南アフリカのワインです。
ポールクルーバー ポールクルーバー エステート シャルドネ 2017を飲みました。
ポールクルーバーは南アフリカの中でも冷涼産地である「エルギン」に位置します。
農家としての歴史を持ち、120年という長い経歴をリンゴ園として運営しています。
ワイナリーとしての歴史は20年。ネダバーグというワイナリーにブドウを卸していた所、ポールクルーバー社のブドウが妙に品質が良いということで評判になったそうです。
現在の醸造家のアンドリュース氏がポールクルーバー家の長女と結婚し、ネダバーグからポールクルーバーに移ってきます。これがワイン造りのスタートとのこと。
現在ポールクルーバー社は、ティムアトキンMWによる南アフリカワイン格付けにおいて、2013年の格付け開始から「第1級」と称されています。格付け初年度から1級を維持しているのはわずか4ワイナリーのみ。
日本には1999年から輸入が開始されており、海外への輸出としてはイギリスに次いで日本が2番目に輸出を開始した輸出国のようです。
社会貢献なども合わせて行っているワイナリーであり、年に1回、チャリティを目的としたポールクルーバー主催による野外コンサートの開催や、黒人の労働環境の改善を目的とした「タンディ」レーベルなど社会貢献的なワイナリーも運営しています。
上位キュヴェに「セブンフラッグスピノノワール(ざっと7千円台)」そして、ミドルレンジに「エステート」版。さらにエントリーキュヴェとして「ヴィレッジ・ピノノワール(2千円ちょい)」があります。
本日は「エステート」のシャルドネ、2017年です。
植樹は1987-2016年。樹齢1-30年。土壌は、表面は頁岩で、地中は粘土質。斜面は南東側斜面と南南西向き。標高は280-350m。
輸入元はマスダ。
ポールクルーバー・シャルドネ - マスダの南アフリカワイン専門店
■ポールクルーバー エステート シャルドネ 2017
輸入元定価2,900円。ティムアトキンMW評92点。
香りはレモンや白い花を思わせる清涼な香りが主体。
グレープフルーツやキンカンを思わせる暖色系の柑橘。
小麦やレモンタルトのような甘く香ばしい香りが感じられます。
口に含むと、一定の酸を感じさせながらも柔らかい口当たり。
レモンのような柑橘のイメージ、グレープフルーツ、キンカンのような温かい柑橘の香りに酸。
ほろ苦い味わいではありますが、苦みは従前のヴィンテージよりも優しい気がします。
前述の通りの小麦のような香りが広がり、フルーツタルトのようなイメージが広がります。
抜栓後、数日様子を見てみましたが、3日目ともなると、余韻にカスタードクリームのような甘さが広がるようになってきました。
ボリュームは大きくはありませんが、上品にじわりと甘さが広がります。
ティムアトキンMW評の評点は16年が93点でしたから、17年ヴィンテージは1点落としています。
感覚としては、かなりこれまでにないオーク感を落とした柔らかい香りと味わいである点。
上品な酸に裏打ちされているものの、苦みとか、果実の凝縮感とか険しい感じは全くないんですよね。
清楚系、エレガントな、という言葉が似合うスタイルのヴィンテージかなと思います。
おなじ南アのエルギンの生産者で「セレマ」って生産者が同じ価格帯のセレマ サザーランド シャルドネ 2017で93点とポールクルーバーよりティムアトキンMW評が高いんですが、記憶と照らし合わせるとこっちの方が気持ちしっかり系だったような気がするんだよな。
ということで、より柔らかいスタイルのポールクルーバーが評点を落とした、という結果なんだと思います。
ただ、きれいなスタイルのシャルドネであることは変わりなく、シャルドネの入門編としても良い気がするんですよね。くどさがないので。
おすすめの銘柄であることは変わりないです。再確認できたのは良かったです。
引き続きおすすめの銘柄です。
ポールクルーバー シャルドネ 2017 Paul Cluver Chardonnay【南アフリカワイン】【白ワイン】
アフリカーさんの購入がおすすめ。
セレマ サザーランド シャルドネ 2017 Thelema Sutherland Chardonnay 【白ワイン】【南アフリカワイン】
ということで、同じくらいの価格帯、エルギン地区、かつシャルドネ、ティムアトキンMW評1点違いってことで、どなたか飲み比べてちょんまげ。リンク先はともにアフリカーさん。
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ポールクルーバー ポールクルーバー エステート シャルドネ 2017を飲みました。
ポールクルーバーは南アフリカの中でも冷涼産地である「エルギン」に位置します。
農家としての歴史を持ち、120年という長い経歴をリンゴ園として運営しています。
ワイナリーとしての歴史は20年。ネダバーグというワイナリーにブドウを卸していた所、ポールクルーバー社のブドウが妙に品質が良いということで評判になったそうです。
現在の醸造家のアンドリュース氏がポールクルーバー家の長女と結婚し、ネダバーグからポールクルーバーに移ってきます。これがワイン造りのスタートとのこと。
現在ポールクルーバー社は、ティムアトキンMWによる南アフリカワイン格付けにおいて、2013年の格付け開始から「第1級」と称されています。格付け初年度から1級を維持しているのはわずか4ワイナリーのみ。
日本には1999年から輸入が開始されており、海外への輸出としてはイギリスに次いで日本が2番目に輸出を開始した輸出国のようです。
社会貢献なども合わせて行っているワイナリーであり、年に1回、チャリティを目的としたポールクルーバー主催による野外コンサートの開催や、黒人の労働環境の改善を目的とした「タンディ」レーベルなど社会貢献的なワイナリーも運営しています。
上位キュヴェに「セブンフラッグスピノノワール(ざっと7千円台)」そして、ミドルレンジに「エステート」版。さらにエントリーキュヴェとして「ヴィレッジ・ピノノワール(2千円ちょい)」があります。
本日は「エステート」のシャルドネ、2017年です。
植樹は1987-2016年。樹齢1-30年。土壌は、表面は頁岩で、地中は粘土質。斜面は南東側斜面と南南西向き。標高は280-350m。
輸入元はマスダ。
ポールクルーバー・シャルドネ - マスダの南アフリカワイン専門店
■ポールクルーバー エステート シャルドネ 2017
輸入元定価2,900円。ティムアトキンMW評92点。
香りはレモンや白い花を思わせる清涼な香りが主体。
グレープフルーツやキンカンを思わせる暖色系の柑橘。
小麦やレモンタルトのような甘く香ばしい香りが感じられます。
口に含むと、一定の酸を感じさせながらも柔らかい口当たり。
レモンのような柑橘のイメージ、グレープフルーツ、キンカンのような温かい柑橘の香りに酸。
ほろ苦い味わいではありますが、苦みは従前のヴィンテージよりも優しい気がします。
前述の通りの小麦のような香りが広がり、フルーツタルトのようなイメージが広がります。
抜栓後、数日様子を見てみましたが、3日目ともなると、余韻にカスタードクリームのような甘さが広がるようになってきました。
ボリュームは大きくはありませんが、上品にじわりと甘さが広がります。
ティムアトキンMW評の評点は16年が93点でしたから、17年ヴィンテージは1点落としています。
感覚としては、かなりこれまでにないオーク感を落とした柔らかい香りと味わいである点。
上品な酸に裏打ちされているものの、苦みとか、果実の凝縮感とか険しい感じは全くないんですよね。
清楚系、エレガントな、という言葉が似合うスタイルのヴィンテージかなと思います。
おなじ南アのエルギンの生産者で「セレマ」って生産者が同じ価格帯のセレマ サザーランド シャルドネ 2017で93点とポールクルーバーよりティムアトキンMW評が高いんですが、記憶と照らし合わせるとこっちの方が気持ちしっかり系だったような気がするんだよな。
ということで、より柔らかいスタイルのポールクルーバーが評点を落とした、という結果なんだと思います。
ただ、きれいなスタイルのシャルドネであることは変わりなく、シャルドネの入門編としても良い気がするんですよね。くどさがないので。
おすすめの銘柄であることは変わりないです。再確認できたのは良かったです。
引き続きおすすめの銘柄です。
ポールクルーバー シャルドネ 2017 Paul Cluver Chardonnay【南アフリカワイン】【白ワイン】
アフリカーさんの購入がおすすめ。
セレマ サザーランド シャルドネ 2017 Thelema Sutherland Chardonnay 【白ワイン】【南アフリカワイン】
ということで、同じくらいの価格帯、エルギン地区、かつシャルドネ、ティムアトキンMW評1点違いってことで、どなたか飲み比べてちょんまげ。リンク先はともにアフリカーさん。
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