南アフリカのワインです。
アルヘイト フロットサム・ジェットサム シュナンブラン 2016を飲みました。
アルヘイトは南アフリカの新生ワイナリー。2011年創業で、夫婦により運営。拠点はヘメル・アン・アードとしていますが、各所からのブドウの調達を行い、特に南アフリカに古くからあるシュナンブランやセミヨンに注目したワインメイクが得意です。
代表レンジには「アルヘイト・カルトロジー」が存在し日本でもおなじみになりつつあります。
上位クラスは「ラディオアルザス」「マグネティックノース」「ラ・コリーン」。ティムアトキンMWによる南ア格付け1級。
ペンギンが空を飛ぶこちらのラベルのジェットサムは実質のセカンドレンジ。サンソーは前年ヴィンテージが日本でも販売開始していましたが、白ラベルのシュナンブランは2016年が初お披露目となると思います。
シュナン・ブラン100%で作られています。スワートランド産のものが主体のようですが、いくつかの地区のブレンドのようです。
アルヘイト フロットサム・ジェットサム シュナンブラン2016
輸入元価格は3,000円。輸入元在庫完売。
香り立ちはロウソクのようなワクシーな香り、グレープフルーツ、ピーチ、オレンジような果実や柑橘のイメージ。ややアンモニア的な還元的な香り、砂を思わせるアーシーさなど。
苦味を帯びており、ロウソクやワクシーな印象が強く、つやつやとした印象が香り立ちからは感じられます
味わいは、パインやレモンのような酸味、グレープフルーツ、花梨のような苦味を帯びた味わいがあります。
やや淡白なイメージがあり、樽香は派手にありません。苦味の要素が色濃く、ドライ。
果実みで押す感じではなく、ボディ感は中庸。香り立ち同様ワクシーな印象が味わいにもあります。
余韻にはグレープフルーツのような苦味の印象が残ります。
ラベルにもしっかりと「テーブルワイン」と記載されているように、上位レンジとは区別されたワインです。
2千円の旨味系シュナンブランとしては十分すぎるポジションにあります。ワクシーで苦味がしっかりしています。
一方で、ボディ感(果実み)や酸味などは抑えた、淡白系な味わい。全体的には奥行きに欠ける気もします。
特にアルヘイト・カルトロジーなどの上位レンジを知ってしまっていると、さすがにちょっと差があるような。2千円チョイで買える「テーブルワイン」、という立ち位置で割り切れば満足度は高い位置にあります。
ひっかかりやチグハグとした感じなく、中庸にまとめきっているワインだと思います。
お料理との相性は試していませんが、抵抗なく合わせられるのではないかと想像が湧くワインでした。
Albeit Flotsam & Jetsam Heirloom Chenin Blanc アルヘイト・ヴィンヤード フロットサム・ジェットサム・シュナン・ブラン2016 No.105324
オススメ記事一覧
⇒南アフリカ シモンシッヒ・キュヴェ・ロワイヤル・ブリュット 2012を飲む
⇒ナポレオンが愛したワイン 南アフリカ クライン・コンスタンシア ヴァン・ド・コンスタンス 2013を飲む
⇒南アフリカ ロングリッジ・キュヴェ・リカ ピノノワール 2014をテイスティング
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アルヘイト フロットサム・ジェットサム シュナンブラン 2016を飲みました。
アルヘイトは南アフリカの新生ワイナリー。2011年創業で、夫婦により運営。拠点はヘメル・アン・アードとしていますが、各所からのブドウの調達を行い、特に南アフリカに古くからあるシュナンブランやセミヨンに注目したワインメイクが得意です。
代表レンジには「アルヘイト・カルトロジー」が存在し日本でもおなじみになりつつあります。
上位クラスは「ラディオアルザス」「マグネティックノース」「ラ・コリーン」。ティムアトキンMWによる南ア格付け1級。
ペンギンが空を飛ぶこちらのラベルのジェットサムは実質のセカンドレンジ。サンソーは前年ヴィンテージが日本でも販売開始していましたが、白ラベルのシュナンブランは2016年が初お披露目となると思います。
シュナン・ブラン100%で作られています。スワートランド産のものが主体のようですが、いくつかの地区のブレンドのようです。
アルヘイト フロットサム・ジェットサム シュナンブラン2016
輸入元価格は3,000円。輸入元在庫完売。
香り立ちはロウソクのようなワクシーな香り、グレープフルーツ、ピーチ、オレンジような果実や柑橘のイメージ。ややアンモニア的な還元的な香り、砂を思わせるアーシーさなど。
苦味を帯びており、ロウソクやワクシーな印象が強く、つやつやとした印象が香り立ちからは感じられます
味わいは、パインやレモンのような酸味、グレープフルーツ、花梨のような苦味を帯びた味わいがあります。
やや淡白なイメージがあり、樽香は派手にありません。苦味の要素が色濃く、ドライ。
果実みで押す感じではなく、ボディ感は中庸。香り立ち同様ワクシーな印象が味わいにもあります。
余韻にはグレープフルーツのような苦味の印象が残ります。
ラベルにもしっかりと「テーブルワイン」と記載されているように、上位レンジとは区別されたワインです。
2千円の旨味系シュナンブランとしては十分すぎるポジションにあります。ワクシーで苦味がしっかりしています。
一方で、ボディ感(果実み)や酸味などは抑えた、淡白系な味わい。全体的には奥行きに欠ける気もします。
特にアルヘイト・カルトロジーなどの上位レンジを知ってしまっていると、さすがにちょっと差があるような。2千円チョイで買える「テーブルワイン」、という立ち位置で割り切れば満足度は高い位置にあります。
ひっかかりやチグハグとした感じなく、中庸にまとめきっているワインだと思います。
お料理との相性は試していませんが、抵抗なく合わせられるのではないかと想像が湧くワインでした。
Albeit Flotsam & Jetsam Heirloom Chenin Blanc アルヘイト・ヴィンヤード フロットサム・ジェットサム・シュナン・ブラン2016 No.105324
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