南アフリカのワインです。
インテレゴ・コルブレック 2015を飲みました。
インテレゴ・ワインズは南アフリカスワートランドのワイナリー。
オーナー兼醸造家のヤルゲン・ガウズ氏により2009年に設立されたばかりの新しいワイナリーです。
ラムズフックというワイナリーがスワートランド内にあり、そちらで助手醸造家として働いている傍ら、自身のレーベルとしてリリースしています。
南アフリカスワートランドの団体、
スワートランド・インデペンデント・プロデューサーズ(SIP)のメンバーでもあります。
SIPは何度か触れていますが、”スワートランドの独立生産者”の意味で、ラール、マリヌー、イーベンサディ、デイヴィッドナディアなど南アのスワートランドの名だたる生産者が加盟している団体です。
スワートランドのオリジナリティを前に出していくというコンセプトのようで、ワインづくりにも規定を設けています。
ちょっと雑で申し訳ないですが、SIPは南アフリカ専門店のみたまり酒店さんのブログがまとまっています。
参考:SIPとは・・・ 南アフリカワイン専門店 みたまり酒店ブログ
インテレゴ・ワインズに話を戻しますと、自然派寄りのワイナリーであり、ブドウはオーガニックの物を買い付け、ごく少量のSO2の添加のみを施しているようです。ワイナリー名のインテレゴはラテン語で「理解」という意味です。
輸入元はGSAジャパンさん。
引き取り先ということで、名古屋市のわいん商 アン・ベロさんの名前が裏ラベルに書かれています。
どうもこのアンベロさんともう1社別の輸入元がタッグを組み、「アフリカンブラザーズ」という新しい輸入ユニットが組まれているようです(詳細よくわかっていませんが…)
インテレゴ・ワインズ コルブレック2015はシラー100%。
片岩と砂利の2つの区画からのブドウを用いています。灌漑はなし。
全房発酵、500Lのフレンチオーク樽で10カ月の熟成。
■インテレゴ・ワインズ コルブレック 2015
ざっと4,500円くらいのワインです。
香りは、革製品やドライハーブ、スミレを思わせる花など。
キャラメルのような甘さなどの甘露な要素が香りからも感じ取れますが、
特にドライハーブや紅茶のようなイメージが強くあります。
非常にフローラルでシックなイメージが湧きます。
味わいは口当たりはアセロラ、チェリー、ナッティーな要素のほか、
ややコンポート的な果実みのイメージがあります。
ボディには、紫の花やドライハーブのようなフローラルさ。
それに付随するように、やや乾燥させたようなグリーンさがあります。
シソの葉のようなグリーンさが近いような気もしますが、あまり確信が持てず。酸味がちょっと日本的な何かに似てます。
フローラルさが鼻を抜けていき、白コショウのようなやわらかめのスパイス感も感じ取れます。
ドライハーブのような香りと、やや乾いたようなタンニンがあり、バラけるイメージもありません。
ややナチュラルでくどくない作り方。モダンな作りの生産者ではないかと思います。
余韻もフローラルな要素がありますが、味わいのイメージを引っ張っている感じで、あまり展開はありません。
甘露さが出てきたりはなく、一定の酸味を維持しながらなめらかに流れていく印象があります。
数日置いておきましたが、あまり変化がなく1週間くらいであれば問題なく行けそうかなという気もします。
タフなタイプのワインではないかと思います。
さて、率直にいい感じです。ローヌ自然派っぽいかもしれないです。
重々しくなく、締まっていてフローラル。
いかんせん、販路が非常に少なく、かつブティックワイナリーなので在庫をほぼ見かけない状況です。
そのような物はあまりオススメしづらい所があるのですが、
個人的には非常にいいなと思ったワインで、今後もこの生産者は追いかけていきたいです。
このワインのみを切り取れば、ティムアトキン評はボコボコに80点台くらいの評価だったのですが、私個人的には良いワインだと思いました。
また(在庫があれば)機会を見て楽しみたい所です。
購入先は円山屋さんでしたが、もう在庫がないのでMORITAYAさんのリンクを張っておきます。
http://sakemorita.com/intellego.html
オススメ記事一覧
⇒【コスパ重視】今飲むべき5千円未満の南アフリカワイン10選
⇒【ワイン初心者も選べる!】父の日のプレゼント向けワインまとめ
⇒ワイン初心者はこれを買え!おすすめの2,000円台のワイン5選
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インテレゴ・コルブレック 2015を飲みました。
インテレゴ・ワインズは南アフリカスワートランドのワイナリー。
オーナー兼醸造家のヤルゲン・ガウズ氏により2009年に設立されたばかりの新しいワイナリーです。
ラムズフックというワイナリーがスワートランド内にあり、そちらで助手醸造家として働いている傍ら、自身のレーベルとしてリリースしています。
南アフリカスワートランドの団体、
スワートランド・インデペンデント・プロデューサーズ(SIP)のメンバーでもあります。
SIPは何度か触れていますが、”スワートランドの独立生産者”の意味で、ラール、マリヌー、イーベンサディ、デイヴィッドナディアなど南アのスワートランドの名だたる生産者が加盟している団体です。
スワートランドのオリジナリティを前に出していくというコンセプトのようで、ワインづくりにも規定を設けています。
ちょっと雑で申し訳ないですが、SIPは南アフリカ専門店のみたまり酒店さんのブログがまとまっています。
参考:SIPとは・・・ 南アフリカワイン専門店 みたまり酒店ブログ
インテレゴ・ワインズに話を戻しますと、自然派寄りのワイナリーであり、ブドウはオーガニックの物を買い付け、ごく少量のSO2の添加のみを施しているようです。ワイナリー名のインテレゴはラテン語で「理解」という意味です。
輸入元はGSAジャパンさん。
引き取り先ということで、名古屋市のわいん商 アン・ベロさんの名前が裏ラベルに書かれています。
どうもこのアンベロさんともう1社別の輸入元がタッグを組み、「アフリカンブラザーズ」という新しい輸入ユニットが組まれているようです(詳細よくわかっていませんが…)
インテレゴ・ワインズ コルブレック2015はシラー100%。
片岩と砂利の2つの区画からのブドウを用いています。灌漑はなし。
全房発酵、500Lのフレンチオーク樽で10カ月の熟成。
■インテレゴ・ワインズ コルブレック 2015
ざっと4,500円くらいのワインです。
香りは、革製品やドライハーブ、スミレを思わせる花など。
キャラメルのような甘さなどの甘露な要素が香りからも感じ取れますが、
特にドライハーブや紅茶のようなイメージが強くあります。
非常にフローラルでシックなイメージが湧きます。
味わいは口当たりはアセロラ、チェリー、ナッティーな要素のほか、
ややコンポート的な果実みのイメージがあります。
ボディには、紫の花やドライハーブのようなフローラルさ。
それに付随するように、やや乾燥させたようなグリーンさがあります。
シソの葉のようなグリーンさが近いような気もしますが、あまり確信が持てず。酸味がちょっと日本的な何かに似てます。
フローラルさが鼻を抜けていき、白コショウのようなやわらかめのスパイス感も感じ取れます。
ドライハーブのような香りと、やや乾いたようなタンニンがあり、バラけるイメージもありません。
ややナチュラルでくどくない作り方。モダンな作りの生産者ではないかと思います。
余韻もフローラルな要素がありますが、味わいのイメージを引っ張っている感じで、あまり展開はありません。
甘露さが出てきたりはなく、一定の酸味を維持しながらなめらかに流れていく印象があります。
数日置いておきましたが、あまり変化がなく1週間くらいであれば問題なく行けそうかなという気もします。
タフなタイプのワインではないかと思います。
さて、率直にいい感じです。ローヌ自然派っぽいかもしれないです。
重々しくなく、締まっていてフローラル。
いかんせん、販路が非常に少なく、かつブティックワイナリーなので在庫をほぼ見かけない状況です。
そのような物はあまりオススメしづらい所があるのですが、
個人的には非常にいいなと思ったワインで、今後もこの生産者は追いかけていきたいです。
このワインのみを切り取れば、ティムアトキン評はボコボコに80点台くらいの評価だったのですが、私個人的には良いワインだと思いました。
また(在庫があれば)機会を見て楽しみたい所です。
購入先は円山屋さんでしたが、もう在庫がないのでMORITAYAさんのリンクを張っておきます。
http://sakemorita.com/intellego.html
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