

味わいはレモン・ゆずを思わせる酸味を強く感じ、
お米、柑橘、ざらめ、樽のニュアンスなど複雑に広がります。

特筆すべきは口に含み10秒ほど待つと、
余韻にカスタードプリン、焼き菓子のような香ばしさが広がる点。

昨日記事にした「マウントエデン」に引けを取りませんね。
やや酸はこちらが強めで、余韻もバッと花開いて少し短めです。

既にいくらかの熟成感もあり、すでに楽しめるタイミングと思われます。

日本のワインの白は評価が高いと言いますけど、
これはさすがですね。同価格帯のアメリカの白とタイマンが張れます。

もっとも、国内だから同じくらいの金額で飲めるわけで
この登美が海外に輸出されるとべらぼうに高くなってしまうでしょうし、
そう考えるとちょっと複雑ではありますが。

日本で買う、という前提であれば他国に負けていません。
納得のおいしさでした。


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