フランスのワインです。
ドメーヌ・デュ・ポッシブル キ・ア・ビュ・ボワラ VdFをテイスティングしました。
ドメーヌ・デュ・ポッシブルは南仏・ルーション地方にあるランサックの町のドメーヌ。
オーナーのルイック・ルール氏はアルザスのブルノ・シュレールで修業。
葡萄畑探しの折に、樹齢100年のカリニャンの畑に一目ぼれし購入するも、カーヴも自宅もないという状況。そこで自然派ワインを作るドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのエドワード・ラフィット氏とともにカーヴを購入し、本格的なワインメイクをスタート。
除草剤や殺虫剤は一切使用せず、ボルドー液程度の使用にとどめるナチュラルな栽培を実施。
輸入元はオルヴォーさん
ドメーヌ・デュ・ポッシブル | 株式会社 オルヴォー
ドメーヌ・デュ・ポッシブル キ・ア・ビュ・ボワラ VdFはシラー100%のワイン。
樹齢は25年。畑の標高は420m。位置の区画、片麻岩(へんまがん)。
醸造はマセラシオン・カルボニック12日間、ピジャージュ(攪拌)なし。30日間のアルコール発酵。SO2の添加はなし。熟成はグラスファイバーのタンクで、2月まで熟成。スーティラージュ(樽熟成中の作業の1つで、熟成中、樽の下に生じるカスを取り除く作業のこと)。濾過・清澄せず。瓶詰め前にSO2添加なし。
■ドメーヌ・デュ・ポッシブル キ・ア・ビュ・ボワラ VdF

参考上代3,000円。
香りはユリのような温かい花、ゆでた豆のような香り立ち。
ピーナッツのような香り。やや茎を思わせる青い香り。ラズベリーを思わせる赤系の果実。
ポン菓子のような香りに近い気もします。
全体的に香りは拡散的でソフト。温かい花の香りが主張的。
口に含むとプラムのような果実み。
酸が豊かに感じられ、ビールや麦に近いような苦みを感じます。
ボディ感は中庸。ユリのような花の香りが鼻を抜けていきます。
香りと味わいで穀類のイメージが共通しています。
独特な、いかにも自然派という感じのキャラクターです。
余韻はプラムのような果実、ユリのような温かい花の香り。
ポン菓子っぽい香りが残ります。
さて、ナチュールっぽい感じ。かつ軽い感じ。
あまり重い印象はなく、ユリのような花の香りと相まってなんともふわふわ~っとしたキャラクターです。
ローヌの「パタポン」とかそういう系統のワインのように思います。
コテコテに自然派の傾向の強いワインです。
あんまり動物っぽい毛皮みたいな香りがなかったのでとっつきやすいのかも。
参考になった試飲でした。

ナチュラルワイン キ・ア・ビュ・ボワラ(赤) 2017 ドメーヌ・デュ・ポッシブル
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ドメーヌ・デュ・ポッシブル キ・ア・ビュ・ボワラ VdFをテイスティングしました。
ドメーヌ・デュ・ポッシブルは南仏・ルーション地方にあるランサックの町のドメーヌ。
オーナーのルイック・ルール氏はアルザスのブルノ・シュレールで修業。
葡萄畑探しの折に、樹齢100年のカリニャンの畑に一目ぼれし購入するも、カーヴも自宅もないという状況。そこで自然派ワインを作るドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのエドワード・ラフィット氏とともにカーヴを購入し、本格的なワインメイクをスタート。
除草剤や殺虫剤は一切使用せず、ボルドー液程度の使用にとどめるナチュラルな栽培を実施。
輸入元はオルヴォーさん
ドメーヌ・デュ・ポッシブル | 株式会社 オルヴォー
ドメーヌ・デュ・ポッシブル キ・ア・ビュ・ボワラ VdFはシラー100%のワイン。
樹齢は25年。畑の標高は420m。位置の区画、片麻岩(へんまがん)。
醸造はマセラシオン・カルボニック12日間、ピジャージュ(攪拌)なし。30日間のアルコール発酵。SO2の添加はなし。熟成はグラスファイバーのタンクで、2月まで熟成。スーティラージュ(樽熟成中の作業の1つで、熟成中、樽の下に生じるカスを取り除く作業のこと)。濾過・清澄せず。瓶詰め前にSO2添加なし。
■ドメーヌ・デュ・ポッシブル キ・ア・ビュ・ボワラ VdF

参考上代3,000円。
香りはユリのような温かい花、ゆでた豆のような香り立ち。
ピーナッツのような香り。やや茎を思わせる青い香り。ラズベリーを思わせる赤系の果実。
ポン菓子のような香りに近い気もします。
全体的に香りは拡散的でソフト。温かい花の香りが主張的。
口に含むとプラムのような果実み。
酸が豊かに感じられ、ビールや麦に近いような苦みを感じます。
ボディ感は中庸。ユリのような花の香りが鼻を抜けていきます。
香りと味わいで穀類のイメージが共通しています。
独特な、いかにも自然派という感じのキャラクターです。
余韻はプラムのような果実、ユリのような温かい花の香り。
ポン菓子っぽい香りが残ります。
さて、ナチュールっぽい感じ。かつ軽い感じ。
あまり重い印象はなく、ユリのような花の香りと相まってなんともふわふわ~っとしたキャラクターです。
ローヌの「パタポン」とかそういう系統のワインのように思います。
コテコテに自然派の傾向の強いワインです。
あんまり動物っぽい毛皮みたいな香りがなかったのでとっつきやすいのかも。
参考になった試飲でした。

ナチュラルワイン キ・ア・ビュ・ボワラ(赤) 2017 ドメーヌ・デュ・ポッシブル
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