ギリシャのワインです。
ドメーヌ・シガラスより、サントリーニ カヴァリエロス 2014をテイスティングしました。
場所はモトックスさんの一般向け試飲会です。
過去記事:モトックス ワールドワインフェスティバル 2017大阪に行ってきた
ドメーヌ・シガラスはギリシャのサントリーニ島に位置するワイナリー。
地中海に浮かぶギリシャワインの名産地として知られています。
代々シガラス家によって受け継がれていたワイナリーのようですが、
1991年に現当主のパリス・シガラス氏により「ドメーヌ・シガラス」として現在の形に至るようです。
サントリーニ島の固有品種であるアシルティコを主軸で用いたラインナップ。
日照量が多く、夏は35度を超えることもあるというサントリーニ島。
このアシルティコは豊かな果実みと、高いアルコール度数が出るようですが、同時に酸度も保てると言う品種のようです。
詳細は輸入元のモトックスさんを参考にしています。以下のページも御覧ください。
ドメーヌ・シガラス|ワインのあるライフスタイル もっと!ワイン
カヴァリエロスはアシルティコ100%のワイン。樹齢は50年以上。ステンレスタンクで発酵され、18か月の熟成。瓶詰はブドウの収穫から約2年後におこわなれるとのこと。PDOサントリーニ。
■ドメーヌ・シガラス サントリーニ カヴァリエロス 2014
WE93点評。輸入元価格は6,800円(税抜)
参考出展扱い。
香りは砂のようなアーシーさ。
花梨のような果実味、鉄たわしのような硬質的な香り立ち。
全体的に香り立ちは主張的ではありません。
水のような、というかニュートラルな印象を感じます。
味わいは花梨やビワのような果実味、
グレープフルーツのような柑橘のイメージ。
わずかにミルキーな要素を感じ取れますが、
鉄たわしや繊維を思わせる硬質感が主体にあります。
ボディは肉厚で、グレープフルーツのような果実の果皮を思わせる苦みが主張的。
ドライで硬質的な印象があります。
余韻は果実の苦みやドライさが長く続きます。
樽のような風合いはほぼ感じません。
率直に、酸もそう主張的ではなく、肉厚で硬質的。
南アのスワートランドのシュナンブランのような
ニュートラル感に振った、うまみのようなもので作られた印象です。
おそらくボトルでのんだ時も飲みつかれることはなく、
かつペアリングとしてはやり易いのかなという感じがします。
上位レンジ、ではあるのですが、個人的には書ける要素が少なく
どちらかというと直近で記事にした樽を利かせたタイプの「アシルティコ・バレル」の方が好みではありました。
熟成により、もっと別の要素が出てくるのかもしれません。
参考になった1本でした。
Twitter
Follow @kozewine
@kozewineさんのツイート
ドメーヌ・シガラスより、サントリーニ カヴァリエロス 2014をテイスティングしました。
場所はモトックスさんの一般向け試飲会です。
過去記事:モトックス ワールドワインフェスティバル 2017大阪に行ってきた
ドメーヌ・シガラスはギリシャのサントリーニ島に位置するワイナリー。
地中海に浮かぶギリシャワインの名産地として知られています。
代々シガラス家によって受け継がれていたワイナリーのようですが、
1991年に現当主のパリス・シガラス氏により「ドメーヌ・シガラス」として現在の形に至るようです。
サントリーニ島の固有品種であるアシルティコを主軸で用いたラインナップ。
日照量が多く、夏は35度を超えることもあるというサントリーニ島。
このアシルティコは豊かな果実みと、高いアルコール度数が出るようですが、同時に酸度も保てると言う品種のようです。
詳細は輸入元のモトックスさんを参考にしています。以下のページも御覧ください。
ドメーヌ・シガラス|ワインのあるライフスタイル もっと!ワイン
カヴァリエロスはアシルティコ100%のワイン。樹齢は50年以上。ステンレスタンクで発酵され、18か月の熟成。瓶詰はブドウの収穫から約2年後におこわなれるとのこと。PDOサントリーニ。
■ドメーヌ・シガラス サントリーニ カヴァリエロス 2014
WE93点評。輸入元価格は6,800円(税抜)
参考出展扱い。
香りは砂のようなアーシーさ。
花梨のような果実味、鉄たわしのような硬質的な香り立ち。
全体的に香り立ちは主張的ではありません。
水のような、というかニュートラルな印象を感じます。
味わいは花梨やビワのような果実味、
グレープフルーツのような柑橘のイメージ。
わずかにミルキーな要素を感じ取れますが、
鉄たわしや繊維を思わせる硬質感が主体にあります。
ボディは肉厚で、グレープフルーツのような果実の果皮を思わせる苦みが主張的。
ドライで硬質的な印象があります。
余韻は果実の苦みやドライさが長く続きます。
樽のような風合いはほぼ感じません。
率直に、酸もそう主張的ではなく、肉厚で硬質的。
南アのスワートランドのシュナンブランのような
ニュートラル感に振った、うまみのようなもので作られた印象です。
おそらくボトルでのんだ時も飲みつかれることはなく、
かつペアリングとしてはやり易いのかなという感じがします。
上位レンジ、ではあるのですが、個人的には書ける要素が少なく
どちらかというと直近で記事にした樽を利かせたタイプの「アシルティコ・バレル」の方が好みではありました。
熟成により、もっと別の要素が出てくるのかもしれません。
参考になった1本でした。
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