南アフリカのワインです
南アフリカ デイビッド&ナディア エルピディオス 2016をテイスティングしました
デイヴィッド&ナディアは南アフリカの北部スワートランドを拠点とする生産者。
スワートランド・インデペンデント・プロデューサーズ(スワートランドの独立生産者の意)というグループに加盟しています。このグループにはスワートランドの名だたる生産者がその名を連ねており、イーベン・サディ、マリヌー、AAバデンホーストなども加盟しています。
数ある若手生産者の中でも、デイヴィッド&ナディアはティムアトキンMWによる南ア格付けでは第1級に君臨。年々その評価が上がっている生産者です。
アプローチは比較的低アルコールで、ピュアなワインの作り方をしています。
本日はミドルクラスのエルピディオス 2016
カリニャン34%、シラー33%、サンソー14%、ピノタージュ14%、グルナッシュ5%のブレンド。
頁岩、片岩、花崗岩や鉄分豊富な土壌で、スワートランドの7箇所の畑のブドウを使用。収穫量は3-5トン/haと極めて少量。収穫後は、オープンタンクに30-50%は全房で発酵、その上に残りの除茎のみで破砕していないブドウをかぶせて天然発酵約4週間。その後、ソフトにプレスし、300Lと2300Lの古いフレンチオークに移してマロラクティック発酵&12ヶ月熟成。瓶に移して更に18ヵ月熟成。
過去の2015と比較して、大樽(フードル)を使うようになっていますね。
こちらのワインは過去に水天宮前 a2 by アフリカーさんの実店舗で有料テイスティングをしています。
■デイビッド&ナディア エルピディオス 2016
5,000円(税込5,500円)
香りはブラックベリーやチェリーを思わせる黒系の果実み。
率直にやや「閉じ」の印象です。
果皮感や、革製品を感じさせる香り。
また古樽なのか、強すぎない程度の木質的な香り。
派手さはなく、抑制的な作りに思えます。
口に含むと、チェリーやブラックベリー。
果皮を思わせる渋み。
派手さや軽さはなく、重め。凝縮感を感じます。
余韻にはチェリーやブラックベリー。
ローストしたような香りや革製品のような香りが残ります。
うーん、品種だけ見ると、いわゆる流行の
華やか系と思いきや、思ったよりも抑制的で重めの作りです。
なんとなくオールドスタイルのスペインという感覚がしなくもなく、
トレンドとは違う感じかなとも思います。
樽感が抑制的なのはこの生産者の近年の流れかなと。
お持ちの方はゆっくり飲むのがよさそう。
参考になった試飲でした。
アフリカーさんで試飲しました
■店舗名
a2 by af-liquor
■住所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目6−8 日本橋KSビル 1階
■定休日
月曜日
オススメ記事一覧
⇒「南アフリカのワイン」がすごい!おすすめの南アフリカワインと定番銘柄
⇒南アフリカ おすすめスパークリングワイン3選
極上の味わい!甘口ワインの代表「デザートワイン」のおすすめ銘柄[PR]
⇒ソムリエと選ぶ!3千円前後のピノノワールのおすすめワインとは[PR]
南アフリカのムルソー!?実力がすごい白ワインとは[PR]
Twitter
Follow @kozewine
@kozewineさんのツイート
南アフリカ デイビッド&ナディア エルピディオス 2016をテイスティングしました
デイヴィッド&ナディアは南アフリカの北部スワートランドを拠点とする生産者。
スワートランド・インデペンデント・プロデューサーズ(スワートランドの独立生産者の意)というグループに加盟しています。このグループにはスワートランドの名だたる生産者がその名を連ねており、イーベン・サディ、マリヌー、AAバデンホーストなども加盟しています。
数ある若手生産者の中でも、デイヴィッド&ナディアはティムアトキンMWによる南ア格付けでは第1級に君臨。年々その評価が上がっている生産者です。
アプローチは比較的低アルコールで、ピュアなワインの作り方をしています。
本日はミドルクラスのエルピディオス 2016
カリニャン34%、シラー33%、サンソー14%、ピノタージュ14%、グルナッシュ5%のブレンド。
頁岩、片岩、花崗岩や鉄分豊富な土壌で、スワートランドの7箇所の畑のブドウを使用。収穫量は3-5トン/haと極めて少量。収穫後は、オープンタンクに30-50%は全房で発酵、その上に残りの除茎のみで破砕していないブドウをかぶせて天然発酵約4週間。その後、ソフトにプレスし、300Lと2300Lの古いフレンチオークに移してマロラクティック発酵&12ヶ月熟成。瓶に移して更に18ヵ月熟成。
過去の2015と比較して、大樽(フードル)を使うようになっていますね。
こちらのワインは過去に水天宮前 a2 by アフリカーさんの実店舗で有料テイスティングをしています。
■デイビッド&ナディア エルピディオス 2016
5,000円(税込5,500円)
香りはブラックベリーやチェリーを思わせる黒系の果実み。
率直にやや「閉じ」の印象です。
果皮感や、革製品を感じさせる香り。
また古樽なのか、強すぎない程度の木質的な香り。
派手さはなく、抑制的な作りに思えます。
口に含むと、チェリーやブラックベリー。
果皮を思わせる渋み。
派手さや軽さはなく、重め。凝縮感を感じます。
余韻にはチェリーやブラックベリー。
ローストしたような香りや革製品のような香りが残ります。
うーん、品種だけ見ると、いわゆる流行の
華やか系と思いきや、思ったよりも抑制的で重めの作りです。
なんとなくオールドスタイルのスペインという感覚がしなくもなく、
トレンドとは違う感じかなとも思います。
樽感が抑制的なのはこの生産者の近年の流れかなと。
お持ちの方はゆっくり飲むのがよさそう。
参考になった試飲でした。
アフリカーさんで試飲しました
■店舗名
a2 by af-liquor
■住所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目6−8 日本橋KSビル 1階
■定休日
月曜日
オススメ記事一覧
⇒「南アフリカのワイン」がすごい!おすすめの南アフリカワインと定番銘柄
⇒南アフリカ おすすめスパークリングワイン3選
極上の味わい!甘口ワインの代表「デザートワイン」のおすすめ銘柄[PR]
⇒ソムリエと選ぶ!3千円前後のピノノワールのおすすめワインとは[PR]
南アフリカのムルソー!?実力がすごい白ワインとは[PR]
Follow @kozewine
@kozewineさんのツイート