ワイン好きのKOZEが気になったワイン、飲んだワインを紹介します。
ワインを気軽に楽しく飲もう。
味わいのコメントなどは程々にとらえてお読みください。

2018年12月

エノテカで1月1日0時より お正月福袋を販売

楽天内のエノテカ楽天市場店で、1月1日0時よりお正月福袋を販売します
1万円から100万円までのラインナップです。


1万円 赤・白・泡ミックス6本セット


お正月福袋1万円(赤・白・泡ミックス6本セット) [750ml×6]

エノテカ価格で13,900円相当のセット。
22個に1個の割合で「当たり」ワインが同梱。




5万円福袋 赤・白・泡ミックス5本


お正月福袋5万円 (赤・白・泡ミックス5本)[750ml×5]

エノテカ価格で68,000円相当。さらに20分の1の確率で当たりワインが同梱。




エノテカ10万円福袋 赤・白ミックス5本


お正月福袋10万円(赤・白ミックス5本)FT1-1 [750ml×5]

エノテカ価格で14万円相当のセット。オーパスワンが確定。




エノテカ30万円 赤・白・泡ミックス6本


お正月福袋30万円(赤・白・泡ミックス6本) FS1-1 [750ml×6]

エノテカ価格で39万円相当のセット。
1級シャトーのワインなどが同梱(銘柄はリンク先でご確認を)




エノテカ100万円福袋 赤のみ6本


お正月福袋100万円(赤のみ6本) FH1-1 [750ml×6]

125万円相当の福袋。ボルドー熟成銘柄などを予定(銘柄はリンク先でご確認ください)



1月1日0時より。他にもあるため一覧は以下からご確認ください。

⇒エノテカ2019年福袋 一覧


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初心者でもわかる!【2019年】芸能人格付けチェックに登場したワイン「シャトームートンロートシルト」とは



2019年芸能人格付けチェックに登場したワインとは





さて、番組冒頭の名物企画となっているのが、「ワイン」の格付けチェックです。
特に芸能人格付けチェック番組の王者ともいえるポジションにある、アーティストのGACKTさんがこの企画は無敗、ほぼ即答で当てるという正答率を誇っています。



2019年芸能人格付けチェックに登場したワインは

シャトー・ムートン・ロートシルト 1959年

でした。


従来よりその比較対象となるのは
・100万円クラスのワインと
・5千円前後のテーブルワイン

の2種です。遠い昔は5千円前後のテーブルワインについても銘柄が明かされていたようですが、一時から「5千円の〇〇産のワイン」としか明かされなくなり、近年の対抗馬のワインは銘柄が明かされることはありません。
それとなく宣伝になってしまうなどの諸事情があるのかもしれません。




芸能人格付けチェック2019に登場した「シャトームートンロートシルト」とは??





フランスボルドー地区のトップ生産者の一つ。

産地はフランスのワインの名産地ボルドー。
この地区の「格付け」において、最高級の第1級と評価された5社のうちの1つ。

制定当時の1855年当初は格付け2級とされていましたが、格付け制定の118年後、原則不変であるこの格付けにおいて、ムートンロートシルトは「例外的に」1973年に格付け一級に昇格しています。
※記事執筆時、格付け制定時から一級と誤解を招く表現となっていましたことお詫びいたします



5つそれぞれにランクがついているわけではありませんが
・シャトーラフィットロートシルト(筆頭格)
・シャトーマルゴー(小説「失楽園」登場で有名)
・シャトーラトゥール(最も長期熟成といわれる)
・シャトーオーブリオン(唯一選定エリア外から選ばれた名門)
・シャトームートンロートシルト(濃く深遠なワイン。今回の格付けチェックに登場)
として知られています。


ワインの中でも超が付くほど有名なワインの一つです。



芸能人格付けチェック 2019に登場した「シャトームートンロートシルト」のおおよその値段は??



最新ヴィンテージですら5万円はくだらないもので、特に良い年のものは比較的新しいものでも10万円近くまで跳ね上がります。




最新は15年ヴィンテージ。
これは最新ヴィンテージですが、良年なので8~10万円級の価格です。

また、近年ラベルは毎年変更されており、かつ著名な芸術家にデザインを依頼。
それゆえ、コレクタブルなアイテムにもなっています。



芸能人格付けチェック登場のワインはなんでそんなに高額になるの??


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偉大な年に作られたワイン、ということ以外に知っておくべきことがあります。


ワインは熱に弱く、保管状況が非常に大事です。
一般的に16度前後で年間を通して保管しないと、熱劣化(温度変化で味や風味に変化が出てしまうこと)するといわれています。


寝かせたからおいしい、というものではなく、50年以上統一の保管状況で安置されていたから高額、という理解をするのが正しいのです。



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芸能人格付けチェック 2019に登場した「シャトームートンロートシルト」どんな味わいがするのか??


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当方も数は少ないものの、15年や09年は口にしました。

ムートンロートシルトの特徴はとにかくその密度のある凝縮感。
若いうちに飲むとギュッとした果実やビターな苦みが詰まり過ぎており、とにかく苦い印象が感じられます。

15年などは墨汁やインク、ローストしたような樽の香りがググッと持ち上がってきて、押し寄せるような感覚を覚えるワイン。

芸能人格付けチェックに登場したワインは1959年、と大変古いワインのため、その味わいは想像すらできません。
ただし、若いうちに5千円クラスのワインと比較するならば、ただ濃いだけではなく密度や球体感が秀でていますからまず間違えることはないと思います。


ポイントとなる部分は「熟成したワインを飲みなれているか」の一言に尽きるように思われます



芸能人格付けチェックに X JAPAN YOSHIKIが参戦!YOSHIKIが手掛けるワインとは??






2018年に引き続きX JAPANのYOSHIKI氏がGACKTチームに入る点が見逃せません。GACKT氏と合わせて昨年は正答率は100%という実力。一流芸能人たる風格を見せています。


YOSHIKIさんについては、ただのワイン通というわけではなく
既にワインをプロデュースする立場にある方です。さすがはアーティスト。やることが違います。

作るワインはアメリカのワインの高級ワイン産地であるナパヴァレー。
さらに、現在も超人気ワインである「スペルバウンド」などの銘柄を生み出している、マイケル・モンダヴィ・ファミリー・エステートの4代目醸造家であるロブ・モンダヴィ Jr. とタッグを組むことに成功。

YOSHIKIさんの立場としてはプロデュース、テイスティング、ブレンドという位置づけにあるようで、
そこから生まれたのが「Y by YOSHIKI(ワイ・バイ・ヨシキ)」という名前のワインで実際に販売もされています。





すでにプロジェクトは10年目に突入。その特別版として作られたのが上記のワイン。
単一の畑から収穫した葡萄を使ったという特別版です。低価格帯のものはすでに売り切れているので、現状手に入るのは上記の一番上のクラスのものであるようです(1月1日時点)

⇒amazon.co.jpで ワイ バイ ヨシキ カベルネ ソーヴィニヨン オークヴィル ナパ ヴァレーを探す

⇒楽天市場で ワイ バイ ヨシキ カベルネ ソーヴィニヨン オークヴィル ナパ ヴァレーを探す


参考程度に作っているのは3種類ほどあり「7千円クラス」「1万円越えのクラス」「10周年特別版で約3万円」です。

これ以上高価なものは存在しませんので、もし法外な値付けのものがあった場合は注意しましょう。



芸能人格付けチェックごっこってできるの??



現実的に、我々が数十万円もワインにかけることはできません。
希少なオールドヴィンテージのワインも先に述べた「何年も適切に保管されていたか」が不明なためわかりません。


よって、新しいヴィンテージ同士でやるのがおすすめです。

もし芸能人格付けチェック「ごっこ」をやりたいのであれば、以下の方法がおすすめです。

・赤のエレガントなワイン VS 赤の低価格で重いワイン
・赤の高級で軽いワイン VS 赤の低価格で重いワイン
・白の高級ワイン VS 赤の低価格で重いワイン
・甘口ワイン対決

このように「タイプの違うもの」や「普段飲まないもの」で比較するとかなり面白い結果になるのではないかと思います。



甘口ワイン対決


たとえばご予算1万円程度でしたら以下の比較はいかがでしょうか

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クライン・コンスタンシア ヴァン・ド・コンスタンスKlein Constantia Vin de Constance【2013】【極甘口】


ナポレオンが死の間際に欲した、とされる最高級の甘口ワインです。

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Did you know?... While in exile on the island of St Helena, Napoleon Bonaparte was supplied with between 563 and 1,126 litres of Constantia wine every year until his death in 1821. His gaoler, Governor Hudson Lowe, kept a meticulous record of all the wines supplied to him during his stay at Longwood House, and in the quarter ending 30 June 1817, the household consumed 732 bottles of Claret, 120 bottles of Vin de Grave, 36 bottles of Champagne, 1542 bottles of Cape, 540 bottles of Teneriffe, 91 bottles of Madeira and 91 bottles of Constantia. The Constantia was reserved for the exclusive consumption of Napoleon (a bottle a day!), and famously it was the only thing he wished to drink on his deathbed. As his former secretary, the Comte de Las Cases, recorded in his journal: “I had the inexpressible satisfaction of learning that the Constantia wine, in particular, had pleased the Emperor. It was reserved for his own use, and he called it by my name. In his last moments, when rejecting everything that was offered to him, and not knowing what to have recourse to, he said¬—‘Give me a glass of Las Cases’ wine.’ How was I gratified to hear of this.”* *Spohr 1990, My Residence at the Cape, Being an Extract from volume IV of the Journal of Count de las Cases. #history #constantia #icons #legendarywine #napoleon #sthelena #wine

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対抗馬はチリ産の1,500円の甘口ワインです。


サンタアリシア レイト・ハーベスト(チリ・白・貴腐ワイン・500ml)甘口

アマゾンレビュー高評価。


共にシロップのような甘いワインです。高いワインはボトルの形状が独特で「いかにも高そう」なボトルなうえに、専用BOXに入っています。

注ぐときはグラスにシール等でA、Bなどしるしをつけてわからないように持っていくのがポイントです。



※いずれもお正月はワインショップは大半がおやすみです。休み明けなどに楽しまれることをおすすめします

ぜひとも参考にしてみてください。




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南アフリカ スピオンコップ クイーン・マンタティッシ 2016をテイスティング

南アフリカのワインです。
スピオンコップ クイーン・マンタティッシ 2016をテイスティングしました。

スピオンコップ(Spioenkop)は南アフリカエルギン地区に位置するワイナリー。
オーナー兼醸造家のクン・ルースはエンジニア、ソムリエ、ワイントレーダーとしてのキャリアを経て南アのピノタージュの名手、ラヴェニール社の醸造家のフランソワード・ノード氏に出会います。

その後、南アのラヴェニール社、トカラ社での醸造の経験を積み、ブルゴーニュでの経験も積み、2005年にスピオンコップを立ち上げます。

注目すべきは、エルギン地区では珍しいシュナンブランとピノタージュをラインナップに加えている点。シュナンブランは他社もあるような気がしますが、エルギンのピノタージュは珍しいですね。

ティムアトキンMWによる南アワイナリー格付けでは「2級」に位置しています。
14年「4級」⇒15年「4級」16年「4級」⇒17年「2級」⇒18年「2級」の位置づけですからメキメキと注目度が上がっています。


輸入元は富山のハミングバードさん。デモーゲンゾンやエルギンヴィントナーズなどを輸入してる会社さんです。


スピオンコップ クイーン・マンタティッシは1820年代のバトロクワ族女王の名に由来。
ソーヴィニヨンブラン92%、シュナンブラン8%のブレンド。

畑は礫岩土壌、急斜面の畑。
手摘み収穫後、冷暗所にて休ませ選別。除梗・破砕。4時間のスキンコンタクト後、バスケットプレスで静かに圧縮。天然発酵。発酵と熟成はステンレスタンクと木樽を併用。ソーヴィニヨンブランの20%は木樽で澱と共に9か月熟成。シュナンブランは別キュヴェの「サラ・ラール」のものをブレンド。生産本数は4,800本。


■スピオンコップ クイーン・マンタティッシ 2016
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輸入元価格は3,500円。

香りは毛皮のような動物的な香り。革製品のようなビターな香り。
ナッティーな要素、リンゴのような果実味。

やや還元的なようにも思えますが、透明感やみずみずしいタッチに、動物的な香りがまじりあってます。
どちらかというとシュナンブランやリースリングのような印象を持ちます。


味わいはきれいでリンゴのような酸や果実味。
ピーチのような果実味。フレッシュでドライな印象。
毛皮のような動物的な香り立ちが口中に広がります。


余韻にはリンゴやピーチのような果実味が残ります。


さて、シュナンブランだっけ?とかリースリングだっけ?
みたいな印象を持っていたのですが、ソーヴィニヨンブラン主体だそうです。


ヴィンテージが若いので少し待ってみると表情が変わるのかもしれません。
青草とかハーヴィーな香りはほぼ感じず。ナチュラルなアプローチの農法なようですが、体現するように「柔らかいタイプのソーヴィニヨンブラン」という立ち位置のワインです。

参考になった試飲でした。


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スピオンコップ クイーン・マンタティッシ 2016 Spioenkop Queen Manthatisi【南アフリカワイン】【白ワイン】



購入はアフリカーさんがおすすめ。



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2018年とても良かったワインまとめ 5千円前後価格帯

今年一年とっても良かったワインのまとめです


イエアワインズ イエアS

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ギリシャのアヨルギティコ+シラーのブレンド。
骨格があって、気品も感じる赤ワイン。ギリシャの「イエアワインズ」はセミナーに呼んでいただいて初めて知りました。WA94点クラスのワインがあったり、DC97点級のワインがあったり、すっかり侮れないポジションに。

今のうちに抑えておくべき生産者だと思います。

⇒【ギリシャワイン】Gaia S 2016 イエア S 2016 / Gaia Wines イエアワインズ





ハーカム アジザ・シラーズ 2017

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オーストラリアの自然派シラーズ。タイプとしてはローヌ自然派っぽい感じなのですが、華やかできれいなタイプの作りが気に入りました。
入手自体はそう困難ではなさそうなので何かの機会でもう少し掘り下げたいところ。


[2017] Aziza's Shirazアジザ シラーズ【Harkham Wines ハーカム ワインズ】





デイヴィッドナディア アリスタルゴス 2016

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おなじみ南アフリカ。1級生産者の上位レンジ。穏やかな樽香にジワリと広がるハチミツのような甘み。
非常にきれいで嫌味のない作り。ついついクイクイと追いかけたくなるようなうまさがあります。

ガツーン!とくる派手さはありませんが、落ち着いてゆっくりと飲みたい時におすすめ。
ワインビギナーから上級者までカバーできる万能タイプの白。


デイヴィッド&ナディア・サディ "アリスタルゴス" スワートランド [2016] (正規品) David and Nadia Sadie Aristargos





ドメーヌ・プティ・ロワ アルテス

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まだ記事にしていないのですが、フランスブルゴーニュのドメーヌ・プティ・ロワ。日本人醸造家、斎藤政一氏によるワイナリー。
元小布施ワイナリー、シモンビーズ、アルマンルソー、フレデリックミュニエ、ルフレーヴなどで修業を積んだのちに独立。こちらのワインは耕作放棄さそうだった畑の葡萄を全量買い取ることで生まれたワイン。アルテス100%。

うーん、これおいしかったです。キンカンみたいなあったかい感じやバターのような樽香。
タイミング合わなかったのですが、これは絶対に買いたい。
ワインのAnyway-Grapes|世田谷区 経堂 ヴァン・ド・フランス・アルテス by メゾン・プティ・ロワ

輸入元はラフィネさんでした。





マインクラング グラウパート ピノグリージョ 2017

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市場の現行ヴィンテージが追い付いてないのですが試飲したのは17年。
ゲヴェルツ?と思ってしまうような超華やかなオレンジワイン。産地はオレンジワインの注目産地のひとつ、オーストリア(オーストラリアじゃないよ)

オレンジワインは動物みたいな匂いがしたり、ワックスみたいな匂いがしたり…自然派臭いワイン…という概念をボコン!!とぶち壊してくれた1本。3千円でフラグシップはすごい。市場にあるであろう経年ヴィンテージがどうなってるかは不明です。


マインクラング グラウパート ピノ・グリージョ 750ml【オレンジワイン/辛口/オーストリア】





アタラクシア シャルドネ 2016

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おなじみ南アフリカ。16年ヴィンテージピシャリで買える前提で強く推したいシャルドネ。
16年>>15年くらい個人的には刺さっています。リッチで酸がしっかりとしたお手本的なバランス。
この値段でこの品質はすごい。


アタラクシア シャルドネ 2016 Ataraxia Chardonnay 白ワイン 南アフリカ やや辛口 あす楽 即日出荷 マスダ





ブルーノ・デュシェン ラ・ルナ 2015

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ちょっと反則ですがバックヴィンテージです。
いかにも自然派。濡れた布とか梅とか豆っぽい感じとかムンムンと香る香る。

どう考えても飲み切れないくらいの香りのインパクトなのですが、どこかエロティックさ、官能的な印象を感じるワインでした。






テスタロンガ エルバンティート スイートチークス 16

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おなじみ南アフリカ。市場にはまだ15年が残っているはずですが、飲んだのは16年です。
マスカットオブアレキサンドリアのオレンジワイン。なにそれ?おいしいの??
というところですが、香りが華やかで複雑。未体験ゾーン。おいしかったです。

先のマインクラングもそうですが「華やかなオレンジワイン」が2本この記事で選出。
個人的に刺さる路線の様です。


テスタロンガ / エル・バンディート・スウィート・チークス [2015]【白ワイン】

リンクは15年。





ロクサニッチ イネス ウ ビェロム 2010

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クロアチアのワイン。
ブドウ品種は、ヴェルドゥッツオ、ピノグリージョ、ピノブラン、ソーヴィニヨンブラン、フリウラーノ、リースリングイタリコ、グレーラ。

デザートワインよせ。アプリコットですとか、乳酸菌飲料(ヤクルト)的な香りがします。
アンバー(琥珀)色感もあり、質感や奥行きが豊か。過度にアンバーっぽい感じ、たとえばラディコンとかはアンバー路線ですが、これは中庸にバランスが取れているのが印象的。オレンジワインの見識を深める1本。


⇒イネス ウ ビェロム ロクサニッチ



ということで5千円前後くらいまでの印象に残ったワインでした。

ただでさえマイナー産地の「南アフリカワイン」に注目している当方ですが、嗜好面も徐々に変わってきました。樽化粧、ガツーンとしたインパクト、から変わってきまして、「自然派」「ナチュラルテイスト」「オレンジワイン」などアウトローな路線に傾注するようになってきました。

とんこつラーメンから塩ラーメンに好みが変わってきたくらいの感じでしょうか。




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毎年言っているような気もしますが、この価格帯はもう少し「スペイン」「ギリシャ」あたりを攻めたいと思っています。あくまでも一個人の嗜好による印象度合いですが、ご参考ください。



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亀戸 シャンパーニュスタンド デゴルジュマンさんの忘年会に行ってきました

先日亀戸デゴルジュマンで開かれた有志の忘年会に参加させていただきました。
ご一緒させていただいたのは主催の天馬さん筆頭に、TZKさん、ちゃこさん、にゃんだよーさん、はるかさん、mineさん、隊長さんです。
※順不同


シャンパーニュはシャルルエドシックを中心としたラインナップ。これに有志で持ち込みのワインが加わりまさかの総計10本が集まりました。


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・シャルルエドシック ブランドブランNV
・シャルルエドシック ロゼヴィンテージ2006
・シャルルエドシック ブランドミレネール1995
・ヴーヴクリコ ドゥミセック
・ポール グール ブリュット ロゼ プルミエ クリュ NV
・アルベール・モロ ボーヌ・プルミエクリュ サンヴィーニュ 2001
・ブーケンハーツクルーフ シラー 2013
・ドメーヌ・ド・リセ クローズ・エルミタージュ エキノックス 2017
・ピゾーニ エステート ピノノワール サンタルシアハイランズ 2011
・テラザス シングル ヴィンヤード ラス コンプエルタス マルベック 2014




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シャルルエドシック ブランドミレネール1995はさすがにすごかったです
20年以上経過しているのに依然としてフレッシュな感じ。いくらかのチーズやべっこうのような熟成感がありつつもまだまだポテンシャルを感じる印象でした。


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シャルルのロゼも出ましたが、ポール グール ブリュット ロゼ プルミエ クリュ NVも価格対比では十分に優秀。シャルルがどっちかというとフレッシュな印象がある中、こちらのポールグールは少しべっこう飴みたいな熟したテイストだったように思います。




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ロゼに合わせてデゴルジュマンさんからはイチゴの生ハム巻きや鴨のマデラソース風ベリーがけなどが登場。
ロゼから感じるほのかなベリーとお料理がよく合っています。



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イチゴの生ハム巻きは特によく合っていたなぁ。さすが。



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アルベール・モロ ボーヌ・プルミエクリュ サンヴィーニュ 2001はきれいに熟成していて妖艶さが出てきています。漢方のようなハーヴィーな香りにあんこを思わせる甘い香り。
血液や鉄のイメージ。段階的な奥行きを感じるワインでした。



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ブーケンハーツクルーフシラー2013、率直に硬い。会の終わりごろにようやく「おぉ?」ってくらいの香りの開きようでしたのでデキャンタ必須かなという気がしました。
燻製したハム、ローストしたような香り。スミレの花。どっちかというとロースト感が強い。




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テラザスはハイコスパのアルゼンチンワインですが、こちらはシングルヴィンヤードのマルベック。
焦点が合っていて過度に重すぎない。14年ヴィンテージでこれもいくらか年数経っていますがまだまだ先がありそう。




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個人的に新世界が好きなので、ピゾーニエステートが飲めるとは思わなんだ。
2011年というヴィンテージながら果実味にあふれ、かつ複雑みに富んでいます。
ピノノワールなのにシラーが食われちゃったぐらい。甘露さがある点はアメリカらしい感じ。ありがたい経験でした。



というわけで、お招きいただきありがとうございました。とても贅沢な会でした。
追って僭越ながら1本ずつ記事にしていきます。



デゴルジュマンさんの記事は以下です
⇒亀戸でシャンパンとフォアグラを楽しめる!?噂のワインバー「シャンパーニュスタンド デゴルジュマン」に行ってきた








大みそかは飲み放題プランも計画中とのこと。


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