ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

2020年05月

本日のセール・気になったワイン情報まとめ


ココスさんのグロ フレール エ スール リシュブール グランクリュ 1976


リシュブール グランクリュ 1976 グロ フレール エ スール Richebourg Grand Cru Domaine Gros Frere et Soeur 赤ワイン フランス ブルゴーニュ グランクリュ 辛口 フィラディス 特級畑 F&S

76年の古酒。フィラディス輸入。



ココスさんのコヤマワイン各種

NZのコヤマワインより。


コヤマ メトード トラディショネル リースリング スパークリング ブリュット NV Koyama Wines Method Traditional Riesling Sparkling Brut NV スパークリング ニュージーランド リースリング 小山 辛口 ヴィレッジ セラーズ

リースリングの瓶内二次発酵スパークリングワイン。
培養酵母DV-10で瓶内二次発酵させ、13ヶ月瓶内熟成。ドザージュは7.5/L添加。




コヤマ メトード トラディショネル リースリング スパークリング ブリュット ナチュール NV Koyama Methode Traditionnelle Riesling Sparkling Brut Nature NV スパークリング ニュージーランド リースリング 小山 辛口 ヴィレッジ セラーズ

こちらは表記「ナチュール」
2019年1月に澱引き、ドザージュはゼロ。




コヤマ メトード トラディショネル スパークリング ブリュット 2017 Koyama Methode Traditionnelle Sparkling Brut スパークリングワイン ニュージーランド 小山 辛口 ヴィレッジセラーズ

こちらはピノノワール主体。
ピノ・ノワール 90% 、 シャルドネ 10%。
培養酵母DV-10により発酵(一部樽発酵)。ベースワインにティラージュ(ワインにショ糖と酵母を溶かしたもの)を加え、瓶内二次発酵。瓶内熟成約24ヶ月。ドザージュ 7.5g/L。




コヤマ メトード トラディショネル スパークリング ブリュット ナチュール 2017 Koyama Methode Traditionnelle Sparkling Brut Nature スパークリングワイン ニュージーランド 小山 辛口 ヴィレッジセラーズ

「ナチュール」表記。ドザージュゼロです。





うきうきさんのプロドゥットーリ・デル・バルバレスコ元詰 バルバレスコ 2016


バルバレスコ 2016年 蔵出し プロドゥットーリ デル バルバレスコ元詰 DOCGバルバレスコBARBARESCO [2016] Produttori del Barbaresco D.O.C.G. Barbaresco

WA95点、WE95点、WS93点
さすがのビッグヴィンテージ。過去別ヴィンテージ試飲したときは相当に硬かったので忍耐は必要なのかなと想像。



うきうきさんのシャトー・ラモット・ギニャール 2009


シャトー ラモット ギニャール 2009年 グラン クリュ クラッセ ソーテルヌ格付第2級 AOCソーテルヌ オーク樽熟成18〜20カ月 WA驚異94点(2019年3月号) ファルスタッフ誌驚異95点 WE驚異94点CHATEAU LAMOTHE GUIGNARD 2009

再掲載。ソーテルヌ格付け第二級。ファルグ村。
WA94点、WE94点。お値段4千円台。格付け2級ってフルボトルでもこんな安いの??

正規並行などの詳細はお店問い合わせが良いかも。




ウメムラさんのフリッツ・ハーク家 ブラウネベルガー・ユッファー・ゾンネンウーアー リースリング・アウスレーゼ 2017


フリッツ・ハーク家 ブラウネベルガー・ユッファー・ゾンネンウーアー リースリング・アウスレーゼ [2017]750ml

再掲載。税込み6千円台。
WS95点、飲み頃は2028 - 2060年。



YANAGIYAさんの南ア ル リッシュ リッシェス ステレンボッシュ 2016



たぶん5月末でこのキャンペーン各種終了かと思います。


ティムアトキンMW評90点。評点がいまいち上がりきらないのは、いわゆる南アの中でもクラシックなスタイルのボルドーっぽい作りだからかな。



YANAGIYAさんのKWV メントーズ 各種


KWV(ケイ ダブリュー ブイ) ザ メントーズ "オーケストラ" [2017]/"カンヴァス" [2016] (正規品) KWV The Mentors Orchestra/Canvas [赤ワイン][南アフリカ][ウェスタンケープ][コースタルリージョン][特値][750ml]


再掲載。
南アのKWVの上位クラスワイン。
KWVは「カセドラルセラー」ってものから上のクラスが俄然良くなります。

結構樽ガッツリ系と記憶しています。
17年のボルドー系統ブレンド「オーケストラ」はカベルネ50%にメルロー19%、フラン11%、マルベック10%、プティ・ヴェルド6%、カルメネール4%のブレンド。ティムアトキンMW評94点で、YANAGIYAさん特価でまさかの2千円台。




KWV(ケイ ダブリュー ブイ) ザ メントーズ "オーケストラ" [2017]/"カンヴァス" [2016] (正規品) KWV The Mentors Orchestra/Canvas [赤ワイン][南アフリカ][ウェスタンケープ][コースタルリージョン][特値][750ml]


再掲載。
カンヴァスはシラーズ39%、グルナッシュ17%、テンプラニーリョ14%、プティ・シラー14%、サンソー7%、タナ6%のブレンド。

これもティムアトキンMW評94点で税込み2千円台。YANAGIYAさんすごい。



YANAGIYAさんのアルヘイト含む南アワインセール


アルヘイト シュナン ブラン "カルトロジー ブッシュ ヴァインズ" ウエスタン ケープ [2018] (正規品) Alheit Cartology Bushvines [白ワイン][南アフリカ][ウェスタンケープ][特値][750ml]

再掲載。
南アフリカの5千円前後の白の筆頭格と言ってもいい、アルヘイトカルトロジー。
通常せいぜい4千円台後半に差し掛かるのが常ですが、YANAGIYAさんは税込みでぎりぎり3千円台。

ティムアトキンMW評95点、ヴィノスアントニオガローニ93点、プラッターズガイド93点。
WA評はまだですが、参考程度に2017年はティムアトキンMW評94点、WA93点でした。



ほか、某輸入元の力が入ってるのか、YANAGIYAさんでセール中銘柄が2つ。



クルーガー ファミリー ワインズ ピノ ノワール "パーリー ゲーツ" アッパー ヘメル アン アード ヴァレー [2018] (正規品) Kruger Family Wines Pinot Noir Pearly Gates [赤ワイン][南アフリカ][ウォカーベイ][特値][750ml]


再掲載。
クルーガーピノノワールは、言うまでもなく南ア最強の3千円ちょっとのピノノワール、ですが、
まさかのYANAGIYAさんで2千円前半(税込)というセールプライス。

キャラクターとしては明るいピノ。
樽の香りが心地よく、南アのピノにありがちな「キノコっぽい」感じは抑えてあります。

愛されキャラクターピノノワール。文句なしにおすすめの銘柄のひとつ。






クリスタルム シャルドネ "ジ アグネス" ウエスタン ケープ [2018] (正規品) Crystallum Chardonnay The Agnes [白ワイン][南アフリカ][オーヴァーベルグ+ウォーカーベイ他][特値][750ml]

再掲載。
クリスタルムがセールかかる、なんてYANAGIYAさんすごいっすね。
いうまでもなくピノノワールで著名なクリスタルムですが、ジ・アグネス シャルドネも相当の実力。どうしても上位キュヴェの「クレイシェルズ」ってシャルドネに目が向いちゃいますが、このジアグネスでも十分ですよ。

シャープでキレがある、端正なシャルドネ。ぜひブラインドで飲んでほしい銘柄。
これもまさかの税込みで3千円アンダーです。



YANAGIYAさんの クラインザルゼ MCC NV


クレイン ザルゼ ブリュット "メソッド キャップ クラシック" ウエスタン ケープ [NV] (正規品/クライン) Kleine Zalze Brut Methode Cap Classique [スパークリングワイン][南アフリカ][ウェスタンケープ][750ml]

クラインザルゼの泡です。
試飲会で飲んだ時は非常に良かったのですが、ボトル差あるんかな。
2千円前半の価格は明らかにお値打ちではあります。








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バローネ リカーゾリ カステッロ ディ ブローリオ キャンティ クラシコ 2015 をティスティング

イタリアのワインです。
バローネ リカーゾリ カステッロ ディ ブローリオ キャンティ クラシコ 2015をティスティングしました。


バローネ・リカーゾリはイタリアのトスカーナ州シエーナ県ガイオーレ・イン・キャンティ地区に位置するワイナリー。
リカーゾリ家により運営され、家計のルーツは1000年をさかのぼることが出来るようです(家系としての設立は1141年とのこと)また、既にワイナリーとしては1600年代には輸出されていた記録が残っているようです。

フラグシップのキャンティ クラシコ カステッロ ディ ブローリオ。
ガイオーレ・イン・キャンティ地区にある標高280mから480mに広がる畑で栽培されるサンジョヴェーゼが主体。これにメルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンド。
ブドウは収穫後、ステンレスタンクで発酵。小樽と大樽で9ヶ月間の熟成。その後、6ヶ月間の瓶内熟成を経てリリース。



■バローネ リカーゾリ カステッロ ディ ブローリオ キャンティ クラシコ 2015
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WA93+
輸入元はフードライナーさん

香りはチェリーやイチジクを思わせるような赤系の果実。
鉄を思わせる、もしくは鉛筆の芯のような鉱物的な香り。
バニラのような樽を思わせる甘い香り。

口に含むと、しなやかな口当たり。アタックは強すぎず、端正。
チェリー、イチゴのような果実味が主張的。
やや酸が強め。ともすると桜餅とか杏とかやわらかい日本的な酸。
バニラやチョコのような樽のニュアンス。鉄のような鉱物感。

樽の要素は一定に感じるものの、果実のイメージ、酸が前に出ているように思います。
タンニンは感じるものの強すぎません。

余韻は鉄のような鉱物的な印象、いちごやチェリーのような赤系の果実味が残ります。


端正できれいなまとまりを見せているワイン。
もちろん、15年ヴィンテージということで明らかに若いだろうというのはあるのですが、それでも気品を感じるまとまり具合です。

この銘柄、前は13年ヴィンテージを試飲して、その昔、ブログを始める前とかは07年かを買って飲んだ気が。安定感があっていいですね。
体感的に、品質対比で2割安感はあると思います。

参考になった試飲でした。



【6本〜送料無料】カステッロ ディ ブローリオ キャンティ クラシコ 2015 バローネ リカーゾリ 750ml [赤]Castello Di Brolio Chianti Classico Barone Ricasoli [クラッシコ]


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ダヴィド・デュバン オート・コート・ド・ニュイ 2017をテイスティング

フランス・ブルゴーニュのワインです。
ダヴィド・デュバン オート・コート・ド・ニュイ 2017をテイスティングしました。

ダヴィド・デュバンはフランスのブルゴーニュの生産者。
父の代からドメーヌとして運営されているようですが、父の代は協同組合にブドウを売るワイナリー。
現オーナーのダヴィド・デュバン氏は1971年生まれ。19歳でドメーヌを引き継ぎドメーヌ・アミオ・セルヴェル、ドメール・ラルロなどを見習いで経たのちに、ジャイエ・ジルに師事。

一流生産者に名を連ね、かつ比較的著名醸造家の中では若いポジションにあります。

オレンジ色のリボンをちょんと中央部に乗せたようなデザインのラベルは、非常に「ださい」「高級感を損ねる」などネット界隈だと言われているラベルであります。
2006年からビオを開始し、2010年のリリースからはラベルにも記載をはじめているそうです。


本日はダヴィド・デュバン オート・コート・ド・ニュイ 2017。


■ダヴィド・デュバン オート・コート・ド・ニュイ 2017
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マグナムボトルです。

香りはチェリーを思わせる赤系の果実。
血液を思わせる鉱物的な香り、また、チョコレートのような樽由来と思わせる香り。
しっとりとした木質的な香りが感じられます。

口に含むと、やわらかい口当たり。
酸は比較的抑え目でふっくらとしたイメージ。
チェリーやイチゴのような果実み。ボディは軽め。
血液のような鉱物感、茎のようなグリーンなニュアンス。

若々しく感じる一方、あまり目の詰まった感じはなく、軽やかな印象。

余韻はチェリーのような赤系の果実味、木質的な香りが残ります。



シンプルにまとまった感じ、ではあります。
広域ゆえなのか、少しパワー不足は感じるかも。



過去エシェゾーでも非常にエレガントな生産者だった気がするので、そういうタイプなのかな。
実はあまり飲んだことない生産者なのでこれからも勉強したいところ。


参考になった試飲でした。



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南アフリカ パンゴリン・シラーズ 2018を飲む

南アフリカのワインです。パンゴリン・シラーズ 2018を飲みました。
パンゴリンは南アフリカのマン・ファミリー・ワインズのブランドの一つ。
その拠点はパール地区としています。

マンファミリーワインズはジュステンバーグのティレル&フィリップ・マイバーグ兄弟と、スタークコンデワインズのホセ・コンデ氏によるジョイントベンチャー。
3人の奥さんの頭文字をひとつずつとり「M・A・N」としています。

パンゴリンは南アフリカに生息する、鱗をまとった珍獣ともいえる哺乳類の名前です。
臆病で見かけるのがレアな動物で、南アのスラングで「目を奪われるほどマブイ女性」の意味でつかわれたりするそうです(裏ラベルより。誤訳してたらすんません。)

パッと調べている限り、あまり海外サイト、またマンファミリーワインズの公式にも載ってないので、輸出国は限られているのかもしれません。輸入元はリラックスさんです。


■パンゴリン・シラーズ 2018
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色は透けないのほど黒に近い紫。

香りはドライプルーンを思わせる果実。スミレのような花。
次いで、バナナのようなトロピカルフルーツのような香り。
チョコレートを思わせるビターな樽に起因すると思われる香り。

果実味が豊かで若々しさがあります。
また、コショウのようなスパイス香が感じられシラーらしさがあります。
樽が過剰に強くなく、ムワッとくるムスクのような香りも。

やや肉厚なローヌスタイルのワインと感じます。

口に含むとアタックは強く、コショウのようなスパイス感。
ドライプルーン、もしくは干しレーズンのような紫の果実。
酸は強めで荒々しさがあります。

果実味は濃すぎず、香りで感じたコショウのようなスパイス感がアクセントになっています。
ほか、トマトのようなやや青い果実味が感じられ、若々しさがあります。
トマトっぽいテイストを感じる点は南アらしいところでしょうか。



とまぁ、ごちゃごちゃ書いてますけど、率直にうまいですよこれ。
千円アンダーとは到底思えない。

チョコっぽい樽のニュアンスが強めですが、それよりも、果実みが先行していてよい印象のワインです。スパイス感があるのがバランスまとまっててよいっす。
南アの千円前後はなかなかいいものがない、が持論ではあるのですが、パンゴリンに関してはちょっと違う。シラーズは特にいいですね。普段飲みはこれで十分だと思います。


ということで、依然としてこちらの銘柄、南アの千円アンダー殿堂入り。おすすめの銘柄です。


パンゴリン シラーズ 2018 Pangolin Shiraz 赤ワイン 南アフリカ パール地区 あす楽 即日出荷 リラックス

ココスさんで800円台ですって。ぎょえー。


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サン・ジュースト・ア・レンテンナーノ キャンティ・クラシコ2015を飲む

イタリアのワインです。
サン・ジュースト・ア・レンテンナーノ キャンティ・クラシコ2015を飲みました。

サンジョヴェーゼの最高傑作「ペルカルロ」と、 トスカーナ産メルローの最高峰の一つ「リコルマ」を手掛ける生産者。

本日はDOCGキャンティクラシコ。
サンジョヴェーゼ95%、カナイオーロ5%のブレンド。

輸入元はジャパンインポートシステムです(ラシーヌが正規のはず)


■サン・ジュースト・ア・レンテンナーノ キャンティ・クラシコ2015
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色は透けないほどの、ガーネットに近い色調。

香りはクランベリー、プラムを思わせる、赤や紫系の果実。
やや毛皮のような動物的な香り。煙のようなスモーキーな香り。
セリのような茎のようなイメージなど。

口に含むと、クランベリーを思わせる赤系の果実が主体。
酸は強くなく、円みがあります。
ボディは中庸。舌に乾いたタンニンが残ります。
セリのような茎を思わせる青々しさが感じられます。


アルコール度数は14%。
力強いと思いきやどちらかというと中庸、スマートな印象のワインです。
香り、重さ、やじろべえのようにバランスをとっている感じがあるのですが、若干どっちつかずな感じというか、物足りないかなぁ…。
うーん、ほかの輸入元さんのほうを試さないと何とも、ですかね。
参考になった1本でした。


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