ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

2021年03月

南アフリカ トリザンヌ・シグネチャー・ワインズ ソンダグスクルーフ シラー 2018をテイスティング

南アフリカのワインです。
トリザンヌ・シグネチャー・ワインズ ソンダグスクルーフ シラー 2018をテイスティングしました。

南アフリカのエリム地区および、スワートランド地区などからブドウを調達しているという生産者。
設立は2008年で、経歴はクレインコンスタンシア、そしてアンウィルカ。以降独立。


本日は上位クラスのシラー。輸入元はハミングバード。


こちらのワインは水天宮前 a2 by アフリカーさんの実店舗で有料テイスティングをしています。



■トリザンヌ・シグネチャー・ワインズ ソンダグスクルーフ シラー 2018
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約4,000円


香りはスミレやバラのような花。
チェリーやザクロを思わせる赤系の果実み
ムスクのような動物的な香りも感じられます。


味わいは、ザクロやチェリー。
梅のような果実みが感じられます。
酸のメリハリがあり、華やかで軽快なスタイル。

石のような鉱物的なニュアンスもありますが、
全体的に、酸が明瞭で抽出あわめに感じるワインです。


余韻は、石のような鉱物的なニュアンスと
いくばくかのタンニンが残ります。


さて、華やかで軽快なスタイルのシラー。
少しだけナチュールっぽい??

ドライプルーンとか、ブラックベリー系の紫っぽい果実みが前に来ると思いきや、
まっさきに思い浮かんだのは赤系の果実み。

個人的にこういう華やか系のシラーは好きなので好印象です。
参考になった試飲でした。



アフリカーさんで試飲しました



■店舗名
a2 by af-liquor

■住所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目6−8 日本橋KSビル 1階

■定休日
月曜日



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南アフリカ トリザンヌ・シグネチャー・ワインズ ソンダグスクルーフ ホワイト 2018をテイスティング

南アフリカのワインです。
トリザンヌ・シグネチャー・ワインズ ソンダグスクルーフ ホワイト 2018をテイスティングしました。

南アフリカのエリム地区および、スワートランド地区などからブドウを調達しているという生産者。
設立は2008年で、経歴はクレインコンスタンシア、そしてアンウィルカ。以降独立。


本日は上位クラスのソーヴィニヨンブラン。
同クラスのシラー同様、樽熟成のソーヴィニヨンブランです。
輸入元はハミングバード。


こちらのワインは水天宮前 a2 by アフリカーさんの実店舗で有料テイスティングをしています。



■トリザンヌ・シグネチャー・ワインズ ソンダグスクルーフ ホワイト 2018
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ティムアトキンMW95点
約4千円

香りは、ライムや青草のような香り。
グレープフルーツや土のようなアーシーな香り。


口に含むと、洋なしや桃のような果実み。若干の塩味。
パイナップルを思わせる酸が後から伸びてきます。

率直に樽が効いているのか、あとからトロピカルな果実の香りが伸びてきます。
バターのような香りも感じられますが、酸が明瞭な分、嫌みな所はありません。


余韻も、パイナップル缶のような果実みと酸が残ります。



さて、もうちょい待てばもっとボリューム出てきそう。
今の段階では、酸が明瞭で、樽香とのメリハリがあって良いですね。
これはこれでおいしい。

トリザンヌシグネチャーはいろいろと器用で良いですね。
少し果実のボリュームが足りてないので、
軽やか、冷涼さを大事にした生産者なのかな。

近寄りやすい点は◎
今後も追いかけたい生産者です。




アフリカーさんで試飲しました



■店舗名
a2 by af-liquor

■住所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目6−8 日本橋KSビル 1階

■定休日
月曜日



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本日のセール・気になったワイン情報まとめ 3月31日分


葡萄館さんのサディファミリー ティーヴォットパット


今だけポイント10倍!【南アフリカ・白】ザ・サディ・ファミリーワインズ ティーヴォートパッド 2018 The Sadie Family Wines 'T Voetpad(白ワイン)

なんで出てくるの。超激レアのサディの1本。
限定1本。



フィッチさんのアンヌ・グロ&ジャン・ポール・トロ ミネルヴォワ レ・キャレタル 2012


赤:[2012] ミネルヴォワ レ・キャレタル(アンヌ・グロ&ジャン・ポール・トロ)Minervois Les Carretals (Anne Gros Jean Paul Tollot)

4千円台。WA93点。
カリニャン、グルナッシュ






フィッチさんのヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ


[2018] ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ (ヴィエ・ディ・ロマンス) Vie di Romans Chardonnay (Vie di Romans)




4千円台。WA95点。





[2018] ヴィエリス ソーヴィニヨン・ブラン (ヴィエ・ディ・ロマンス) Vieris Sauvignon Blanc (Vie di Romans)




4千円台。WA93点。




[2018] ドレエ フリウラーノ (ヴィエ・ディ・ロマンス) Dolee Friulano (Vie di Romans)



WA95点。4千円台。品種はフリウラーノ 100%。

M.シャプティエ サンジョセフ レ・グラニット 2007をテイスティング

フランス・ローヌのワインです。
M.シャプティエ サンジョセフ レ・グラニット 2007をテイスティングしました。


M.シャプティエ(ミシェル・シャプティエ)はコートデュローヌの老舗ドメーヌ兼ネゴシアンです。
1808年にポリドール・シャプティエにより創業され、現在のミシェル・シャプティエは6代目に当たるようです。
点字ラベルをいち早く採用したドメーヌとしても知られています。
土壌(テロワール)とヴィンテージを表現することをモットーとしているとのことです。

M.シャプティエ サンジョセフ レ・グラニット 2007は
高樹齢のマルサンヌ100%のワイン。

こちらのワインは過去に、恵比寿ワインマーケットパーティーさんでグラステイスティングしています。



最新の情報はインスタが早いように思います。


■M.シャプティエ サンジョセフ レ・グラニット 2007
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香りはキンカンを思わせる柑橘の香り。
洋なしのような果実み。
酸のほか、砂糖菓子のような甘い香りが感じられます。

麦、ワラのような、少し土っぽい葉の香り。
また鉄のような鉱物的な香りがあります。
香りはややニュートラルよりなのかな。


口に含むとキンカンのような柑橘。
洋なしのような果実み。

口あたりはまろやかで、
特に洋なしっぽい果実みが主体にあります。
その後オレンジ・キンカンの柑橘の酸。

鉄のような鉱物的なミネラリティ。
そして、麦のような土っぽい草の印象も。

基本的に香りで感じた要素がブワッと広がりますが、
味わいは甘くなくドライです。


余韻はキンカンやオレンジ。
トーストのような香ばしい樽香が広がってきます。



うーん、さすがにおいしい。

基本的には洋なしっぽい果実みが主体で、オレンジ系の柑橘っぽさが広がる味わい。

麦やワラみたいな草っぽい香り、
鉱物的なミネラリティなどが混在しており、
幾分の熟成感がありながらも、バシッと緊張感がある味わいです。

白ひげ生やしながらも、シャンと背筋の通った長身のスーツ姿のおっちゃんっぽい感じありますね。


複雑さがあり、納得感のある味わいです。
参考になった1杯でした。




恵比寿ワインマーケットパーティーさんはこちら。
19時までグラステイスティング受け付けています。



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南アフリカ デモーゲンゾン ソーヴィニヨンブラン 2019をテイスティング

南アフリカのワインです。
デモーゲンゾン ソーヴィニヨンブラン 2019をテイスティングしました。

デモーゲンゾンは南アフリカのステレンボッシュに位置するワイナリー。
開墾は1699年にまでさかのぼり、現オーナーが購入したのが2003年と比較的新しいワイナリー。標高は200m~400mという冷涼な山岳地帯に位置します。

特徴的なのはワインの育成にあたり「ブドウに音楽を聴かせる」というスタイルをとっていることでしょう。


一見すると、キテレツな方法でもあり、大丈夫かという気にもなるのですが、現オーナーがまず、南アフリカのクラシックFM局の設立者であるという点。
また、植物の生育に音楽のバイブレーション(振動)が有効であるという説に基づいて行っているこのワイナリーの特徴的な試みの一つで、2009年から行われた試みには各所から注目が集まっているようです。
畑にはブドウの木と併せて、スピーカーが設置され、音楽は24時間流され続けます。



ちなみにデモーゲンゾンとは関係ありませんが、イタリアのワイナリーでも同じようなことやってるそうです。


シャルドネ、シュナンブランともに評論家、ならびに現地メディアからもバランスよく評価が高いのがポイント。醸造家はカール・ヴァン・デル・メルデ氏。ティムアトキンMWによるワイナリー格付けは栄えある「1級」。

輸入元はハミングバード。
参考:DeMorgenzon デモーゲンゾン バロック音楽が流れる名門ワイナリー | 南アフリカセレクトワインショップ/Humming bird ハミングバード


本日はエントリークラスのソーヴィニヨンブラン。ソーヴィニヨンブラン98%、セミヨン2%
こちらのワインは水天宮前 a2 by アフリカーさんの実店舗で有料テイスティングをしています。



■デモーゲンゾン ソーヴィニヨンブラン 2019
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香りはライムや青草のようなハーブを主体とした香り。
土をかぶったネギのようなスパイシーな香りもあります。

合わせて、レモンや砂糖菓子のような甘やかな香りが感じられます。


口に含むと、やや砂糖菓子のような残糖感があり、
さわやかさと甘さが混在しています。

味わいは親しみやすい、後味にほろ苦さ。
ソーヴィニヨンブランに仕上がっているように思います。


余韻は土っぽいアーシーな風合いが残ります。


さて、親しみやすくて良いですね。
最初甘くて、あとほろ苦。

暖かいエリアだからこうなるのか、
あえてアルコール低めに仕立てているのかは判断尽きませんでしたが、
幅広で活用できそうなソーヴィニヨンブランで気に入りました。

参考になった試飲でした。





アフリカーさんで試飲しました



■店舗名
a2 by af-liquor

■住所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目6−8 日本橋KSビル 1階

■定休日
月曜日



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