ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

2025年03月

南アフリカ ボタニカ フラワーガール アルバリーニョ 2024をテイスティング

南アフリカのワインです。
ボタニカ フラワーガール アルバリーニョ 2024をテイスティングしました。

ボタニカは南アフリカステレンボッシュのワイナリー。

アメリカ・ボストン出身のニューヨーカーであり、元キャリアウーマンの女性、ヴァージニア・ポーヴァル氏が2008年から始めたワイナリー。元大手コンサルティングファームのCOOという肩書を持つ彼女ですが、会社の売却と共に退職。趣味でワインをやっていたという経歴で、退職後は自身のワイづくりのための準備を着々とか石。
2008年に南アフリカのZorgvlietというワイナリーにインターンシップに行き、ステレンボッシュのデヴォンヴァレーに土地を発見。現在のボタニカの拠点となる土地ですが、その土地は1940年から続く花畑だった、ということに現在のワイナリー名は由来。

自社の畑はメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティヴェルド等を栽培しています。標高は180m~230m。

上位レンジは買い付け葡萄。同様の土地はかのイーベンサディ(サディファミリー)やアンソニー・ルパートも買い付けを行うほど。

ティムアトキンMW評が独自に行う「南アフリカワイナリー格付け」には長らく格付け内に位置しており、現在は2級の評価。

日本の輸入元はアフリカーさん。
参考:直輸入ワイン - 南アフリカワイン通販のアフリカー


で、同社のレーベルでも実験的な位置づけを持たせているのがフラワーガール。
・ペットナット ロゼ
・アルバリーニョ
の2種があり、今回はアルバリーニョ。

ステレンボッシュのデヴォン・ヴァレーにある自社畑のアルバリーニョを使用し。土壌は「ヴィラフォンテ(Vilafonte)」と呼ばれる、非常に古くから堆積している土壌に、沖積土壌が混じっている。
ブドウを手摘みで収穫した後、除梗および破砕を行い、優しく圧搾します。ステンレスタンクで発酵させた後、澱とともに熟成させボトリングします。

こちらのワインは過去に水天宮前 a2 by アフリカーさんの実店舗で有料テイスティングをしています。


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香りは白い花やフェンネル、ハーブのニュアンス。ソーヴィニヨンブラン的なハーブ感がありつつ、ヴィオニエの華やかさも感じる香り。ヴィオニエとソーヴィニヨンブランの中間のような印象で、フローラルで爽やかだけど、少し厚みのある香りが広がる。

口に含むと、グリップがしっかりしていて上質なヴィオニエを思わせる味わい。白い花や洋梨のフルーティーさに、ほんのりオークのような香ばしさも感じる。わずかにマヨネーズっぽいクリーミーなニュアンスがあり、まだ少し時間を置いて開かせたい印象。ミネラル感も心地よく、塩味を感じるくらいの引き締まった旨味がある。

余韻は程よく長く、洋梨や白い花の香りが残る。ハーブや塩味のニュアンスも後を引く。全体的にバランスが良く、フローラルな華やかさとしっかりしたグリップが絶妙。素直に「おいしい」と感じるワインでした。


ボタニカ フラワー・ガール アルバリーニョ 2024 Botanica Flower Girl Albarino 【南アフリカワイン】【白ワイン】



アフリカーさんで試飲しました



■店舗名
a2 by af-liquor

■住所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目6−8 日本橋KSビル 1階

■定休日
月曜日


Twitter




シャトー・メルシャン 穂坂 マスカット・ベーリーA 2018をテイスティング

日本のワインです。
シャトー・メルシャン 穂坂 マスカット・ベーリーA 2018をテイスティングしました。

メルシャンは1877年に「大日本山梨葡萄酒会社」として創立し、日本ワインの歴史を切り開いてきたワイナリーです。1949年に「メルシャン」ブランドを設立し、1966年に国際コンクールで金賞を受賞。1970年に「シャトー・メルシャン」が誕生し、日本ワインの品質向上に努めてきました。1976年に長野県桔梗ヶ原でメルロー栽培を開始し、1984年には城の平でカベルネ・ソーヴィニヨンの垣根栽培に成功。ボルドー大学との共同研究やポール・ポンタリエ氏のアドバイスを受け、品質をさらに向上させました。

2010年に勝沼ワイナリーをリニューアル、2018年には桔梗ヶ原ワイナリー、2019年には椀子(まりこ)ワイナリーをオープン。2020年には「シャトー・メルシャン ワイン資料館」が日本遺産に認定されました。日本各地に自社畑を持ち、各地のテロワールを表現したワイン造りを行っています。特に桔梗ヶ原や椀子ヴィンヤードは国際的にも高く評価され、2023年には「ワールド・ベスト・ヴィンヤード」で世界30位に選ばれました。「フィネス&エレガンス」を追求し、世界に通用する日本ワインを目指しています。

シャトー・メルシャン 穂坂 マスカット・ベーリーA 2018は山梨県韮崎市穂坂地区産。垣根式栽培。9月中旬~9月下旬に収穫。ステンレスタンクで28度・約14日間発酵。オーク樽で約24カ月間熟成。生産本数約5,200本。


■シャトー・メルシャン 穂坂 マスカット・ベーリーA 2018
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香りはバターやラズベリー、いちごの甘やかな果実の香り。
木質的なニュアンスや血肉感が重なる印象。
毛皮のような動物的な香りがムワッと立ち上がり、なかなかにワイルドな印象も受けます。

味わいはバターやチェリー、いちごのフルーティーな甘みが広がり、そこに木質的な風味がしっかりと感じられます。
酸味は明瞭で、心地よい樽のニュアンスが全体を包み込む。
少し酸が立っている印象もあるが、それがむしろこのワインの個性を引き立てている。
さすがはメルシャン、まとまりが良くクラシックな造り。

余韻は中程度ながら、木質的な香りやバター、チェリー、いちごの甘やかな風味がじんわりと続く。毛皮のような野性味のある香りもふわっと残り、最後まで複雑さが感じられる。

2018年ヴィンテージらしい熟成感があります。
このワイン、待った方がいいですね。余韻も長く、非常においしい。
やはり完成度が高く、さすがの一言です。

日本のワイナリーとしてやはり外さない最高峰の一つと感じました。


【よりどり6本以上送料無料】 シャトー メルシャン 穂坂マスカット ベーリーA 2019 750ml 赤ワイン 日本ワイン

市場でうってるのは2019っぽいです。

テヌータ・フォルナーチェ タンタローバ プロヴィンチャ・ディ・パヴィア 2020をテイスティング

イタリア ロンバルディア州のワインです。
テヌータ・フォルナーチェ タンタローバ プロヴィンチャ・ディ・パヴィア 2020をテイスティングしました。

テヌータ・フォルナーチェは、イタリア・ロンバルディア州パヴィア県ロヴェスカーラにある1823年創業のワイナリー。創業家のロッシ家は1860年からワイン造りを開始し、現在は六代目アンドレア・ロッシ氏が運営しています。徹底した自然派ワイン造りにこだわり、ビオディナミ農法を採用。清澄やフィルタリング、酸化防止剤添加、温度管理(スプマンテのベースワイン以外)は行わず、テロワールを最大限に表現しています。ブドウ畑には133種の蝶や88種の鳥を含む多様な生物が生息し、生物多様性を尊重。2022年から自然派ワインの国際組合「トリプルA」に加盟。ラベルにはアンドレア氏の子供たちが描いた絵が使われ、個性豊かなワインを生み出しています。

テヌータ・フォルナーチェ タンタローバ プロヴィンチャ・ディ・パヴィア 2020は、品種はコルテーゼ、ティモラッソ。平均樹齢50年以上、ビオディナミ農法。
発酵は、野生酵母使用、熟成はステンレスタンクでシュール・リー製法。


■テヌータ・フォルナーチェ タンタローバ プロヴィンチャ・ディ・パヴィア 2020
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¥4,600 (税込)

香りはジンジャーやアプリコットが主体。ドライアプリコットやイチジク系の濃厚な香りが広がる。そこに動物の毛皮のような、いかにもなナチュラルワイン特有の「くっせえ」ニュアンスが混じる。ナチュール感が強く、ちょっとクセのある香り。

味わいはドライで、ジンジャーやマスカットのフレーバーがしっかりと感じられる。果皮の存在感が強く、グレープフルーツほどの酸味はないものの、ハッサクのようなほろ苦さとジューシーさがある。果皮感が舌に残るような厚みのある味わい。

余韻は短めだが、果皮感やハッサク、グレープフルーツのような爽やかさが続く。ドライな味わいが印象的。

いかにもナチュールらしい香りと味わい。
ちょっとクセはあるけど、ブサカワみのあるおいしさを感じるワインでした。


P5倍【6本〜送料無料】テヌータ フォルナーチェ タンタローバ 2020 白ワイン オレンジワイン イタリア 750ml 自然派

安心院葡萄酒工房 極果 アルバリーニョ 2023を飲む

日本のワインです。
安心院葡萄酒工房 極果 アルバリーニョ 2023を飲みました。

安心院葡萄酒工房は、大分県宇佐市安心院町に位置するワイナリー。1971年に三和酒類が果実酒製造免許を取得し、2001年に「百年ワイナリー」を目指して設立。安心院盆地の冷涼な瀬戸内式気候を活かし、質の高いブドウを栽培。自社圃場は下毛圃場(4ha)、矢津圃場、大見尾圃場の3つに拡大し、シャルドネやアルバリーニョ、ピノ・ノワールなど多様な品種を栽培。2020年に「日本ワイナリーアワード」で西日本唯一の五つ星を獲得。JVA(日本ヴィンヤード協会)にも参画し、ウイルスフリー苗木の栽培試験を実施中。ワイン造りには2名のエノログが携わり、契約農家とともに「農のあるワイン」を追求。伝統と革新を融合し、日本ワインの未来を築いている。


本日はトップキュヴェの「極果 アルバリーニョ」
矢津圃場3年目の収穫を迎えたアルバリーニョ。過去最高の糖度で収穫。果実の香りを活かすため、原料処理から貯蔵、充填に至るまで酸化を徹底的に防止。2種類の異なる性質の酵母で醸造し、ブレンドして仕上げ。


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うーん、すばらしい。


香りは非常に鮮烈で、アールグレイやオレンジのような華やかさが際立っています。そこに白桃のような柔らかい甘やかさが重なり、まるで白桃アールグレイを思わせるような印象。さらに、キンモクセイやムスク、ジャコウといった芳香性の高いフローラルな香りが漂い、ヴィオニエを思わせるニュアンスも感じられます。ほんのりとキャラメルのような甘く香ばしい香りが奥行きを与えています。

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味わいは明らかに糖度が高いと感じます。辛口ですが、甘さを感じる。
べっこう飴のような濃厚な甘みと、リンゴや黄桃のジューシーな果実感が広がります。それに加えて、アールグレイのような上品な渋みや紅茶のニュアンスもあり、単調ではなく複雑な味わいに仕上がっています。

余韻はやや長めで、アールグレイやキャラメルのような香ばしさ、そして白桃の果実感がゆっくりと消えていきます。

全体的に華やかで豊かな香りと果実の凝縮感が調和したワイン。アルバリーニョといいつつ、ヴィオニエのようなテイスト。大変に印象に残る一本でした。


南アフリカ レムフクト ヴァンテージ ピノタージュ 2019をテイスティング

南アフリカのワインです。
レムフクト ヴァンテージ ピノタージュ 2019をテイスティングしました。

ステレンボッシュのサイモンズバーグのふもとに位置する「レムフクト」は、1994年に創業された比較的新しいワイナリー。運営は歴史的ダイヤモンドを発見したトーマス・カリナンの曾孫が手がけている。

ワイン造りの根幹はブドウ栽培にあるという強い信念から、剪定、収穫、選果まで全てを手作業で行う。醸造はクリス・ブースター氏が担当し、「ワインは体験であり、飲み手に記憶に残るワインを造りたい」と語る。

培養酵母は使用せず、ワイルドイースト(天然酵母)のみで発酵させ、テロワールを最大限に引き出す自然な造りを徹底。余計な介入を避ける「なにもしない」アプローチが、レムフクトのワイン造りの哲学となっている。

ヴァンテージ ピノタージュ 2019は畑は2ヘクタールのブッシュヴァインスタイル。南向き斜面に位置し、ステレンボッシュの街と大西洋を望む。樹齢約20年、収量は4.5t/ha。

整枝を施した樹から完熟を待って手摘み収穫。三度の厳しい選果を経て発酵。一部は500Lの開放式オークバレル、残りはタンクで自然発酵。熟成は225Lのフレンチオーク樽で20か月間。新樽30%、3年目までの樽を使用。

こちらのワインは過去に水天宮前 a2 by アフリカーさんの実店舗で有料テイスティングをしています。



■レムフクト ヴァンテージ ピノタージュ 2019
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定価 5,600円(税込6,160円)

色調は、エッジに紫を帯びた、深みのあるダークチェリーレッド。視覚的にもリッチで落ち着いた印象を受ける色合い。

香りは、ピノタージュでありながら、ボルドー系の特徴があり、若干の熟成感も感じられる。
チェリーやプラムの果実感に加えて、バターや杉のような香りがあり、比較的クラシックなボルドースタイルに近い印象。埃っぽさや図書館のような落ち着いた香りも漂い、奥行きがあります。

味わいは、タンニンは中程度で、全体的にバランスが良い。チェリーやプラムといった果実感に加えて、若干ローストしたコーヒーのニュアンスが心地よい。タンニンが比較的少なく、冷涼なエリア特有の引き締まった酸味も感じられる。ピノタージュと言われれば納得できるスタイルで、葉や土っぽいニュアンスがあり、ステレンボッシュのクラシックな造りを彷彿とさせます。

余韻は長めで、チェリーやプラムの果実感と、ローストしたコーヒーや杉の香りが静かに残る。重すぎず、洗練された印象が持続します。

全体的にバランスが良く、ボルドー好きにも刺さりそうな端正な仕上がり。フランスのボルドー右岸寄りのスタイルに近く、重すぎないエレガントなタイプ。価格にもよるが、非常に良く出来たワインだと思います。おすすめ。



レムフクト ヴァンテージ ピノタージュ 2019 Remhoogte Vantage Pinotage 【南アフリカワイン】




アフリカーさんで試飲しました



■店舗名
a2 by af-liquor

■住所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目6−8 日本橋KSビル 1階

■定休日
月曜日


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