南アフリカのワインです。
南アフリカ ボタニカ ビッグフラワー メルロー 2021をテイスティングしました。
畑は自社畑で、ステレンボッシュ・デヴォンヴァレーに位置。ブドウ畑は北北西向きで、1haあたり5600本のブドウが植えられた密度の高いブロック。標高200mに位置し、土壌は花崗岩で構成。植樹は2009年と2010年。
造り方は、ブドウを手摘みで収穫した後、除梗および破砕を行い、ステンレスタンクで発酵。1日に2回、ポンプオーバーを行い、果皮や種子からの風味やタンニンの抽出を促す。その後フレンチオーク(新樽33%)にて11ヵ月間熟成。
2020年、2021年ヴィンテージと、南アフリカの評論誌の第一人者である、イギリスのティムアトキンMW評は驚異の95点。2~3千円台 南アのメルローとしての地位を確実なものにしつつある銘柄です。
■ボタニカ ビッグフラワー メルロー 2021
2,950円(税込3,245円)です。
アフリカー社の直輸入。
うっっっっま。
色調はフチにやや紫がかった印象があり若々しく感じます。
香りは、プラムやブラックベリーのような果実。
ミルクのようなまろやかな香り、木樽の香りが強くあります。
若干、ピーマンに近い緑黄色野菜のような香り(ピラジン香っぽさ)はありますが、南ア特有の「土っぽさ、ローストしたコーヒー臭さ」は皆無。
香り立ちが非常に上品で、パッと嗅いだ限りでは
「ボルドーかイタリアのいいやつ」という感じがします。
旧世界的な造りに思えます。
口に含むと、木樽の香りが強く、
ブラックベリーやプラムのような味わいに香り。
口中でようやく南アっぽい「土っぽさ」が感じ取れますが、
均整・端正という言葉が似合います。
この価格帯ではなかなか感じない、各要素の球体感を感じます。
どこかの要素が突出している、というよりは
樽使い、酸味、まろやかさのバランスがとても良いです。
難点を一つ上げるとすれば余韻の弱さ。
トップ、ミドル、ラストと味わいを三段階に分けるとすれば
トップとミドルが素晴らしく、ラスト(余韻)がとても弱い感覚があります。
余韻の弱さは、南アのほとんどのワインに言えると思うんですが、なんででしょうね…。
いやー、にしても素晴らしいんじゃないでしょうか。
南アフリカのトレンドである薄旨・華やか・エレガント系とは真逆のワイン。
しっかり、どっしり系のワインです。
ボルドーやイタリアを想起させる、クラシックな作りと感じました。
濃いワインが好きな方向け。
「こんなおいしかったっけ…?」と思ったのですが、2021ヴィンテージが秀逸なのだと思います。
ということであるうちに買ってください。個人的にとても刺さったワインです。
ボタニカ ビッグ・フラワー メルロー 2021 Botanica Big Flower Merlot 【赤ワイン】【南アフリカワイン】
過去、アフリカーさんのご厚意で、
アフリカー&KOZEクーポンを自社輸入ワインに限りいただきましたので貼っておきます。
直輸入ワインに限り10%オフになります
○クーポン
KOZE_WINE_AF
南アフリカ ボタニカ ビッグフラワー メルロー 2021をテイスティングしました。
畑は自社畑で、ステレンボッシュ・デヴォンヴァレーに位置。ブドウ畑は北北西向きで、1haあたり5600本のブドウが植えられた密度の高いブロック。標高200mに位置し、土壌は花崗岩で構成。植樹は2009年と2010年。
造り方は、ブドウを手摘みで収穫した後、除梗および破砕を行い、ステンレスタンクで発酵。1日に2回、ポンプオーバーを行い、果皮や種子からの風味やタンニンの抽出を促す。その後フレンチオーク(新樽33%)にて11ヵ月間熟成。
2020年、2021年ヴィンテージと、南アフリカの評論誌の第一人者である、イギリスのティムアトキンMW評は驚異の95点。2~3千円台 南アのメルローとしての地位を確実なものにしつつある銘柄です。
■ボタニカ ビッグフラワー メルロー 2021
2,950円(税込3,245円)です。
アフリカー社の直輸入。
うっっっっま。
色調はフチにやや紫がかった印象があり若々しく感じます。
香りは、プラムやブラックベリーのような果実。
ミルクのようなまろやかな香り、木樽の香りが強くあります。
若干、ピーマンに近い緑黄色野菜のような香り(ピラジン香っぽさ)はありますが、南ア特有の「土っぽさ、ローストしたコーヒー臭さ」は皆無。
香り立ちが非常に上品で、パッと嗅いだ限りでは
「ボルドーかイタリアのいいやつ」という感じがします。
旧世界的な造りに思えます。
口に含むと、木樽の香りが強く、
ブラックベリーやプラムのような味わいに香り。
口中でようやく南アっぽい「土っぽさ」が感じ取れますが、
均整・端正という言葉が似合います。
この価格帯ではなかなか感じない、各要素の球体感を感じます。
どこかの要素が突出している、というよりは
樽使い、酸味、まろやかさのバランスがとても良いです。
難点を一つ上げるとすれば余韻の弱さ。
トップ、ミドル、ラストと味わいを三段階に分けるとすれば
トップとミドルが素晴らしく、ラスト(余韻)がとても弱い感覚があります。
余韻の弱さは、南アのほとんどのワインに言えると思うんですが、なんででしょうね…。
いやー、にしても素晴らしいんじゃないでしょうか。
南アフリカのトレンドである薄旨・華やか・エレガント系とは真逆のワイン。
しっかり、どっしり系のワインです。
ボルドーやイタリアを想起させる、クラシックな作りと感じました。
濃いワインが好きな方向け。
「こんなおいしかったっけ…?」と思ったのですが、2021ヴィンテージが秀逸なのだと思います。
ということであるうちに買ってください。個人的にとても刺さったワインです。
ボタニカ ビッグ・フラワー メルロー 2021 Botanica Big Flower Merlot 【赤ワイン】【南アフリカワイン】
過去、アフリカーさんのご厚意で、
アフリカー&KOZEクーポンを自社輸入ワインに限りいただきましたので貼っておきます。
直輸入ワインに限り10%オフになります
○クーポン
KOZE_WINE_AF