ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

2019年12月

2019年 良かったワインまとめ 1万円台まで

ということでここでは今年良かったワインの1万円台までのまとめです。
2万円行くとさすがになぁ、って感じなんですが、今年は珍しく超高額のワインはあまり飲んでません。

つまり大阪時代のタカムラワインハウスさんでいかに私が恩恵を受けていたか、ということでしょう。ワインのブログをやりたい人、もはやYoutuber目指している人とかタカムラさんから発信したらどうかな。


ということでよかったワインです。





AAバーデンホースト(イエローラベル)ラムナグラスサンソー

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あ~?南アのバーデンホースト??あのセカチュアとかホワイトとか出してる生産者だよね~?
的な印象しか持ってない南ア勢の方はわかっていない。バーデンホーストの実力の半分もわかっていないぞ。

単一畑で仕上げているのがこのイエローラベル。
特にこれらのイエローラベルにはなぜか「サンソー」「ピノノワール」など、おいおい、お前それ作ってたんかい、という品種が目白押し。

まぁ、ぶっちゃけイエローラベルなら何飲んでも美味いんですけど、ムスクみたいな官能的な香りが立ち込めてるのがこのサンソー。

南アのトレンドの中の、さらにトレンドが、このサンソーを追っかけることだと個人的には思ってるのですが、このサンソーはすごい。華やかでエレガント。早摘みでやってるからか青っぽい香りと言うか冷涼感が立ち込めてるのがバーデンホーストの良さ。


ということで、一度は飲むべきバーデンホーストのイエローラベル。とにかく本数がないので、大阪だったらみたまり酒店さんとか、東京だったらanywaygrapesさんか、恵比寿ワインマーケットパーティーさんあたり探せば残ってるんじゃないかな。7千円位のワインです。



ラムナグラス サンソー [ 2017 ]A.A.バーデンホースト ( 赤ワイン ) [S]

17年ヴィンテージは売ってました。ストック用にどうぞ。





アルヘイト ラ・コリーヌ 2015

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アルヘイトカルトロジーでおなじみのアルヘイト。
上位クラスでは、マグネティックノース、ラコリーヌ、レディオラザルスの3兄弟が存在して、ラジオラザルスが干ばつで動物に樹を食べられちゃってで終売。

なので、どうしてもラジオラザルスが「終売!ラストヴィンテージ!残念!」って感じでフォーカスされがちですけど、一番うまいのはラコリーヌですはい。


3キュヴェの中では樽が効いていてまろやか。要はこの下のクラスのカルトロジーとかハイルクランとかそういう系の流れを汲んでるのかな。マグネティックノースとかラジオラザルスとか「お前、石かよ」くらいのミネラル感ギンギンなので、KOZEはこのラコリーヌぐらいが良い。
2015年ヴィンテージを今飲むくらいでちょうどいいので、お持ちの方は気合を入れて待つしかないと思います。


アルヘイト・ヴィンヤーズ / ラ・コリーヌ・ヴィンヤード [2017]【白ワイン】

これも市場は17年ヴィンテージ。





コノスル オシオ ピノノワール 2015

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コノスルといえば安ワインの殿堂入りみたいな存在でしたが、最近ワンコインチリワインに押され気味で、「コノスル!コスパ大賞!」的な感覚をもってる私みたいなおじさんはちょっと悲しい。


で、その中で「あれ、今飲んだこれ、ジュヴレシャンベルタンのいい奴か??」と錯覚してしまったのがオシオピノノワール2015。

たしか2013年ヴィンテージか何かがめっちゃ高い評価だったのは知っていて、やれこの時始めて飲んだんですが、並列して試飲していたピノノワールそっちのけで明らかにうまかったので間違いないと思います。

かなりパワフル、マッチョ系ではあるけどうまいものはうまいのさ。


[2015] コノスル(コノ・スル) "オシオ"  ピノ・ノワールCono Sur "Ocio" Pinot Noir





美味いと思ったらWA94+点ですって。どうりで。






シティオンアヒル ホワイト 2017

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南アフリカワインの1級生産者の「デイヴィッドナディア」の一番弟子がシティオンアヒル。
で、デイヴィッドナディアってかなり樽も抑制的な生産者で、白ワインとか派手さがない。

最初飲んだ時「えっ、このワイン、そんなにすごいの??」と思ったのがデイヴィッドナディアです。横にある樽ゴリゴリのワインを激賞していたころ。


その後、やべえな~もう俺、樽ゴリゴリに効いた奴むりだわ~年だわ~、と思い始めたときに良さがわかるのもデイヴィッドナディア。

まさにコッテリ系のラーメンから、塩とか煮干し系に好みが分岐したときに良さがわかる、それがデイヴィッドナディアです。


こちらのシティオンアヒルを評価したいのは「ほぼほぼ師匠のDNAまんま、むしろ背中とらえてないか??」というぐらいきれいでうまみに寄せた作りをしていること。え?しかも4千円くらい?すごくない??


はい、味わいと香りはかなり地味です。が、グラスで飲むとついつい追いかけたくなる、じんわり美味い系がこのシティオンアヒル。

上のクラスにシュナンブラン単一もあるんだけど、このブレンドのホワイトが特にきれいでいいですね。

シティオンアヒルは多分気が付いたらティムアトキンMW評格付け2級くらいは行くんじゃないかな。いまは5級です。今のうちに目をつけておくとドヤれる生産者です。


シティ・オン・ア・ヒル・カンパニー "ホワイト" スワートランド [2017] (正規品) City on a Hill White

YANAGIYAさん絶賛銘柄。





クラインザルゼ ファミリーリザーヴ シュナンブラン

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そんな感じで「あ~自分もう樽効きすぎてるの無理ですわ~」なんて言い始めたときに飲んで「(うわっ樽効いててめっちゃうまい…なにこれ…うま…)」と思ったのがこのワインです。

それ以上何も言うことはありません。


2016 ファミリーリザーブ シュナンブラン 生産者 クライン ザルゼ【白ワイン】【南アフリカ】

こちらそのものずばり。





スピオンコップ ピノタージュ 2017

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南アのエルギンを拠点にする生産者。
ピノタージュって品種はいろんな生産者がいろんなアプローチをしていて、なんとなくボルドー的なアプローチをしているのがカノンコップ。
自然派タッチの薄うま系をやってるのがデイヴィッドナディア。

で、その間にいるのがスピオンコップです。樽を効かせつつエルギンという産地からなのか冷涼感がある。

なんとなく個人的にピノタージュの(特にステレンボッシュの)コーヒーっぽい、土っぽい、トマトみたいなアプローチをしているものが、苦手、というか「あ~またこのタイプかぁ」とか思っちゃう方なんですが、このスピオンコップは素直に「これこれ!これうまい!これがピノタージュ?こういうのがいいんだよ!!」と言いたくなる良さがあります。

1900ピノタージュってやつが下のクラスにあるんですが、こっちの上のクラスが美味いですよ。
南アのピノタージュはとりあえず前述の
・カノンコップ
・デイヴィッドナディア
・スピオンコップ
の3社は抑えてほしい感じです。


【南アフリカワイン】【赤ワイン】スピオンコップ ピノタージュ 2017[フルボディー]

麦ちゃんコメント“これがエルギンのピノタージュと言わしめる逸品です。”
はい、私もそう思います。




ヴィラフォンテ シリーズM 2004

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そもそも。


南アフリカワインで熟成しているワインって市場にないわけですよ。
ボルドーとかと比べると、なんやかんやで早飲みだし、新しい生産者で設立自体が2009年ですとか?熟成したワインがそもそも存在しない。


自然と、ヴィンテージが経過したワインだと「グレネリー」「ライクス」などが候補に挙がるわけですが、肝心のグレネリーとかライクスでもヴィンテージがやれ2009だとか、2007とかそのくらい。

そんな中、いきなり「2004年で1.3万円です」というなぞかけをしてきたのがヴィラフォンテ。えっなにそれおいしいの??
まぁそんなに私も熟成したワイン飲んでないですけど「メドックの格付けワインに相当!2級くらい!」とか書いちゃうくらいにはいい感じに熟成していますよはい。

ちゃんとカビみたいな香りもありますし、逆に言うと今が飲み頃?な感じもありますけど、よほど変なワインつかまされるよりはいいと思う。

南アって熟成するとおいしいんだなぁ…と感じた1本。値段の価値あり。おいしいです。


【数量限定】【送料無料】ヴィラフォンテ ヴィラフォンテ・シリーズM [2004] 6009639890437-04【600033】【60001】【南アフリカ】【赤ワイン】【new1905】【SA23】




ロバート・ヴァイル キートリッヒャー グレーフェンベルク リースリング トロッケン GG 2016

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南アで固まってきたのでドイツ行きます。

個人的にドイツのワインっていうと過去感動したのがゲオルグブロイヤーの上位クラスの白で、「うーわ!めっちゃ白い花とか、清楚なお姉さんみたいないいにおいする!!」と感動したんですが、それに近い感動があったのがこのロバート・ヴァイル キートリッヒャー グレーフェンベルク リースリング トロッケン GG 2016。

とにかくきれいです。リンゴみたいな香りというよりはベビーパウダーみたいないいにおいがする。

1万円ですけど、WA95点、WE94点ですって。なるほどなぁ。

2019年のヒット商品で「女子高生の香りになれるボディソープ『デオコ』が人気」なんて言われましたけど、そういうのに「んんん!!わしもなりたい!!」って思っちゃう私のような人に刺さるワインです。


ロバート・ヴァイル キートリッヒャー グレーフェンベルグ リースリング トロッケン GG 2016 750ml (ワイン) 【ラッキーシール対応】




ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネ エルミタージュ ラ・メゾンブルー 赤 2016

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1万円くらいのローヌのワイン。キャラメルとかチョコみたいな甘い樽香がありつつも、ちゃんと鉛筆の芯みたいな硬い感じの香りもあってバランスが良い。

エルミタージュなんですけどね。わりとふっくら系。ただ、甘露系シラーの一言で片づけるにはもったいなく、複雑さがあって「やっぱり高額ワインはこうでなくっちゃ!」と寄り切りでそのまま持ってかれたような感じがありました。

輸入元価格は10,800円。
WA93点、デキャンタ95点、ジェームスサックリング94-95点。


ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネ エルミタージュ ラ・メゾン・ブルー赤 2016年 750ml 1本 611297
安心と信頼のモトックス社。



マリヌーストローワイン 2017

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KOZEのワインブログ 今年1番のワインがこちら。


もっとも、2015年を飲んだ時も「すげえなこれ」で感動しているのでなんやかんやで再確認をした、というレベルでしかありませんが、マリヌーのストローワインはやはりすごいです。

特筆すべきはその凝縮感。そして引き際の良さ。すーっと消えていくくらいの儚い終わり方をするデザートワイン。

南アのデザートワインはもっと評価されるべきで、少なくとも
・ラステンバーグ ストローワイン
・キアモント フルーフォンティン
・ポールクルーバー ノーブルレイトハーベスト
などひしめき合って、その上にマリヌーストローワインがあるといってよいでしょう。

まぁ、ハーフで5千円台なんですが、価格とのバランスですよ。目隠しで飲んで「(ペロリ…)これは…!ハーフで5千円台!!」なんて言える自信ない。

ヴァンドコンスタンス(1万円級)もいいですけど、まずはマリヌーからどうぞ。おすすめです。


ポイント10倍:375ml:[2017] マリヌー ストロー・ワイン (南アフリカ/スワートランド)Mullineux Straw Wine 375ml ( Swartland, South Africa)



ということで今年の良かったワインでした。記事が追い付いてないものも大量にあって、相当にやばいんですが来年も南アフリカワイン推しで頑張ります。




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南アフリカ マリヌー ストローワイン 2017をテイスティング

南アフリカのワインです。
マリヌー ストローワイン 2017をテイスティングしました。

マリヌーは南アフリカスワートランドのトップ生産者の一つ。設立は2007年。10年ちょいの新しいワイナリー。夫婦で運営しており、栽培担当のクリス氏、醸造担当はアンドレア氏。

デザートワインの秘蔵キュヴェ「オレアセイ」が過去WA99点を獲得し南ア最高得点。現地のプラッターズガイドや、ティムアトキンMW評などで年次のベストワインメーカーを何度も受賞。

赤はシラーを得意として土壌違いのワインを生産。すでにWAのほか、米国の評価が高いワイナリーです。スワートランドを拠点とする「マリヌー」のほかにも、南アのフランシュックに「リーウパッサン」というワイナリーがある。さらに、アメリカでもベッドロックの畑に「フォグモンスター」というワイナリーを立ち上げています。



本日はストローワイン 2017年。
名の通り、藁の上で寝かせることで凝縮感を得る。
日陰で2~4週間乾燥。自然と水分が抜けて、糖分、酸、その他の要素が凝縮したところで6ヶ月ほどかけて発酵。12ヶ月間、複数の樽で熟成させた後、ブレンド。


■マリヌー ストローワイン 2017
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輸入元定価6,974円(税込み)



すっご。


香りは桃やマンゴー、リンゴ、オレンジなど温かい香りのする果実がたくさん。
グッと濃縮したようなイメージ。ハチミツのような甘い香り。


口に含むと、凝縮感にあふれたイメージがさらに膨らみます。
桃やマンゴーなどのトロピカルフルーツ。リンゴやオレンジなどの酸を帯びた果実や柑橘。
ハチミツのような甘さ。

嫌味なところがなく、引っ掛かりがありません。果実の良いところだけを抽出したような感覚があります。


余韻は思ったよりシャープに終わります。リンゴのような酸、オレンジのような柑橘、桃の様な果実味を残ります。

オイリーな感覚はなく、濃縮感がありながらも、きれいな印象をもつデザートワインです。


うーん素晴らしい。まさに南アの本懐はデザートワイン、と思ってしまうくらい美味しい。
南アにはキアモント フルーフォンティンというハーフで3~4千円くらいの素晴らしいデザートワインがありますが、そちらはどっちかというと乳酸菌飲料みたいな軽やかな酸、そして全体的にどっしりした後のこりがあるタイプ。


こちらのマリヌーは果実の凝縮感で最初ドーン!とインパクトがあって、味わいの後半ほどスッと消え入るような繊細さを残していく。

肉太なキアモント VS はかない余韻のマリヌーって感じかと思うのですが、個人的にはこのマリヌーの引きの良さが素晴らしく感じます。

ソーテルヌは肉厚で太い、ゴージャスな印象という感じだと思うのでそれとも違うかな。
15年ヴィンテージを飲んだ時に「日本人好みの極甘口」と感覚的に思った部分があるのですが、17年ヴィンテージもまさにそんな感じです。


南アのベストバイ。価格も鑑みると今年イチ光っていたワインだと思います。
KOZEのワインブログ年間1位はマリヌーストローワイン 2017!という感じです。

参考になった試飲でした。



ポイント10倍:375ml:[2017] マリヌー ストロー・ワイン (南アフリカ/スワートランド)Mullineux Straw Wine 375ml ( Swartland, South Africa)




ポイント10倍:750ml:[2017] マリヌー ストロー・ワイン (南アフリカ/スワートランド)Mullineux Straw Wine 750ml ( Swartland, South Africa)

750mlも売ってます。



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南アフリカ インテレゴ・ワインズ シュナンブランをテイスティング

南アフリカのワインです。
インテレゴ・ワインズ シュナンブランをテイスティングしました。

インテレゴ・ワインズは南アフリカ・スワートランドのワイナリー。
オーナー兼醸造家のヤルゲン・ガウズ氏により2009年に設立されたばかりの新しいワイナリーです。
ラムズフックというワイナリーがスワートランド内にあり、そちらで助手醸造家として働いている傍ら、自身のレーベルとしてリリースしています。

南アフリカスワートランドの団体、
スワートランド・インデペンデント・プロデューサーズ(SIP)のメンバーでもあります。
SIPは何度か触れていますが、”スワートランドの独立生産者”の意味で、ラール、マリヌー、イーベンサディ、デイヴィッドナディアなど南アのスワートランドの名だたる生産者が加盟している団体です。
スワートランドのオリジナリティを前に出していくというコンセプトのようで、ワインづくりにも規定を設けています。
ちょっと雑で申し訳ないですが、SIPは南アフリカ専門店のみたまり酒店さんのブログがまとまっています。

参考:SIPとは・・・ 南アフリカワイン専門店 みたまり酒店ブログ


インテレゴ・ワインズに話を戻しますと、自然派寄りのワイナリーであり、ブドウはオーガニックの物を買い付け、ごく少量のSO2の添加のみを施しているようです。ワイナリー名のインテレゴはラテン語で「理解」という意味です。輸入元はアフリカンブラザーズ。

インテレゴシュナンブランは2つの区画のシュナンブランを半々でブレンド。
1つ目は花崗岩土壌で樹齢49年古木の株仕立て。2つ目は粘土質が多く表面が花崗岩。こちらも樹齢34年で株仕立て。全房圧搾でフレンチオークで発酵。11カ月熟成。瓶詰2カ月前に澱引き。ノンフィルター。


■インテレゴ・ワインズ シュナンブラン
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ざっくり4千円前後のワイン。

香りは酸がかなり豊かな印象。レモンのような柑橘のイメージ。
ナッツのような香ばしい要素。繊維的な香り。また動物のような毛皮のイメージ。


口に含むと、酸が豊かで中庸なバランス感。
ナッツのような香ばしさもありますが、酸が豊かな分、
リッチとか豊満という感覚は無いですね。

服の繊維・ポリエチレン的なイメージや、鉄のような硬質感などがあり、
かなりスマートな印象を持つワインだと思います。


赤と比較するとかなりすっきり、細みなイメージかなと。
基本的に南アのシュナンブランというとふくよかなタイプに仕上がるような気がしますが、
こちらのワインはロワール的というか、酸もしっかり、すっきりしたタイプに仕上がっているように思います。


どっちかというとこの生産者は赤の方が好きかな。
参考になった試飲でした。

参考になった試飲でした。


シュナンブラン [2018] インテレゴIntellego Chenin Blanc



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2019年良かったワインまとめ ~3千円以下「安ワイン」で

今年飲んでよかったワインです。
基準は安ワイン道場さんの基準にのっとり、「税込み」で3千円以下としました。

ちょっと今年は少なめで。まとめというか通常記事も追い付かない感覚のある一年でした。




ボタニカ カベルネフラン 2015

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南アフリカワイン専門店アフリカーさんの直輸入品。
19年に日本に新しく入ってくることになった「ボタニカ」のエントリークラスのカベルネフラン。

千円台では「グレネリーグラスコレクション カベルネフラン」という千円台優勝だろ級の優秀なワインがある中で、こちらは2千円台で挙げたい優秀なカベルネフラン。

グレネリーよりは気持ち柔らかい味わいかな。でもしっかり鉛筆の削り節みたいな硬派な香りがしていい感じ。2千円台では極めて優秀なワインかと思います。ぜひ一度飲むべし。


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ボタニカ ビッグ・フラワー カベルネ・フラン 2016 Botanica Big Flower Cabernet Franc 【南アフリカワイン】






キリヤーニ カリ・リーザ 2016

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個人的には定期的に話題にしているワイナリーのつもり、なんですが、どうもギリシャワインが広まる気配がないので改めてご紹介。
輸入元はモトックス。ギリシャの名門「キリヤーニ」社がクシノマヴロという土着品種で仕上げる赤。

パッと飲むと多分ネッビオーロって答えると思います。イタリア通をだますのにもってこいの赤。
硬派な味わいでこれを2千円台と思って飲む人はなかなかいないはず。

ギリシャワインの入り口にもおすすめ銘柄。
安定しておすすめ。


キリ ヤーニ カリ リーザ 2016 P.D.O.アミンデオン (プレフィロキセラの古木ブドウ使用) 赤ワイン ワイン 辛口 フルボディ 750ml キリヤーニカリリーザKir-Yianni“Kali Riza”[2016] P.D.O





ヴィンテロパー パークワイン ホワイト

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なんかこれも前おすすめした気がするなぁ…と思いきや、結局よかったので改めて。
オーストラリアのゲヴェルツトラミネール主体のオレンジワイン、しかもコルク部は王冠で500mlのビール瓶みたいなボトル、という何から何まで地雷のかほりがする、と心配になってしまうワイン。

が、実際に味わってみるととっても面白いワイン。

香りはしっかり華やか。ちゃんとライチの香りがするんですが、味わいはキリッとドライ。
オレンジワインに俄然興味がわく一本で個人的にはおすすめしたい。輸入元はこれまたモトックス社です。

問題は19年ヴィンテージ(最新)をまだ飲んでない点でしょうか…。



【6本〜送料無料】パーク ワイン ホワイト 2019 ヴィンテロパー 500ml [白]Park Wine White Vinteloper





ムガ リセルバ 2014

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南アフリカワインの流れからティムアトキンMW評をだいぶ参考にするようになってしまったのですが、このボデガスムガってところがティムアトキン格付けで上位に位置していたのが興味を持っていたきっかけ。

産地はスペインリオハ。

輸入元はジェロボームさん。定価としては3千円後半なのですが、「うきうき」「ココス」が競って2千円台に抑えてくれるのでものすごくお値打ちだと思います。

リオハらしい中庸な、タバコみたいな香りがするワイン。2013年はリオハがグダグダな年だったので14年を待っていましたが正解でした。常時ストックしたい。おすすめ。



ムガ レセルバ 2014 Muga Reserva 赤ワイン スペイン リオハ ジェロボーム フルボディ


あと同じスペインだとボデガスプロトス クリアンサってやつが美味しかったんですが、残念税込み3,091円が楽天最安値ということで除外します。


ちなみに南アの中で
・ポールクルーバー各種
・グレネリーエステートリザーヴレッド
の2千円台最強集団はもはや殿堂入りしちゃった感があるのでのぞいています。すみません。



上位価格帯はまた後程、別記事扱いで。




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エノテカで1月1日0時より トレジャーハンティング開始

楽天内のエノテカさんで、1月1日0時よりワイン福袋「トレジャーハンティング」が開始されます。
5千円、1万円の2種です。




5大シャトーを探せ!トレジャーハンティング 5,000円 TH1-1 [750ml × 1]

5千円で5大シャトーが当たる企画。限定数ですが、相当の数があるので当たった人は本当にラッキー!な感じがありますね。




ペトリュスを探せ!トレジャーハンティング10,000円 TH1-1 [750ml × 1]

こちらは1万円でクリスタルやペトリュスが当たるかも??という企画。高額な分、面白いのはこちらかも。


1月1日0時より開始です。
ご紹介でした。



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