タカムラワインハウスさんの実店舗で有料試飲です。
日本酒です。
獺祭 磨き その先へをテイスティングしました。
獺祭(だっさい)は今や日本酒のスター銘柄ともいえる著名日本酒。
蔵元は山口県の旭酒造。カンブリア宮殿などのメディアにも取り上げられたことからその名は一挙に全国区へとなりました。
銘柄の獺祭という名は、「獺越」という蔵元の所在地から一字を取り、そのような名になったとのこと。
杜氏(醸造職人)を置かず、社員で作っているというスタイルを採用し、現代的な運営を行う蔵元としても知られています。
獺祭にはいくつか銘柄があり、原料となる米の精米歩合(米をどれだけ削るか)を数値化し各銘柄としています。半分削るならば「純米大吟醸50(精米歩合50%)」」、61%削るならば「磨き三割九分(精米歩合61%)」という具合です。
上位レンジは「二割三分(精米歩合77%)」ですが、今回はそれを超える日本酒、として旭酒造が出してきたブランド『磨き その先へ』です。
『磨き その先へ』の商品の説明文に「二割三分に追随する他社が現れた」と、わざわざ表現されており、精米歩合は非公開。
公開してしまうと、歩合を数値上わずかでも超えれば「弊社の○○は、あの『磨きその先へ』よりもさらに凄い精米歩合!!」という感じで他社が売り出すため、と推察されます。
2012年が初リリースで、2014年は当時安部首相からオバマ大統領へプレゼントされた銘柄とのこと。
ただし問題はその値段。
二割三分が720mlで8千円くらいな事に対して、この磨き その先へは32,400円します。
ほげー、お値段4倍ですって。タカムラさん試飲の機械に入れてくれてありがとう。果たしてどうなのでしょうか。
この記事では、タカムラワイン&コーヒーさんでのワインの試飲の機械「エノマティック」にて試飲をしています。
別途試飲の機械専用のカードが500円/枚をレジで購入し、金額をチャージするスタイルです。
一度購入すれば、1,000円単位で
ICカードのように繰り返し金額がチャージできます(他店併用不可)
店舗の場所と、現状の試飲リスト・金額は以下からご確認ください
TAKAMURA Wine & Coffee Roasters
※掲載されている試飲可能な銘柄は、更新されていたりされていなかったりします。
あくまでも大まかな目安としてご参考いただくのが良いかと思います
■獺祭 磨き その先へ
香りはマスカットや米麹の香り、和梨のような瑞々しい香り立ち。
香りは非常に、とても、フルーティーでクリアです。
雑みがなく透き通るようなのが香り立ちからして分かります。
口当たりはわずかに粘性がありますがなめらか。
果実みでやはりマスカットや和梨に近い味わいがあります。
口の中で、一度硬質的な引き締まりがありますが、更にそこから再度果実のふくらみがフワッと乗ってきます。
雑みはアフターもなく、カッとするようなアルコール感、米っぽい香ばしい要素もありません。
フルーティーでキレがある。硬質感があるのですが、鋭利なイメージというよりは透明感という路線でうまく体言化されていると思います。
これが精米によるものだとすると、日本酒素人目線で見ても納得感があります。
口当たりから一貫してフルーティーさを維持しながら、透き通るようなイメージ。
メモにはさすが!と書いていました。
が、やはり値段はネックだと思います・・・。
一応このような試飲の場を持って「等外23」「三割九分」「二割三分」など、何種か飲んでいましたので、それを踏まえて良さが分かると言う所でしょうか。獺祭の入り口でいきなり飲んでしまうと、クリアな感じがあまり分からないのかもしれません。「獺祭の中では」実に納得感のある、というのが正しいのかも。
クセは全くなく、日本酒初心者の自分もスイスイと「もっと飲みたいなぁ」と感じさせるような良さがあります。
うわ!こんな味わいが日本酒でするんだ!!というめくるめく世界観だとか、新しい味わいが広がるかというとそうではありません。
(作り方からすれば当然なのかもしれませんが)引き算の中で、そぎ落とされた抜群のプロポーションというイメージが似合います。ただし、その無駄のなさは素晴らしいと思います。
贈り物などの用途としては完璧な1本かと思います。勉強になった1本でした。
☆・【送料クール代無料★日本酒】獺祭(だっさい)純米大吟醸 磨き その先へ 720ml ※クール便発送
試飲したタカムラさんの実店舗はこちら
〒550-0002 大阪府大阪市 西区江戸堀2丁目2−18
http://takamuranet.com/
日本酒です。
獺祭 磨き その先へをテイスティングしました。
獺祭(だっさい)は今や日本酒のスター銘柄ともいえる著名日本酒。
蔵元は山口県の旭酒造。カンブリア宮殿などのメディアにも取り上げられたことからその名は一挙に全国区へとなりました。
銘柄の獺祭という名は、「獺越」という蔵元の所在地から一字を取り、そのような名になったとのこと。
杜氏(醸造職人)を置かず、社員で作っているというスタイルを採用し、現代的な運営を行う蔵元としても知られています。
獺祭にはいくつか銘柄があり、原料となる米の精米歩合(米をどれだけ削るか)を数値化し各銘柄としています。半分削るならば「純米大吟醸50(精米歩合50%)」」、61%削るならば「磨き三割九分(精米歩合61%)」という具合です。
上位レンジは「二割三分(精米歩合77%)」ですが、今回はそれを超える日本酒、として旭酒造が出してきたブランド『磨き その先へ』です。
『磨き その先へ』の商品の説明文に「二割三分に追随する他社が現れた」と、わざわざ表現されており、精米歩合は非公開。
公開してしまうと、歩合を数値上わずかでも超えれば「弊社の○○は、あの『磨きその先へ』よりもさらに凄い精米歩合!!」という感じで他社が売り出すため、と推察されます。
2012年が初リリースで、2014年は当時安部首相からオバマ大統領へプレゼントされた銘柄とのこと。
ただし問題はその値段。
二割三分が720mlで8千円くらいな事に対して、この磨き その先へは32,400円します。
ほげー、お値段4倍ですって。タカムラさん試飲の機械に入れてくれてありがとう。果たしてどうなのでしょうか。
この記事では、タカムラワイン&コーヒーさんでのワインの試飲の機械「エノマティック」にて試飲をしています。
別途試飲の機械専用のカードが500円/枚をレジで購入し、金額をチャージするスタイルです。
一度購入すれば、1,000円単位で
ICカードのように繰り返し金額がチャージできます(他店併用不可)
店舗の場所と、現状の試飲リスト・金額は以下からご確認ください
TAKAMURA Wine & Coffee Roasters
※掲載されている試飲可能な銘柄は、更新されていたりされていなかったりします。
あくまでも大まかな目安としてご参考いただくのが良いかと思います
■獺祭 磨き その先へ
香りはマスカットや米麹の香り、和梨のような瑞々しい香り立ち。
香りは非常に、とても、フルーティーでクリアです。
雑みがなく透き通るようなのが香り立ちからして分かります。
口当たりはわずかに粘性がありますがなめらか。
果実みでやはりマスカットや和梨に近い味わいがあります。
口の中で、一度硬質的な引き締まりがありますが、更にそこから再度果実のふくらみがフワッと乗ってきます。
雑みはアフターもなく、カッとするようなアルコール感、米っぽい香ばしい要素もありません。
フルーティーでキレがある。硬質感があるのですが、鋭利なイメージというよりは透明感という路線でうまく体言化されていると思います。
これが精米によるものだとすると、日本酒素人目線で見ても納得感があります。
口当たりから一貫してフルーティーさを維持しながら、透き通るようなイメージ。
メモにはさすが!と書いていました。
が、やはり値段はネックだと思います・・・。
一応このような試飲の場を持って「等外23」「三割九分」「二割三分」など、何種か飲んでいましたので、それを踏まえて良さが分かると言う所でしょうか。獺祭の入り口でいきなり飲んでしまうと、クリアな感じがあまり分からないのかもしれません。「獺祭の中では」実に納得感のある、というのが正しいのかも。
クセは全くなく、日本酒初心者の自分もスイスイと「もっと飲みたいなぁ」と感じさせるような良さがあります。
うわ!こんな味わいが日本酒でするんだ!!というめくるめく世界観だとか、新しい味わいが広がるかというとそうではありません。
(作り方からすれば当然なのかもしれませんが)引き算の中で、そぎ落とされた抜群のプロポーションというイメージが似合います。ただし、その無駄のなさは素晴らしいと思います。
贈り物などの用途としては完璧な1本かと思います。勉強になった1本でした。
☆・【送料クール代無料★日本酒】獺祭(だっさい)純米大吟醸 磨き その先へ 720ml ※クール便発送
試飲したタカムラさんの実店舗はこちら
〒550-0002 大阪府大阪市 西区江戸堀2丁目2−18
http://takamuranet.com/