南アフリカのワインです。
クラウズ・エステート ピノノワール 2017をテイスティングしました。
クラウズは南アフリカステレンボッシュを拠点とするワイナリー。
当主はポール・ブレマ氏。いわゆる宿泊施設を兼ねたブティックワイナリーという位置づけです。
ワインメイクについては、醸造家にはティムアトキンによる南アフリカ格付け1級に君臨する「Rall(ラール)」の醸造家、ドノヴァン・ラールを迎え入れているということで、注目度が高いワイナリーの一つ。
参考までに、ワインのWEBメディア「ワインレポート」さんで過去に非常に高い評価をされたワインの最新ヴィンテージです。
参考:”南ア1級”のラールが造る、クラウズ・ナインのピノ・ノワールとフュールバーグの白(ワインレポート)
今回はスタンダードレンジのピノノワール2017です。
ステレンボッシュの山間にあるクラウズ・エステートのピノ・ノワールを約80%とへメル・アン・アルド・リッジ地区 のピノ・ノワールを約20%使用。
以前はヘメル・アン・アード・リッジのピノノワールが主体でしたが、最新ヴィンテージはステレンボッシュのピノが主体になった感じです。あんまりステレンボッシュ産のピノノワールって見かけないですね(ないわけではないのですけど)
■クラウズ・エステート ピノノワール 2017
輸入元定価は4,000円。
香りはキノコを思わせる香り立ち。
血液や毛皮のような動物的な香り立ちが感じられます。
やや茎のような青いイメージが前に出ています。
キノコのような香りはあるものの、この青い香りが主張的で非常に若い印象があります。
樽香もやや荒々しいい印象で、バニラのような香りやツヤツヤした木質的な香りが感じられます。
味わいはラズベリーやチェリーのような赤系の果実。
ややコショウのようなスパイシーさを感じつつ、香りで感じた茎のような印象がしっかりとあります。
味わいの後半には鉄や血液を思わせるようなツンとした印象が残ります。
口に含んだ時の印象も香り同様「青い」という気がします。飲みごろまでしばらく置いておきたいところ。
余韻はコショウのようなスパイス感、茎のようなイメージが残ります。
全体的に赤系の果実味がしっかりと感じられつつもキノコのような香りがあり、南アフリカのワインによくみられる香り立ち。
一方で、ヴィンテージが2017年ということもあってかフレッシュさと相まって茎のような青みが気になるところではあります。
バランス的には重厚なタイプなピノ、というよりは明るいタイプのピノノワールかなぁという印象でした。お持ちの方は少し落ち着かせてから楽しまれるとよいかと思われます。
クラウズ ピノノワール Clouds Pinot Noir 2017 【南アフリカワイン】
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クラウズ・エステート ピノノワール 2017をテイスティングしました。
クラウズは南アフリカステレンボッシュを拠点とするワイナリー。
当主はポール・ブレマ氏。いわゆる宿泊施設を兼ねたブティックワイナリーという位置づけです。
ワインメイクについては、醸造家にはティムアトキンによる南アフリカ格付け1級に君臨する「Rall(ラール)」の醸造家、ドノヴァン・ラールを迎え入れているということで、注目度が高いワイナリーの一つ。
参考までに、ワインのWEBメディア「ワインレポート」さんで過去に非常に高い評価をされたワインの最新ヴィンテージです。
参考:”南ア1級”のラールが造る、クラウズ・ナインのピノ・ノワールとフュールバーグの白(ワインレポート)
今回はスタンダードレンジのピノノワール2017です。
ステレンボッシュの山間にあるクラウズ・エステートのピノ・ノワールを約80%とへメル・アン・アルド・リッジ地区 のピノ・ノワールを約20%使用。
以前はヘメル・アン・アード・リッジのピノノワールが主体でしたが、最新ヴィンテージはステレンボッシュのピノが主体になった感じです。あんまりステレンボッシュ産のピノノワールって見かけないですね(ないわけではないのですけど)
■クラウズ・エステート ピノノワール 2017
輸入元定価は4,000円。
香りはキノコを思わせる香り立ち。
血液や毛皮のような動物的な香り立ちが感じられます。
やや茎のような青いイメージが前に出ています。
キノコのような香りはあるものの、この青い香りが主張的で非常に若い印象があります。
樽香もやや荒々しいい印象で、バニラのような香りやツヤツヤした木質的な香りが感じられます。
味わいはラズベリーやチェリーのような赤系の果実。
ややコショウのようなスパイシーさを感じつつ、香りで感じた茎のような印象がしっかりとあります。
味わいの後半には鉄や血液を思わせるようなツンとした印象が残ります。
口に含んだ時の印象も香り同様「青い」という気がします。飲みごろまでしばらく置いておきたいところ。
余韻はコショウのようなスパイス感、茎のようなイメージが残ります。
全体的に赤系の果実味がしっかりと感じられつつもキノコのような香りがあり、南アフリカのワインによくみられる香り立ち。
一方で、ヴィンテージが2017年ということもあってかフレッシュさと相まって茎のような青みが気になるところではあります。
バランス的には重厚なタイプなピノ、というよりは明るいタイプのピノノワールかなぁという印象でした。お持ちの方は少し落ち着かせてから楽しまれるとよいかと思われます。
クラウズ ピノノワール Clouds Pinot Noir 2017 【南アフリカワイン】
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