ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

2019年10月

南アフリカ ドメーヌ・デ・デュー ジョセフィーヌ ピノノワール 2012をテイスティング

南アフリカのワインです。
ドメーヌ・デ・デュー ジョセフィーヌ ピノノワール 2012をテイスティングしました

ドメーヌ・デ・デューは南アフリカのウォーカーベイ地域、ヘメル・アン・アード地区に位置するワイナリー。
設立は2002年と比較的新しいものの、この地域で初めてMCC(瓶内二次発酵のスパークリングワイン)を作った生産者です。

比較的内陸に位置しており、近隣にはクリエーションワインズなどもあるエリア。
同地区では珍しく、一定の熟成をしたワインをリリースしているのも大きな特徴。

ティムアトキンMWによる格付けには入っているのですが、クリュブルジョワ級であり、正直ノーマークだったワイナリーです。


本日はピノノワール2012年。輸入開始は13年ヴィンテージからですが、今回はバックヴィンテージ。

輸入元はアフリカーさん。
直輸入ワイン - 南アフリカワイン通販のアフリカー


■ドメーヌ・デ・デュー ピノノワール 2012
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香りは紅茶やキノコを思わせるしっとりとした香り。
ラズベリーのような赤系の果実。やや土のような印象。
カビのような香りも。若干ピークを越えてきている様なイメージ。

口に含むとラズベリーやチェリーのような赤系の果実。
カビのような香りに紅茶のような渋み。
僅かに小豆のような豆っぽいニュアンスが感じられます。


余韻はキノコや土のような香り、チェリーのような赤系の果実みが残ります。

さて、割と全体的にシックな印象が感じられるピノノワールかなと。
主張的なのは土っぽさ、キノコっぽさ、それとカビっぽさ。
少し果実みの抜け感が出てきているので、枯れた感じを味わいたいのに良いのかなと。


2013年はもうちょっとイキイキとした作りだったはずなので、
このくらいの年代からスタイルも変わってきているのかもしれません。

参考になった試飲でした。


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ドメーヌ デ・デュー ジョセフィーヌ ピノ・ノワール 2013 Domaine Des Dieux Josephine Pinot Noir 【赤ワイン】


2013年はこちら




参考程度に2013年飲んだ時の記事です。




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ヴァンヴァンで南ア キアモント トップサイドシラー 2015を販売中

在庫が復活したため再アップします
楽天内のワインブティックヴァンヴァンさんで南ア キアモント トップサイドシラー 2015を販売中です


南アフリカの上位生産者の一つ。ティムアトキンMWによる南アフリカワイナリー格付け2級(2019年最新版)

スティープサイドシラー、トップサイドシラーはともに同社のフラグシップシラー。



【赤ワイン】【南アフリカワイン】キアモント・スティープサイド シラー 2015「フルボディー」

ティムアトキンMW評95点。TA評にならうとコートロティっぽい雰囲気だそうです。麦ちゃん評価4.45点。




【赤ワイン】【南アフリカワイン】キアモント トップ・サイド シラー 2015「フルボディー」


ティムアトキンMW評96点でサンドストーン土壌。全房30%のエレガントなタイプだそうです。麦ちゃん評価4.45点。





【赤ワイン】【南アフリカワイン】キアモント ポンドックラグ カベルネ・フラン 2015「フルボディー」

カベルネフラン。ティムアトキンMW評96点。
キアモントといえば上位クラスはシラー、なのですが、こちらの15年は2ヴィンテージ目。今後注目度上がってくるかも。麦ちゃん評価4.4点。




【白ワイン】【南アフリカワイン】キアモント・リヴァーサイド シュナン・ブラン 2017「辛口」

こちらは17年がファーストリリース。1971年植樹ですがそれまではド・トラフォードのブランドで作られていたようです。TA95点。麦ちゃん評価4.5点と今回の記事では最も高く「至高のワイン」評価。
参考程度に「テラッセ」の最新評価がTA93点。



期待感が高まるキアモントの上位シリーズ。
ご紹介でした。


ついでに今日のセール…でも掲載のヴァンヴァンさんの銘柄こっちにも掲載しておきます。

ヴァンヴァンさんの南ア シャノン マウントバレットメルロー 2014&2015

南アフリカのエルギン地区に位置する生産者。
メルローで作られた「マウントバレット」がフラグシップ。
過去、漫画神の雫36巻の巻末コラムで某ライターにより「ル・パンが20万円なら、マウント・バレットは23万円が妥当」と評されたことで人気が爆発。このブログを始める前に当方も感化されて飲んでいますが、とてもおいしかったと記憶しています。

南アフリカを代表するメルローのワインとして知られています。



【南アフリカワイン】【赤ワイン】シャノン マウント・バレット 2014[フルボディー]

ティムアトキンMW評95点。プラッターズガイド5つ星(最高評価)、麦ちゃん評価4.5点。



【南アフリカワイン】【赤ワイン】シャノン マウント・バレット 2015[フルボディー]

2015年はティムアトキンMW評95点。プラッターズガイド5つ星(最高評価)、麦ちゃん評価4.4点。




ここしばらくでよかったワイン









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恵比寿ワインマーケットパーティー ワインイベントに行ってきた

昨日は恵比寿「ワインマーケットパーティー」さんで開かれたワインイベントに行ってきました
25周年を迎えた恵比寿ワインマーケットパーティーさん。
6,000円の会費で開かれる一般愛好家向けのイベント。

101種類のワインが登場。別途有料試飲アリ。
毎年2回開かれているという大きな試飲イベントです。


参加者はWMP(ワインマーケットパーティー)さんで今回のイベントに出たワインが15%引きで買えるという特典付き。

2時間半という時間制限付きのため、
101種類あるうち、ざっくり40種類後半くらいくらいしか飲めませんでした。

良かったものを以下に。


■ポッジョ・レ・ヴォルビ ドンナルーチェ ラツィオ IGP ビアンコ 2018


千円台の安旨赤でおなじみのポッジョ・レ・ヴォルビの白。
ライチやマスカットのような香りが主体にあります。
白い花とか香ばしい香り。親しみやすくてこれは使い勝手がよさそう。
定価も3千円で、WMP含めもう少しディスカウントされれば安ワインとしても活用できそう。
おすすめ。


インポーターはフードライナーさん。





■バローネリカゾーリ カステッロ・ディ・ブローリオ・ キャンティクラシコ グランセレツィオーネ



だいぶ前に、ワインジャーナリストの柳忠之さんが書いてた書籍でお勧めされてたワイン。


それ以降、個人的にもお気に入りの銘柄になってるんですが、この日もよかったです。
鉄のような樽使いが印象的。いちごやいちじくのような赤系の果実味があってキレイな作りなんですが、樽使いが堅牢で風格があります。
定価も6千円後半なんですが、ハレの日に使いたいワインの一つ。

輸入元はフードライナーさん。





■ロンコ・セヴェロ リボッラ・ジャッラ デッレ・ヴェネツィエ IGT 2015


過去記事にしていたんですが、やっぱりいいなぁ、と思っていたのがロンコ・セヴェロ。
WMPさんの有料試飲でも飲んでいて「こりゃいいや」と思っていたオレンジワイン。

基本スキンコンタクトがかかるので、ワックスみたいな果皮感があるんですが、ロンコセヴェロは白い花やライチのような香りも感じられてきれいな作りです。

味わいにメリハリがあるので飲んでいて飽きない。おいしい。



輸入元はテラヴェールさん。

Ronco Severo | テラヴェール株式会社





■コミューン・オブ・ボタン バスケトロ・ローザ 2017

周りの方はダイヤモンズさんの中だとジャムシード ビーチワーシラーっていう豪のジャコンダの畑のシラーがいいって言ってたんですが、個人的に刺さったのがネッビオーロ主体の自然派ワイン。
いかにもな自然派のアプローチなんですが、ネッビオーロでって時点でちょっと刺さってます。
香水のような香り、チェリーやユリのような温かい花。梅のような酸。

要は梅っぽくて酸強めの自然派、何ですが、香りが華やかに抜けるので気に入りました。
輸入元定価4,500円。輸入元はワインダイヤモンズさん。





■フェルトン・ロード・ピノノワール バノックバーン 2013



あとよかったのがニュージーランドのピノノワール
バノックバーンは2013年ヴィンテージですが、以前明るいイメージ。いちご、チェリー、茎っぽさ。
ほのかにマッシュルーム的なキノコの香り。全房っぽいアプローチな気もします。

緊張感とかはないんですが瑞々しくて柔らかい。輸入元定価8千円なので高額ですが、これは良かった。

輸入元はヴィレッジセラーズさん。







■ブラックスミス・セラーズ カベルネソーヴィニヨン・リザーヴ・オークヴィル 2016


いかにもな樽の効いたアメリカって感じですが、鉛筆みたいな香りがあって硬派な気品のあるタイプ。
チョコやカシスやバニラ。甘めのスタイルですが、樽使いがきれい。価格は6,500円。
インパクト重視の赤、という時によさそう。

輸入元は布袋ワインさん。




布袋ワインさんウインドギャップとか良いピノあるんだよなぁ…とか思ったらウインドギャップは輸入停止してるっぽいすね…。つらい…。




■ストーム・フレダ ピノノワール


例によって南アです。ストームフレダはやっぱりおいしいです。
チェリーやキノコみたいな香りがあって血液みたいな硬質的な香りもある。
一番、「想像するブルゴーニュスタイル(ニュイサンジョルジュとかヴォーヌロマネとか、シャンボール)」に近い南アの生産者はクリスタルムとストームかなぁ。


■ポルセレインベルグ シラー


原則この日の試飲会は1万円越えのワインがかなり少なかったので、そりゃそうだろう、という気もするのですが、今日イチはこれ。南アのシラー。

何気に初試飲ですが、尋常じゃなく美味しいです。
マリヌーのシストに近いスタイル。

いやーこれはおいしい。スミレの花とかムスクとかとにかくエレガントで官能的な香りがする。
熟成で待てばもっとよくなりそう。南アのトップシラーの一つ。
2015年ヴィンテージでちょうどよい感じになってきました。それでもまだ待ちかと。






という感じです。おつまみもついてるし満足度高いですよ。
みんな恵比寿ワインマーケットパーティーをもっと使うべし。通常はグラスで有料試飲もできます。





追って1本ずつ記事にします。


ココスでフーリエ ブルゴーニュルージュ 2017を販売中

楽天内の葡萄畑ココスさんでフーリエ ブルゴーニュルージュ 2017を販売中です



ブルゴーニュ ルージュ 2017 ジャン マリー フーリエ Bourgogne Rouge Jean Marie Fourrier 赤ワイン フランス ブルゴーニュ フィラディス

ブルゴーニュきっての人気生産者。村名以上が1万円を超えてくることから6~7千円台で買える裾ものの方もあっという間になくなってしまう印象。




ヴォーヌ ロマネ オー レア V.V. 2017 ジャン マリー フーリエ Vosne Romanee Aux Reas Jean Marie Fourrier 赤ワイン フランス ブルゴーニュ フィラディス




エシェゾー V.V. 2017 ジャン マリー フーリエ Echezeaux Jean Marie Fourrier 赤ワイン フランス ブルゴーニュ 特級畑 フィラディス




シャンベルタン V.V. ジャン マリー フーリエ Chambertin Jean Marie Fourrier 赤ワイン フランス ブルゴーニュ メゾン 特級畑 フィラディス


ほかココスさんのフーリエ入荷分は上記。



ブルゴーニュ ルージュ 2017 アンヌ グロ Bourgogne Rouge Anne Gros 赤ワイン フランス ブルゴーニュ フィラディス





ヴォーヌ ロマネ レ バロー 2017 アンヌ グロ Vosne Romanee Les Barreaux Anne Gros 赤ワイン フランス ブルゴーニュ フィラディス





エシェゾー ロアショース グラン クリュ 2017 アンヌ グロ Echezeaux Loachausses Grand Cru Anne Gros 赤ワイン フランス ブルゴーニュ 特級畑 ロワショーズ フィラディス




クロ ド ヴージョ グラン モーペルテュイ グラン クリュ 2017 アンヌ グロ Clos de Vougeot Grand Maupertuis Grand Cru Anne Gros 赤ワイン フランス ブルゴーニュ 特級畑 フィラディス グランクリュ




リシュブール グラン クリュ 2017 アンヌ グロ Richebourg Grand Cru Anne Gros 赤ワイン フランス ブルゴーニュ 特級畑 フィラディス

それとアンヌグロも入荷しているのでご紹介です。


輸入元はいずれもフィラデス社。ご紹介でした。

南アフリカ「ラダイト」のワインを飲んできた

先日は南アフリカワイン輸入のアフリカーさんが



どうもアフリカーさん自社輸入の南アフリカワイン「ラダイト」のオーナーさんが来るってことなので行ってみることにしました。
会計も割り勘でよろしく!とのことで、合点承知。ラダイトは新規輸入のワイナリーだしもうちょいちゃんと飲みたいと思っていたのだ。



■ラダイトとは??
南アフリカのボットリヴァーに1999年設立、2001年植樹というワイナリー。

過去に、日経MJの土曜日版「日経プラスワン」で「専門家推薦 世界旅行気分に浸れる、あの国のワイン」って特集をやったんです。



電子版でも見られるのでどうぞ。
ここで1位になったのが南アフリカの「ボーモン」というワイナリーの「ボーモンホープマルゲリート シュナンブラン」というワインです。やったぜ!南アフリカワイン大注目!!

で、そのワインメーカーのニールスさんが独立して設立したのがラダイト。

ということで、ポッと出のワイナリーではなくて下積みあるし、南アの著名どころの出身です。
葡萄への介入は最小限。ワインはシラーズとシュナンブランが主体。そんな感じのワイナリー。



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元ラガーマンということで、オーナーのニールスさん、デカいです。24、25歳くらいまでラグビーやってたらしく、190cm後半って言ってました。

何しに来たの?という問いについては言うまでもなく「ラグビーW杯を見に来た。息子と。」とのこと。なるほど、ニールスさんの横に座っているサラサラヘアのイケメンが息子さんか。
「えーと、息子さん醸造家?」と思いきや「息子は映画監督目指しとる」だそうです。


まじか。



あ、この日は準決勝の前のタイミングでしたが、決勝進出おめでとうございます。今頃めっちゃ喜んでいることでしょう。




そんな飲み会の場所は北千住のヴィノグリさん。ここアタラクシアのメーカーズディナーでも使った場所です。
左上にちらっと書いてあるのがアタラクシアのオーナーのケヴィンさんのサイン。




今回は輸入元のアフリカーさんも急遽オーナーが来るぞ、ということで、ラダイトのフルラインナップを用意してくれました。



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まずはエントリーキュヴェのサボターホワイト。白のブレンド。
これ実は今年に入ってからボトルで飲んでるんですが、その時からちょっと表情が変わってました。

ブレンドはシュナン・ブラン77%、ヴィオニエ14%、ブランフュメ9%。
前飲んだ時はヴィオニエっぽい、ローヌのコンドリューみたいなスタイルかと思ったんですが、この日はどこか自然派・オレンジワインに近いようなアンズとかワックスみたいな香りが結構立ってきています。

割と輸入したてのワインだと味が揺れる、というのは別の輸入元さんに教えてもらった感じでして、本来はこういうナチュラルテイストのワインなのかなと。

ちなみにボトルはめっちゃカッコいいです。王冠でフタされてます。

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全体像は本当はこんな感じ。





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個人的に気になっていたラダイトのシュナンブラン
日本にも数本しか入ってきていない希少キュヴェ。白のブレンドが買い葡萄も含んでいるのですが、こちらは自社畑の葡萄のみ。特に16年はドライな年だったため、生産本数1,500本くらいしかない。年によって3桁本になることも。

ミルクとかアンズのケーキとか思わせる香りの感覚。
毛皮のような動物的な香り、ワクシーな要素などもあります。
サボター白は自然派・ナチュラルテイストでしたが、こっちは気品があるタイプ。
やわらかくてふくよか。うまい。やさしい。

昨今流行りの貝出汁系のシュナンとはちょっと違うタイプですね。





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赤のサボターレッド。ニールスさん自身、フルーティーでスパイシーなワインを目指しているようで、軽くて優しい飲み口。シラーズ、カベソー、ムールヴェードルっていうブレンドなんですが、GSM的なタイプです。

南アの赤はもれなくハムとかトマトソースのパスタに合う。
この日ヴィノグリさんも毎度おいしいお料理用意してくれたんですが、「醸造家きてるしなぁ」と思ってお料理撮り損ねちゃいましたすみません。





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最後は赤のフラグシップ ラダイト シラーズ
ローヌというよりはヌフデュパプ的かなぁと。どこか後味に甘い樽香が残ります。
コショウのようなスパイス感が着た後にフワッと甘い感じが残る、優しい作りのシラーズです。

価格も6千円級に到達してるんですがおいしいです。




ついでに質問もしておきました。

Q.前の勤め先の「ボーモン」と「ラダイト」はアプローチの仕方って変えてるの?
A.アプローチの仕方は変えてる。ヴィンテージにもよるけど「ボーモン」は甘さを感じるような飲みやすいタイプのワイン。ワイン単体で楽しむようなイメージ。「ラダイト」は料理との組み合わせとか、飲みつかれないようなイメージでドライに仕上げている。日本の料理にも合うと思う


Q.上位クラスのシュナンブランとかロワールっぽい感じなような、そうでないような…。何かお手本にしている産地とかあるの?
A.特定の産地とかをイメージするものではないね。自分が作りたい、オンリーワンのスタイルを目指している。


Q.特に最近若手の生産者が増えているけど、注目の生産者っている?交流とかあるの?
A.注目してる…しいて言えばヴァンロッゲレンベルグ(TA2級)かな。あと、アタラクシアのケヴィンとは仲が良い。ワインメーカー同士も交流あるよ。


Q.特にこのフラグシップのシュナンブランとか、すごくポテンシャル感じるけど、ラダイトの上位クラスのものって、飲み頃っていつごろ?
A.ちょっと前に設立当初のヴィンテージを飲んでみたんだよね。そしたらすごくよかったので、このワインも15年くらいは飲み頃が続くものと思っている


Q.ところで、ピノタージュって作らないの?
A.扱いが難しい品種なのでそのつもりも今のところない。あったかいところだとフルーティーだし、冷涼なところでもきれいに仕上がるし。七変化な品種だと思うよね。


Q.息子のキムさんは映画監督で…その、醸造とかは?
A.キムは3兄弟(姉2+弟1)の末っ子で長女がサンテミリオンで修業中なんだよね。これ、娘が葡萄踏んでるところ(と動画を見せてくれる)



なんとなくこんな感じでした。うーん、本当はもっといろいろ聞いたような気がするんですが、割と私がすぐに出来上がっちゃったのと、英語の理解力も3割くらい(で単語をつなぎながら無理やりしゃべる)という悲しい状況だったのと、メモもあんま取ってなかったので…な感じです。

あ、アフリカーさん店主と、同席させていただいた方は英語ペラペラですげえってなりました。


あとは、「日本に来たらおすすめの場所ある?あとラーメン。」とか、息子のキムさんの撮りたい映画(ドキュメンタリーで南アの社会問題的な部分も題材にしたいらしい)なども教えてもらったり、ワインとは別の話も色々した気がします。

ついでですが、ラダイトも注目のヴァンロッゲレンベルグ。個人的に推したいワイナリーです。
多分来年あたりヴァンロッゲレンベルグシティオンアヒルはTA評上がると思います。


なんとなく、上位のシュナンブランを飲んで思うのですけど、かなりインスピレーションは仏から受けているワイナリーかなと。サボターホワイトはナチュラルテイストだけどやっぱりヴィオニエのいい香りが前に出てるし、上位のシュナンブランはちょっとタイプが違うんですけどしいて言えばケンフォレスターのFMC的(ロワールスタイル)な感覚もあります。

やっぱりシュナンブランの作りが上手なんだろうなここは。


ということで、大変楽しい会でした。


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北千住のヴィノグリさんは、南アのワインとイタリアワインの品ぞろえが豊富。
過去参加したときと今回、シェフはワインに合うお料理をすごい選んでくれてる感があるので好印象。何かのタイミングでまた使いたい。

ワインバー風なんですけどお料理がうまいので1次会から使った方が絶対に賢いです。




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最後にパシャリ。ラダイトのニールス(右)さんも190cm後半なんですが、息子のキムさん(左)は2m越え。ちなお母さんはめっちゃ小さいらしい。


ラグビーない年でもまた日本に来てほしいところです。
アフリカーさんありがとうございました。



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