南アフリカのワインです。ライナカ リザーヴ・ホワイト 2016をテイスティングしました。
ライナカ(ライネカ/ライネケ)は南アフリカのステレンボッシュを拠点とするワイナリー。
オーナーはヨハン・ライネケ氏。
自身のワインは1998年からリリースを開始したとのことで、まだ20年経っていないワイナリーです。
ワイナリー創設からビオディナミを実践し、南アフリカではビオディナミの認定を受けた先駆者的なワイナリーとして位置づけられています。ゆえに自然派的な位置づけでもあり、南アの自然派、と言えば筆頭に挙がってくるのがこのライネケです。
総面積は37ヘクタールほど。うち農場などを含め、ブドウの畑は30ヘクタール。
機械の導入を極力排除しているようです。
ワイナリーの公式を見ると、リザーヴが上位レンジのほか、
ビオディナミック、コーナーストーン、オーガニック、と分かれています。
今回はその上位レンジのリザーヴホワイト。ソーヴィニヨンブラン種。
厳選した葡萄のみを使用し、全房でプレス。300Lのフレンチオークで天然酵母にて発酵。
12カ月熟成の後、ステンレスタンクに移し更に4カ月の熟成。
■ライナカ リザーヴ・ホワイト 2016

6-7月の輸入予定。輸入元定価は4,200円を予定。
香り立ちは強い革製品を思わせるタイトな香り立ちがあります。
果実はリンゴのような酸を帯びた印象、また白い花のような香り立ちも感じられます。
バニラのような樽の要素、ナッティーな要素があります。
味わいはリンゴのような果実みがあり、シトラスのような酸やハーヴィーなさわやかな要素があります。
また、革製品のような苦みを感じます。
軸にシャープなさわやかさがあり、一見してソーヴィニヨンブランっぽい要素が感じられます。
余韻はグレープフルーツのような苦み、またシトラスのような柑橘の要素が感じられます。
さて、南アフリカのソーヴィニヨンブランというと、ケープポイントやゴーストコーナーなど、
基本的には杏やピーチのようなイメージも持たせた肉厚なブレンドが多くあります。
こちらのライナカについては、リンゴのような酸がありつつも、革製品のような印象をがっしりと感じます。
ゆえに、プレッシャーのようなものを豊かに感る造りになっていると思います。
価格帯の4千円台という部分は、相応というか
全体に感じる「本格感」ゆえに納得感のあるものになっています。
ヴィンテージとしては若いはずですので、今後の熟成にも期待が持てそうでした。参考になった試飲でした。
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ライナカ(ライネカ/ライネケ)は南アフリカのステレンボッシュを拠点とするワイナリー。
オーナーはヨハン・ライネケ氏。
自身のワインは1998年からリリースを開始したとのことで、まだ20年経っていないワイナリーです。
ワイナリー創設からビオディナミを実践し、南アフリカではビオディナミの認定を受けた先駆者的なワイナリーとして位置づけられています。ゆえに自然派的な位置づけでもあり、南アの自然派、と言えば筆頭に挙がってくるのがこのライネケです。
総面積は37ヘクタールほど。うち農場などを含め、ブドウの畑は30ヘクタール。
機械の導入を極力排除しているようです。
ワイナリーの公式を見ると、リザーヴが上位レンジのほか、
ビオディナミック、コーナーストーン、オーガニック、と分かれています。
今回はその上位レンジのリザーヴホワイト。ソーヴィニヨンブラン種。
厳選した葡萄のみを使用し、全房でプレス。300Lのフレンチオークで天然酵母にて発酵。
12カ月熟成の後、ステンレスタンクに移し更に4カ月の熟成。
■ライナカ リザーヴ・ホワイト 2016

6-7月の輸入予定。輸入元定価は4,200円を予定。
香り立ちは強い革製品を思わせるタイトな香り立ちがあります。
果実はリンゴのような酸を帯びた印象、また白い花のような香り立ちも感じられます。
バニラのような樽の要素、ナッティーな要素があります。
味わいはリンゴのような果実みがあり、シトラスのような酸やハーヴィーなさわやかな要素があります。
また、革製品のような苦みを感じます。
軸にシャープなさわやかさがあり、一見してソーヴィニヨンブランっぽい要素が感じられます。
余韻はグレープフルーツのような苦み、またシトラスのような柑橘の要素が感じられます。
さて、南アフリカのソーヴィニヨンブランというと、ケープポイントやゴーストコーナーなど、
基本的には杏やピーチのようなイメージも持たせた肉厚なブレンドが多くあります。
こちらのライナカについては、リンゴのような酸がありつつも、革製品のような印象をがっしりと感じます。
ゆえに、プレッシャーのようなものを豊かに感る造りになっていると思います。
価格帯の4千円台という部分は、相応というか
全体に感じる「本格感」ゆえに納得感のあるものになっています。
ヴィンテージとしては若いはずですので、今後の熟成にも期待が持てそうでした。参考になった試飲でした。
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