ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

2019年07月

アルバロ・パラシオス フィンカ・ドフィ 2016をテイスティング

アルバロ・パラシオス フィンカ・ドフィ 2016をテイスティングしました

オーナーはアルバロ パラシオス氏。シャトー ペトリュスやスタッグス リープで修業した後、仲間と共に1989年にプリオラートにワイナリーを創設。プリオラートの地をスペインの高級ワイン産出地として礎を築いたのち、1997年「アルバロ パラシオス」を創業。

トップレンジは「レルミタ」。10万越えともいわれ、スペインで最も希少なワインの一つ。

輸入元はファインズさん
アルバロ パラシオス Alvaro Palacios | ワイナリー情報 | ファインズ


フィンカ・ドフィは上位クラスですが1万円アンダーで比較的入手が可能。ビオロジックを実践するドフィ畑より。樽発酵で熟成はフレンチオーク、新樽比率100%で15カ月熟成。
ガルナッチャとカリニャンのブレンド。



■アルバロ・パラシオス フィンカ・ドフィ 2016
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参考価格は、9,900円。WA95-97点の高得点。またジェームスサックリング95点。


香りはブルーベリーやプラムを思わせる紫や黒系の果実。
ジャムっぽい果実み豊かなイメージ。
カンゾウのような甘い漢方の香り、チョコレートのようなビター感。

香りから立ち上るのはビターで太い印象。


口に含むと、チョコやバニラのような甘い要素。
ブルーベリーのような果実み。どっしりと太いジャム定期な味わい。
樽は効いているのですが、果実みがしっかりとあり重い。

革製品のような香りが鼻を抜け、また樽由来でしょうか、塩みを帯びて焼いた「せんべい」的な香りも感じられるように思います。


余韻はプラムやブルーベリーを思わせる果実みが残ります。


著名どころのワインですが、どっしり重く、パンチのある体躯のワインです。
個人的にはリオハみたいなスマートなタイプのスペインに注目しているので、少し理想と違ったかなぁという感じはあります。

高額レンジでもありますので経年を見てみたいと言うところでしょうか。
参考になった試飲でした。




16:[2016]フィンカ ドフィ (アルヴァロ パラシオス)Finca Dofi (Alvaro Palacios) アルバロ

フィッチさんの価格で7千円台。



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ウメムラでJS94点 南ア ブシャールフィンレーソン ハンニバルを販売中

楽天内のウメムラワインセラーさんで
南ア ブシャールフィンレーソン ハンニバルを販売中です

南アフリカのヘルマナス地区の名門。
ブルゴーニュで著名なブシャール・エイネ。当主のポール・ブシャール氏と南アのフィンレーソン家のジョイントベンチャーとして誕生。現クリスタルム当主であるピーター・アラン・フィンレーソン氏は、このフィンレーソン家の3代目ということで、クリスタルム当主の系譜に当たる、といえば、現行の若手生産者に注目している方にもわかりやすいのではないでしょうか。
※なお、ブシャールフィンレーソンのオーナーはピーター・フィンレーソン氏ですが、クリスタルムのピーター・アラン・フィンレーソン氏とは別です。



ブシャール・フィンレーソン ピノ・ノワール テート・ド・キュヴェ [2017]750ml

過去、トップレンジのテトー・ド・キュヴェ(1.4万円ほど)が漫画「ソムリエール」に登場(登場ヴィンテージは2005年)
ボンヌ・マールと間違える、というストーリーで話題に。






ブシャール・フィンレーソン ハンニバル [2016]750ml

ハンニバルは同社のミドルレンジ。
サンジョベーゼ45%、ピノ・ノワール18%、ネッビオーロ15%、シラー12%、ムールヴェードル7%、バルベーラ3%という南アでは珍しいサンジョベーゼ主体のワイン。
ジェームスサックリング94点、ティムアトキンMW評91点評価。




ブシャール・フィンレーソン ガルピン・ピーク ピノ・ノワール [2017]750ml

また、人気のガルピンピークも。こちらは17年評価はまだ。16年はティムアトキンMW評93点。
過去記事:南アフリカ ブシャール・フィンレーソン ガルピンピーク ピノノワール 2013を飲む


ご紹介でした。


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南アフリカ ボッシュクルーフ エピローグ シラー 2016をテイスティング

南アフリカのワインです。
ボッシュクルーフ エピローグ シラー 2016をテイスティングしました。


ボッシュクルーフは南アフリカステレンボッシュ地区のワイナリー。
設立は1998年、ファーストヴィンテージは2002年。

オーナー兼セラーマスターはジャック・ボーマン氏。
南アフリカのシモンシッヒのアシスタント、ラ・モッテのワインメーカー、そしてルパートロートシルトのプロダクションディレクターを担当したのちに独立する形でこのボッシュクルーフに注力しているようです。

現在のワインメイクはその息子のリーネンボーマン氏が2010年から務めています。

主にはシラーの生産に意欲的でありますが、シャルドネのほかボルドーブレンドに用いられるブドウも生産したりと幅広く行っています。


ティムアトキンMWによる南アフリカワイン格付けは2級に位置しています。
「エピローグ」というシラーがフラグシップ。
2014vtがティムアトキン98点で当日の南ア赤の歴代最高点。2015vtは97点、そして2016vtも98点と高得点連発。一躍このワイナリーの存在が脚光を浴びることとなりました。

ブドウは1996年に植樹したもの。1区画のみの葡萄。一部を全房発酵。フレンチオークで熟成。

輸入元はマスダ。
ボッシュクルーフ・エピローグ - マスダの南アフリカワイン専門店


■ボッシュクルーフ エピローグ シラー 2016
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輸入元価格は8,700 円。

香りは冷涼感を感じます。
紫の花のような香りがありつつ、どこか石のような硬質的な印象も。

主となるのは革製品のような動物的な香り、チョコレート。
ビターで重い香り。古樽の様な木質的な香り。
果実は控えめで閉じています。


口に含むと、香りのイメージをひっぱるようなビターな印象。
コーヒー、チョコレート。

果実はブラックベリーやブルーベリーのような黒や紫系の印象。
あまくはなくビターです。凝縮感のような目の詰まった印象があります。
またムスクのような動物的な香りも感じられます。


余韻はブラックベリーのような果実みが残ります。


率直にこの日の試飲では閉じている印象。
ティムアトキンMW評98点という高得点を2年連続で獲得しているワインですが、かなり堅い。
いわゆる樽の感じでグイグイと引っ張ってるのではなく、どっちかというと果実の凝縮感みたいなもので引っ張っています。
パツパツした感じでもなく、単純に閉じている。

忍耐が必要な印象を持つ1本です。参考になった試飲でした。




【南アフリカワイン】【赤ワイン】ボッシュクルーフ エピローグ 2016ティム・アトキン 98点[フルボディー]


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コト・デ・ゴマリス ゴマリス ドセ 2016をテイスティング

スペインのワインです。
コト・デ・ゴマリス ゴマリス ドセ 2016をテイスティングしました。

スペインのリベイロ地区に位置するワイナリー。
ブドウの栽培そのものは過去修道士により10世紀までさかのぼることができるようです。

現オーナーはリカルド・カレイラ氏。
所有面積は32ヘクタール。土壌は花崗岩性の砂質土壌と、シスト土壌と粘土土壌など多岐にわたっています。
白ワインを主としていますが、赤ワインもリリース。本日は赤ワインのアバディア・デ・ゴマリス 2012。

輸入元はモトックス。
コト・デ・ゴマリス|ワインのあるライフスタイル もっと!ワイン


コト・デ・ゴマリス ゴマリス ドセ 2016はトレイシャドゥーラ100%の甘口ワイン。
発酵はステンレスタンクで行い、熟成もステンレスタンク。熟成は9か月。



■コト・デ・ゴマリス ゴマリス ドセ 2016
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輸入元価格は2,450円。


香りは豆苗(とうみょう)や青ネギを思わせるツンとくる野菜の香り。
ハーブっぽいイメージ。スパイシーで清涼な印象。

口に含むと、かなり甘い、です。
お砂糖のような甘さが膨らみ、それに加えて青ネギっぽさや豆苗のような青いニュアンスが広がります。

全体的に砂糖菓子のようなハッキリとした甘さ。


スパイシーさ(青ネギ的な・・・)ものが感じられるので
ダレている、とは言わないのですが、結構露骨に甘いのでびっくりしてしまいますね・・・。

何でしょ、酢豚とか?
合わせるものはだいぶ限定されそう。甘く煮た中華とかでしょうか。

ワイン単体では「ちょっとここまで甘いとなぁ・・・」という気がします。
甘口ワインの用途とはまた違う、個人的には微妙な、推しづらいワインかなぁ、という気がします。

ご参考程度に。




【よりどり6本以上送料無料商品】 ゴマリス ドセ [2016] (コト・デ・ゴマリス) Gomariz 12 [2016] (Coto de Gomariz) 【白 ワイン】【スペイン】【甘口】



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フィッチでヴィノス94+点 ヴァディアペルティ コーダ・ディ・ヴォルペ トラマ 2017を販売中

楽天内のワインショップフィッチさんで、イタリアのヴァディアペルティ コーダ・ディ・ヴォルペ トラマ 2017を販売中です


TRM:[2017] コーダ・ディ・ヴォルペ "トラマ" (ヴァディアペルティ)CODA DI VOLPE "TORAMA" (VADIAPERTI)

イタリア・カンパーニャ州のワイナリー。
ワイナート72号で表紙を飾り特集が組まれるほど。

葡萄の品種はコーダ・ディ・ヴォルペ100%
ヴィノス誌94+点評価と高得点

フィッチさんの価格で3千円台。
どうもボトルの形状から察するにアルザスっぽいテイストなんですかね。




AIP:[2017] フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ "アイピエルティ" (ヴァディアペルティ)FIANO DI AVELLINO "AIPIERTI" (VADIAPERTI)

ちなみにこっちはフィアーノ種100%。
ヴィノス誌93+点。3千円台半ば。


まったく知らないワイナリーだったので気になっています。ご紹介でした。



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