南アフリカのワインです。
ポールクルーバーセブンフラッグス シャルドネ 2015をテイスティングしました。
場所は、南アフリカワイン専門店のみたまり酒店さんの
年末南アフリカワイン&ディナー会です。
過去記事:大阪放出 みたまり酒店の年末 南アフリカワイン会に行ってきた
南アフリカのワイン生産者において、その地位を確固たるものにしているのが
エルギンという産地に位置するポールクルーバー。
1896年創業の老舗で、家族経営。ただし、その120年の歴史はリンゴ園を主とする農家であり、
ワインメイクを始めたのは20年ほど前からとのこと。
ネダバーグという老舗・大手ワイナリーで元醸造を行っていたアンドリース氏と、ポールクルーバー家の長女が結婚した事もあり、ワインメイクを開始。
ワインメイクが始まる前からネダバーグ社に対してブドウを卸していたようですが、
「ポールクルーバーだけ、非常にブドウの質が良い」と過去から評価されていたとのことです。
現在ポールクルーバー社は
ティムアトキンMWによる南アフリカワイン格付けにおいて、
2013年の格付け開始から4年連続で「第1級」と称されています。
なお、日本には1999年から輸入が開始されており、
海外への輸出としてはイギリスに次いで日本が2番目に輸出を開始した輸出国のようです。
社会貢献なども合わせて行っているワイナリーであり、
年に1回、チャリティを目的としたポールクルーバー主催による野外コンサートの開催や、
黒人の労働環境の改善を目的とした「タンディ」レーベルなど社会貢献的なワイナリーも運営しています。
ポールクルーバー「セブンフラッグス」は同社のトップレンジ。
もとセブンフラッグスレンジはピノノワールのみの生産でしたがシャルドネが14年ヴィンテージから追加。
セブンフラッグス・シャルドネ 2014はデビューヴィンテージでWA95点の評価を獲得。
本日は2015年ヴィンテージです。
■ポールクルーバーセブンフラッグス シャルドネ 2015

香り立ちはトウモロコシを思わせる穀類の香り立ち、
ミカンを思わせる柑橘の香り立ち、どこか柚子のような酸が利いた柑橘の香りもあります。
全体的に樽は効いているように思いますが、柑橘の香りのイメージが主張的であり、
リッチで豊満ながら、甘ったるい印象は香りからはありません。
また、石のような硬質的なニュアンスがあり、透き通るような印象があります。
味わいは豊かなで透明感のある酸が感じ取れます。
トウモロコシ(コーン)を思わせる穀類、パイナップルのような酸があるトロピカルフルーツ。
レモンやキャンディのような甘く、ハッキリとした酸のイメージ。
グレープフルーツを思わせる柑橘のような苦味、石のような硬質感があるミネラル。
引き締まりと、苦味、酸味と適度にバランスが取れています。
香りに対して、味わいはまだスッキリとした感があり、中庸ではあります。
そのため、もう少しその熟成を待ちたい印象はぬぐえません。
しかしながら、フレッシュさがあり、酸の綺麗な輪郭があるように思います。
余韻はトウモロコシ(コーン)やパインを思わせるトロピカルフルーツ。
味わいの印象をそのまま引っ張ります。
まだグッと引き込まれるような余韻は弱く、味わい同様、先をみたい所です。
とはいえ、15年のヴィンテージとその価格から見ると、非常に納得感があります。
現段階でそれぞれの要素がバランス良く整っており、かつ酸と透明感がある作りです。
この”エルギン”という産地は標高が比較的高く、周りを山々に囲まれていることから
南アでも非常に冷涼な地区であると言います。
産地の説明は輸入元さんの記事も御覧ください。
参考:エルギンのテロワール
それゆえ、直近でも注目の生産者であるリチャード・カーショウMWが目を付けた産地でもありますし、
おそらく日本国内でも南アのブランド地域として今後その地位を確かなものにしていくでしょう。
このポールクルーバーセブンフラッグスシャルドネは、
15年という若いヴィンテージでありながらも、南アでは頭一つ抜けたトップクラスのシャルドネだと思います。
価格帯は7千円級ということで、正直、勇気がいる所ですが、他国と比べても少なくとも3割は安い。
購入できるようであれば是非ともストックし、3~5年は置いておきたい所であります。
みたまり酒店
577-0061 大阪府東大阪市 森河内西2-32-18
南アフリカワイン専門店 みたまり酒店 http://www.mitamari.com/
※ワイン部の営業は16時~22時まで。水曜日定休。
飲んだお店はこちら。
特別な会だったのでこのようなワインが出てきたわけであります。
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Follow @kozewine
@kozewineさんのツイート
ポールクルーバーセブンフラッグス シャルドネ 2015をテイスティングしました。
場所は、南アフリカワイン専門店のみたまり酒店さんの
年末南アフリカワイン&ディナー会です。
過去記事:大阪放出 みたまり酒店の年末 南アフリカワイン会に行ってきた
南アフリカのワイン生産者において、その地位を確固たるものにしているのが
エルギンという産地に位置するポールクルーバー。
1896年創業の老舗で、家族経営。ただし、その120年の歴史はリンゴ園を主とする農家であり、
ワインメイクを始めたのは20年ほど前からとのこと。
ネダバーグという老舗・大手ワイナリーで元醸造を行っていたアンドリース氏と、ポールクルーバー家の長女が結婚した事もあり、ワインメイクを開始。
ワインメイクが始まる前からネダバーグ社に対してブドウを卸していたようですが、
「ポールクルーバーだけ、非常にブドウの質が良い」と過去から評価されていたとのことです。
現在ポールクルーバー社は
ティムアトキンMWによる南アフリカワイン格付けにおいて、
2013年の格付け開始から4年連続で「第1級」と称されています。
なお、日本には1999年から輸入が開始されており、
海外への輸出としてはイギリスに次いで日本が2番目に輸出を開始した輸出国のようです。
社会貢献なども合わせて行っているワイナリーであり、
年に1回、チャリティを目的としたポールクルーバー主催による野外コンサートの開催や、
黒人の労働環境の改善を目的とした「タンディ」レーベルなど社会貢献的なワイナリーも運営しています。
ポールクルーバー「セブンフラッグス」は同社のトップレンジ。
もとセブンフラッグスレンジはピノノワールのみの生産でしたがシャルドネが14年ヴィンテージから追加。
セブンフラッグス・シャルドネ 2014はデビューヴィンテージでWA95点の評価を獲得。
本日は2015年ヴィンテージです。
■ポールクルーバーセブンフラッグス シャルドネ 2015

香り立ちはトウモロコシを思わせる穀類の香り立ち、
ミカンを思わせる柑橘の香り立ち、どこか柚子のような酸が利いた柑橘の香りもあります。
全体的に樽は効いているように思いますが、柑橘の香りのイメージが主張的であり、
リッチで豊満ながら、甘ったるい印象は香りからはありません。
また、石のような硬質的なニュアンスがあり、透き通るような印象があります。
味わいは豊かなで透明感のある酸が感じ取れます。
トウモロコシ(コーン)を思わせる穀類、パイナップルのような酸があるトロピカルフルーツ。
レモンやキャンディのような甘く、ハッキリとした酸のイメージ。
グレープフルーツを思わせる柑橘のような苦味、石のような硬質感があるミネラル。
引き締まりと、苦味、酸味と適度にバランスが取れています。
香りに対して、味わいはまだスッキリとした感があり、中庸ではあります。
そのため、もう少しその熟成を待ちたい印象はぬぐえません。
しかしながら、フレッシュさがあり、酸の綺麗な輪郭があるように思います。
余韻はトウモロコシ(コーン)やパインを思わせるトロピカルフルーツ。
味わいの印象をそのまま引っ張ります。
まだグッと引き込まれるような余韻は弱く、味わい同様、先をみたい所です。
とはいえ、15年のヴィンテージとその価格から見ると、非常に納得感があります。
現段階でそれぞれの要素がバランス良く整っており、かつ酸と透明感がある作りです。
この”エルギン”という産地は標高が比較的高く、周りを山々に囲まれていることから
南アでも非常に冷涼な地区であると言います。
産地の説明は輸入元さんの記事も御覧ください。
参考:エルギンのテロワール
それゆえ、直近でも注目の生産者であるリチャード・カーショウMWが目を付けた産地でもありますし、
おそらく日本国内でも南アのブランド地域として今後その地位を確かなものにしていくでしょう。
このポールクルーバーセブンフラッグスシャルドネは、
15年という若いヴィンテージでありながらも、南アでは頭一つ抜けたトップクラスのシャルドネだと思います。
価格帯は7千円級ということで、正直、勇気がいる所ですが、他国と比べても少なくとも3割は安い。
購入できるようであれば是非ともストックし、3~5年は置いておきたい所であります。
みたまり酒店
577-0061 大阪府東大阪市 森河内西2-32-18
南アフリカワイン専門店 みたまり酒店 http://www.mitamari.com/
※ワイン部の営業は16時~22時まで。水曜日定休。
飲んだお店はこちら。
特別な会だったのでこのようなワインが出てきたわけであります。
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