ということでここでは今年良かったワインの1万円台までのまとめです。
2万円行くとさすがになぁ、って感じなんですが、今年は珍しく超高額のワインはあまり飲んでません。
つまり大阪時代のタカムラワインハウスさんでいかに私が恩恵を受けていたか、ということでしょう。ワインのブログをやりたい人、もはやYoutuber目指している人とかタカムラさんから発信したらどうかな。
ということでよかったワインです。
あ~?南アのバーデンホースト??あのセカチュアとかホワイトとか出してる生産者だよね~?
的な印象しか持ってない南ア勢の方はわかっていない。バーデンホーストの実力の半分もわかっていないぞ。
単一畑で仕上げているのがこのイエローラベル。
特にこれらのイエローラベルにはなぜか「サンソー」「ピノノワール」など、おいおい、お前それ作ってたんかい、という品種が目白押し。
まぁ、ぶっちゃけイエローラベルなら何飲んでも美味いんですけど、ムスクみたいな官能的な香りが立ち込めてるのがこのサンソー。
南アのトレンドの中の、さらにトレンドが、このサンソーを追っかけることだと個人的には思ってるのですが、このサンソーはすごい。華やかでエレガント。早摘みでやってるからか青っぽい香りと言うか冷涼感が立ち込めてるのがバーデンホーストの良さ。
ということで、一度は飲むべきバーデンホーストのイエローラベル。とにかく本数がないので、大阪だったらみたまり酒店さんとか、東京だったらanywaygrapesさんか、恵比寿ワインマーケットパーティーさんあたり探せば残ってるんじゃないかな。7千円位のワインです。
ラムナグラス サンソー [ 2017 ]A.A.バーデンホースト ( 赤ワイン ) [S]
17年ヴィンテージは売ってました。ストック用にどうぞ。
アルヘイトカルトロジーでおなじみのアルヘイト。
上位クラスでは、マグネティックノース、ラコリーヌ、レディオラザルスの3兄弟が存在して、ラジオラザルスが干ばつで動物に樹を食べられちゃってで終売。
なので、どうしてもラジオラザルスが「終売!ラストヴィンテージ!残念!」って感じでフォーカスされがちですけど、一番うまいのはラコリーヌですはい。
3キュヴェの中では樽が効いていてまろやか。要はこの下のクラスのカルトロジーとかハイルクランとかそういう系の流れを汲んでるのかな。マグネティックノースとかラジオラザルスとか「お前、石かよ」くらいのミネラル感ギンギンなので、KOZEはこのラコリーヌぐらいが良い。
2015年ヴィンテージを今飲むくらいでちょうどいいので、お持ちの方は気合を入れて待つしかないと思います。
アルヘイト・ヴィンヤーズ / ラ・コリーヌ・ヴィンヤード [2017]【白ワイン】
これも市場は17年ヴィンテージ。
コノスルといえば安ワインの殿堂入りみたいな存在でしたが、最近ワンコインチリワインに押され気味で、「コノスル!コスパ大賞!」的な感覚をもってる私みたいなおじさんはちょっと悲しい。
で、その中で「あれ、今飲んだこれ、ジュヴレシャンベルタンのいい奴か??」と錯覚してしまったのがオシオピノノワール2015。
たしか2013年ヴィンテージか何かがめっちゃ高い評価だったのは知っていて、やれこの時始めて飲んだんですが、並列して試飲していたピノノワールそっちのけで明らかにうまかったので間違いないと思います。
かなりパワフル、マッチョ系ではあるけどうまいものはうまいのさ。
[2015] コノスル(コノ・スル) "オシオ" ピノ・ノワールCono Sur "Ocio" Pinot Noir
美味いと思ったらWA94+点ですって。どうりで。
南アフリカワインの1級生産者の「デイヴィッドナディア」の一番弟子がシティオンアヒル。
で、デイヴィッドナディアってかなり樽も抑制的な生産者で、白ワインとか派手さがない。
最初飲んだ時「えっ、このワイン、そんなにすごいの??」と思ったのがデイヴィッドナディアです。横にある樽ゴリゴリのワインを激賞していたころ。
その後、やべえな~もう俺、樽ゴリゴリに効いた奴むりだわ~年だわ~、と思い始めたときに良さがわかるのもデイヴィッドナディア。
まさにコッテリ系のラーメンから、塩とか煮干し系に好みが分岐したときに良さがわかる、それがデイヴィッドナディアです。
こちらのシティオンアヒルを評価したいのは「ほぼほぼ師匠のDNAまんま、むしろ背中とらえてないか??」というぐらいきれいでうまみに寄せた作りをしていること。え?しかも4千円くらい?すごくない??
はい、味わいと香りはかなり地味です。が、グラスで飲むとついつい追いかけたくなる、じんわり美味い系がこのシティオンアヒル。
上のクラスにシュナンブラン単一もあるんだけど、このブレンドのホワイトが特にきれいでいいですね。
シティオンアヒルは多分気が付いたらティムアトキンMW評格付け2級くらいは行くんじゃないかな。いまは5級です。今のうちに目をつけておくとドヤれる生産者です。
シティ・オン・ア・ヒル・カンパニー "ホワイト" スワートランド [2017] (正規品) City on a Hill White
YANAGIYAさん絶賛銘柄。
そんな感じで「あ~自分もう樽効きすぎてるの無理ですわ~」なんて言い始めたときに飲んで「(うわっ樽効いててめっちゃうまい…なにこれ…うま…)」と思ったのがこのワインです。
それ以上何も言うことはありません。
2016 ファミリーリザーブ シュナンブラン 生産者 クライン ザルゼ【白ワイン】【南アフリカ】
こちらそのものずばり。
南アのエルギンを拠点にする生産者。
ピノタージュって品種はいろんな生産者がいろんなアプローチをしていて、なんとなくボルドー的なアプローチをしているのがカノンコップ。
自然派タッチの薄うま系をやってるのがデイヴィッドナディア。
で、その間にいるのがスピオンコップです。樽を効かせつつエルギンという産地からなのか冷涼感がある。
なんとなく個人的にピノタージュの(特にステレンボッシュの)コーヒーっぽい、土っぽい、トマトみたいなアプローチをしているものが、苦手、というか「あ~またこのタイプかぁ」とか思っちゃう方なんですが、このスピオンコップは素直に「これこれ!これうまい!これがピノタージュ?こういうのがいいんだよ!!」と言いたくなる良さがあります。
1900ピノタージュってやつが下のクラスにあるんですが、こっちの上のクラスが美味いですよ。
南アのピノタージュはとりあえず前述の
・カノンコップ
・デイヴィッドナディア
・スピオンコップ
の3社は抑えてほしい感じです。
【南アフリカワイン】【赤ワイン】スピオンコップ ピノタージュ 2017[フルボディー]
麦ちゃんコメント“これがエルギンのピノタージュと言わしめる逸品です。”
はい、私もそう思います。
そもそも。
南アフリカワインで熟成しているワインって市場にないわけですよ。
ボルドーとかと比べると、なんやかんやで早飲みだし、新しい生産者で設立自体が2009年ですとか?熟成したワインがそもそも存在しない。
自然と、ヴィンテージが経過したワインだと「グレネリー」「ライクス」などが候補に挙がるわけですが、肝心のグレネリーとかライクスでもヴィンテージがやれ2009だとか、2007とかそのくらい。
そんな中、いきなり「2004年で1.3万円です」というなぞかけをしてきたのがヴィラフォンテ。えっなにそれおいしいの??
まぁそんなに私も熟成したワイン飲んでないですけど「メドックの格付けワインに相当!2級くらい!」とか書いちゃうくらいにはいい感じに熟成していますよはい。
ちゃんとカビみたいな香りもありますし、逆に言うと今が飲み頃?な感じもありますけど、よほど変なワインつかまされるよりはいいと思う。
南アって熟成するとおいしいんだなぁ…と感じた1本。値段の価値あり。おいしいです。
【数量限定】【送料無料】ヴィラフォンテ ヴィラフォンテ・シリーズM [2004] 6009639890437-04【600033】【60001】【南アフリカ】【赤ワイン】【new1905】【SA23】
南アで固まってきたのでドイツ行きます。
個人的にドイツのワインっていうと過去感動したのがゲオルグブロイヤーの上位クラスの白で、「うーわ!めっちゃ白い花とか、清楚なお姉さんみたいないいにおいする!!」と感動したんですが、それに近い感動があったのがこのロバート・ヴァイル キートリッヒャー グレーフェンベルク リースリング トロッケン GG 2016。
とにかくきれいです。リンゴみたいな香りというよりはベビーパウダーみたいないいにおいがする。
1万円ですけど、WA95点、WE94点ですって。なるほどなぁ。
2019年のヒット商品で「女子高生の香りになれるボディソープ『デオコ』が人気」なんて言われましたけど、そういうのに「んんん!!わしもなりたい!!」って思っちゃう私のような人に刺さるワインです。
ロバート・ヴァイル キートリッヒャー グレーフェンベルグ リースリング トロッケン GG 2016 750ml (ワイン) 【ラッキーシール対応】
1万円くらいのローヌのワイン。キャラメルとかチョコみたいな甘い樽香がありつつも、ちゃんと鉛筆の芯みたいな硬い感じの香りもあってバランスが良い。
エルミタージュなんですけどね。わりとふっくら系。ただ、甘露系シラーの一言で片づけるにはもったいなく、複雑さがあって「やっぱり高額ワインはこうでなくっちゃ!」と寄り切りでそのまま持ってかれたような感じがありました。
輸入元価格は10,800円。
WA93点、デキャンタ95点、ジェームスサックリング94-95点。
ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネ エルミタージュ ラ・メゾン・ブルー赤 2016年 750ml 1本 611297
安心と信頼のモトックス社。
KOZEのワインブログ 今年1番のワインがこちら。
もっとも、2015年を飲んだ時も「すげえなこれ」で感動しているのでなんやかんやで再確認をした、というレベルでしかありませんが、マリヌーのストローワインはやはりすごいです。
特筆すべきはその凝縮感。そして引き際の良さ。すーっと消えていくくらいの儚い終わり方をするデザートワイン。
南アのデザートワインはもっと評価されるべきで、少なくとも
・ラステンバーグ ストローワイン
・キアモント フルーフォンティン
・ポールクルーバー ノーブルレイトハーベスト
などひしめき合って、その上にマリヌーストローワインがあるといってよいでしょう。
まぁ、ハーフで5千円台なんですが、価格とのバランスですよ。目隠しで飲んで「(ペロリ…)これは…!ハーフで5千円台!!」なんて言える自信ない。
ヴァンドコンスタンス(1万円級)もいいですけど、まずはマリヌーからどうぞ。おすすめです。
ポイント10倍:375ml:[2017] マリヌー ストロー・ワイン (南アフリカ/スワートランド)Mullineux Straw Wine 375ml ( Swartland, South Africa)
ということで今年の良かったワインでした。記事が追い付いてないものも大量にあって、相当にやばいんですが来年も南アフリカワイン推しで頑張ります。
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2万円行くとさすがになぁ、って感じなんですが、今年は珍しく超高額のワインはあまり飲んでません。
つまり大阪時代のタカムラワインハウスさんでいかに私が恩恵を受けていたか、ということでしょう。ワインのブログをやりたい人、もはやYoutuber目指している人とかタカムラさんから発信したらどうかな。
ということでよかったワインです。
AAバーデンホースト(イエローラベル)ラムナグラスサンソー
あ~?南アのバーデンホースト??あのセカチュアとかホワイトとか出してる生産者だよね~?
的な印象しか持ってない南ア勢の方はわかっていない。バーデンホーストの実力の半分もわかっていないぞ。
単一畑で仕上げているのがこのイエローラベル。
特にこれらのイエローラベルにはなぜか「サンソー」「ピノノワール」など、おいおい、お前それ作ってたんかい、という品種が目白押し。
まぁ、ぶっちゃけイエローラベルなら何飲んでも美味いんですけど、ムスクみたいな官能的な香りが立ち込めてるのがこのサンソー。
南アのトレンドの中の、さらにトレンドが、このサンソーを追っかけることだと個人的には思ってるのですが、このサンソーはすごい。華やかでエレガント。早摘みでやってるからか青っぽい香りと言うか冷涼感が立ち込めてるのがバーデンホーストの良さ。
ということで、一度は飲むべきバーデンホーストのイエローラベル。とにかく本数がないので、大阪だったらみたまり酒店さんとか、東京だったらanywaygrapesさんか、恵比寿ワインマーケットパーティーさんあたり探せば残ってるんじゃないかな。7千円位のワインです。
ラムナグラス サンソー [ 2017 ]A.A.バーデンホースト ( 赤ワイン ) [S]
17年ヴィンテージは売ってました。ストック用にどうぞ。
アルヘイト ラ・コリーヌ 2015
アルヘイトカルトロジーでおなじみのアルヘイト。
上位クラスでは、マグネティックノース、ラコリーヌ、レディオラザルスの3兄弟が存在して、ラジオラザルスが干ばつで動物に樹を食べられちゃってで終売。
なので、どうしてもラジオラザルスが「終売!ラストヴィンテージ!残念!」って感じでフォーカスされがちですけど、一番うまいのはラコリーヌですはい。
3キュヴェの中では樽が効いていてまろやか。要はこの下のクラスのカルトロジーとかハイルクランとかそういう系の流れを汲んでるのかな。マグネティックノースとかラジオラザルスとか「お前、石かよ」くらいのミネラル感ギンギンなので、KOZEはこのラコリーヌぐらいが良い。
2015年ヴィンテージを今飲むくらいでちょうどいいので、お持ちの方は気合を入れて待つしかないと思います。
アルヘイト・ヴィンヤーズ / ラ・コリーヌ・ヴィンヤード [2017]【白ワイン】
これも市場は17年ヴィンテージ。
コノスル オシオ ピノノワール 2015
コノスルといえば安ワインの殿堂入りみたいな存在でしたが、最近ワンコインチリワインに押され気味で、「コノスル!コスパ大賞!」的な感覚をもってる私みたいなおじさんはちょっと悲しい。
で、その中で「あれ、今飲んだこれ、ジュヴレシャンベルタンのいい奴か??」と錯覚してしまったのがオシオピノノワール2015。
たしか2013年ヴィンテージか何かがめっちゃ高い評価だったのは知っていて、やれこの時始めて飲んだんですが、並列して試飲していたピノノワールそっちのけで明らかにうまかったので間違いないと思います。
かなりパワフル、マッチョ系ではあるけどうまいものはうまいのさ。
[2015] コノスル(コノ・スル) "オシオ" ピノ・ノワールCono Sur "Ocio" Pinot Noir
美味いと思ったらWA94+点ですって。どうりで。
シティオンアヒル ホワイト 2017
南アフリカワインの1級生産者の「デイヴィッドナディア」の一番弟子がシティオンアヒル。
で、デイヴィッドナディアってかなり樽も抑制的な生産者で、白ワインとか派手さがない。
最初飲んだ時「えっ、このワイン、そんなにすごいの??」と思ったのがデイヴィッドナディアです。横にある樽ゴリゴリのワインを激賞していたころ。
その後、やべえな~もう俺、樽ゴリゴリに効いた奴むりだわ~年だわ~、と思い始めたときに良さがわかるのもデイヴィッドナディア。
まさにコッテリ系のラーメンから、塩とか煮干し系に好みが分岐したときに良さがわかる、それがデイヴィッドナディアです。
こちらのシティオンアヒルを評価したいのは「ほぼほぼ師匠のDNAまんま、むしろ背中とらえてないか??」というぐらいきれいでうまみに寄せた作りをしていること。え?しかも4千円くらい?すごくない??
はい、味わいと香りはかなり地味です。が、グラスで飲むとついつい追いかけたくなる、じんわり美味い系がこのシティオンアヒル。
上のクラスにシュナンブラン単一もあるんだけど、このブレンドのホワイトが特にきれいでいいですね。
シティオンアヒルは多分気が付いたらティムアトキンMW評格付け2級くらいは行くんじゃないかな。いまは5級です。今のうちに目をつけておくとドヤれる生産者です。
シティ・オン・ア・ヒル・カンパニー "ホワイト" スワートランド [2017] (正規品) City on a Hill White
YANAGIYAさん絶賛銘柄。
クラインザルゼ ファミリーリザーヴ シュナンブラン
そんな感じで「あ~自分もう樽効きすぎてるの無理ですわ~」なんて言い始めたときに飲んで「(うわっ樽効いててめっちゃうまい…なにこれ…うま…)」と思ったのがこのワインです。
それ以上何も言うことはありません。
2016 ファミリーリザーブ シュナンブラン 生産者 クライン ザルゼ【白ワイン】【南アフリカ】
こちらそのものずばり。
スピオンコップ ピノタージュ 2017
南アのエルギンを拠点にする生産者。
ピノタージュって品種はいろんな生産者がいろんなアプローチをしていて、なんとなくボルドー的なアプローチをしているのがカノンコップ。
自然派タッチの薄うま系をやってるのがデイヴィッドナディア。
で、その間にいるのがスピオンコップです。樽を効かせつつエルギンという産地からなのか冷涼感がある。
なんとなく個人的にピノタージュの(特にステレンボッシュの)コーヒーっぽい、土っぽい、トマトみたいなアプローチをしているものが、苦手、というか「あ~またこのタイプかぁ」とか思っちゃう方なんですが、このスピオンコップは素直に「これこれ!これうまい!これがピノタージュ?こういうのがいいんだよ!!」と言いたくなる良さがあります。
1900ピノタージュってやつが下のクラスにあるんですが、こっちの上のクラスが美味いですよ。
南アのピノタージュはとりあえず前述の
・カノンコップ
・デイヴィッドナディア
・スピオンコップ
の3社は抑えてほしい感じです。
【南アフリカワイン】【赤ワイン】スピオンコップ ピノタージュ 2017[フルボディー]
麦ちゃんコメント“これがエルギンのピノタージュと言わしめる逸品です。”
はい、私もそう思います。
ヴィラフォンテ シリーズM 2004
そもそも。
南アフリカワインで熟成しているワインって市場にないわけですよ。
ボルドーとかと比べると、なんやかんやで早飲みだし、新しい生産者で設立自体が2009年ですとか?熟成したワインがそもそも存在しない。
自然と、ヴィンテージが経過したワインだと「グレネリー」「ライクス」などが候補に挙がるわけですが、肝心のグレネリーとかライクスでもヴィンテージがやれ2009だとか、2007とかそのくらい。
そんな中、いきなり「2004年で1.3万円です」というなぞかけをしてきたのがヴィラフォンテ。えっなにそれおいしいの??
まぁそんなに私も熟成したワイン飲んでないですけど「メドックの格付けワインに相当!2級くらい!」とか書いちゃうくらいにはいい感じに熟成していますよはい。
ちゃんとカビみたいな香りもありますし、逆に言うと今が飲み頃?な感じもありますけど、よほど変なワインつかまされるよりはいいと思う。
南アって熟成するとおいしいんだなぁ…と感じた1本。値段の価値あり。おいしいです。
【数量限定】【送料無料】ヴィラフォンテ ヴィラフォンテ・シリーズM [2004] 6009639890437-04【600033】【60001】【南アフリカ】【赤ワイン】【new1905】【SA23】
ロバート・ヴァイル キートリッヒャー グレーフェンベルク リースリング トロッケン GG 2016
南アで固まってきたのでドイツ行きます。
個人的にドイツのワインっていうと過去感動したのがゲオルグブロイヤーの上位クラスの白で、「うーわ!めっちゃ白い花とか、清楚なお姉さんみたいないいにおいする!!」と感動したんですが、それに近い感動があったのがこのロバート・ヴァイル キートリッヒャー グレーフェンベルク リースリング トロッケン GG 2016。
とにかくきれいです。リンゴみたいな香りというよりはベビーパウダーみたいないいにおいがする。
1万円ですけど、WA95点、WE94点ですって。なるほどなぁ。
2019年のヒット商品で「女子高生の香りになれるボディソープ『デオコ』が人気」なんて言われましたけど、そういうのに「んんん!!わしもなりたい!!」って思っちゃう私のような人に刺さるワインです。
ロバート・ヴァイル キートリッヒャー グレーフェンベルグ リースリング トロッケン GG 2016 750ml (ワイン) 【ラッキーシール対応】
ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネ エルミタージュ ラ・メゾンブルー 赤 2016
1万円くらいのローヌのワイン。キャラメルとかチョコみたいな甘い樽香がありつつも、ちゃんと鉛筆の芯みたいな硬い感じの香りもあってバランスが良い。
エルミタージュなんですけどね。わりとふっくら系。ただ、甘露系シラーの一言で片づけるにはもったいなく、複雑さがあって「やっぱり高額ワインはこうでなくっちゃ!」と寄り切りでそのまま持ってかれたような感じがありました。
輸入元価格は10,800円。
WA93点、デキャンタ95点、ジェームスサックリング94-95点。
ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネ エルミタージュ ラ・メゾン・ブルー赤 2016年 750ml 1本 611297
安心と信頼のモトックス社。
マリヌーストローワイン 2017
KOZEのワインブログ 今年1番のワインがこちら。
もっとも、2015年を飲んだ時も「すげえなこれ」で感動しているのでなんやかんやで再確認をした、というレベルでしかありませんが、マリヌーのストローワインはやはりすごいです。
特筆すべきはその凝縮感。そして引き際の良さ。すーっと消えていくくらいの儚い終わり方をするデザートワイン。
南アのデザートワインはもっと評価されるべきで、少なくとも
・ラステンバーグ ストローワイン
・キアモント フルーフォンティン
・ポールクルーバー ノーブルレイトハーベスト
などひしめき合って、その上にマリヌーストローワインがあるといってよいでしょう。
まぁ、ハーフで5千円台なんですが、価格とのバランスですよ。目隠しで飲んで「(ペロリ…)これは…!ハーフで5千円台!!」なんて言える自信ない。
ヴァンドコンスタンス(1万円級)もいいですけど、まずはマリヌーからどうぞ。おすすめです。
ポイント10倍:375ml:[2017] マリヌー ストロー・ワイン (南アフリカ/スワートランド)Mullineux Straw Wine 375ml ( Swartland, South Africa)
ということで今年の良かったワインでした。記事が追い付いてないものも大量にあって、相当にやばいんですが来年も南アフリカワイン推しで頑張ります。
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