南アフリカのワインです。
ハーテンバーグ カベルネソーヴィニヨン 2012をテイスティングしました。
以前、試飲した時に非常に良い印象だったのですが、
記事にするのをすっかり忘れていました。
ハーテンバーグ社は南アフリカのステレンボッシュを拠点とするワイナリー。
ティムアトキン格付けは3級。
設立は1692年の老舗で、公式サイトにも1692年とビシッと書いてあるのですが、プラッターズガイドにはファーストヴィンテージが1978年とされています。
フィンレーソンという人物が環境の整備に努め、その後、Gilbeysと言う人が1977年に買い取り、ハーテンバーグ名義でのワインをリリースしたようです。
そして、ケン・マッケンジー氏により1987年に買い取られ現在の体制になっているようです。
セラーマスターはカール・シュルツ氏。ワインメーカーにパトリック氏、オスカー氏などを控え、栽培家にヴィルヘルム氏など、いわゆるチーム体制になっているようです。
総面積187ha中、栽培面積は85haと大きな敷地を持っています。
ハーテンバーグ・カベルネソーヴィニヨンは同社のミドルレンジ。
ブドウは全て手摘みで収穫され、フリーランジュースと、ソフトプレスしたジュースのみを使用。
70%をフレンチオーク(新樽60%、2年目の樽40%使用)でマロラクティック発酵し、15ヶ月熟成とのこと。
テクニカルは輸入元であるマスダ社のページから引用しています。
参考:ハーテンバーグ・カベルネソーヴィニヨン - マスダの南アフリカワイン専門店
■ハーテンバーグ カベルネソーヴィニヨン 2012
ティムアトキン評89点、プラッターズガイドは星4つ評価。
輸入元価格は従来4,000円ちょうどでしたが、16年秋から3,600円(税抜)に値下がりしています。
香りは土や腐葉土、ゴボウのような根菜のような香り立ち。
樽のような木質的なイメージもありますが、全体的に腐葉土っぽい、土をかぶった野菜のような香りがします。
野暮ったいのではなく、落ち着いた印象の香りです。
キャラメルやチョコレートを思わせる甘くビターな香り、ミルキーさなど。
味わいはカシスのような黒系の果実感、チョコレートのようなビターさ。
アルコールはまだイキイキとしています。
土やゴボウのようなニュアンスなどを香りのイメージ通りに伝え、ハーブ的な要素、毛皮のイメージなど。
余韻は明るくカシスやベリーのニュアンスがあります。
バランス良く中庸です。
全体的にズシッと重いのではなく、クラシカル・少々古ぼけたような、適度な枯れ具合を纏わせているので、
ヴィンテージ以上に「あれ、熟成感出てるなぁ」と感じるように思います。
過去、メルロを飲んだ時に非常に気に入っていたので、カベルネもどうかと思ったのですが、非常にこちらもバランスが取れていると思います。
以前メルロの時も全く同じことを書きましたが、突き抜けてビックリ!という路線ではなくて、秀逸な良さがあるワイナリーだと思います。
ポイントは、16年の秋から「値下がり」していると言うことで、お店によっては3千円の前半くらいの価格帯で手にとれますから、コスパは非常に良いように感じます。
あまり手放しに推奨する感じではないのですが、
メルロ、カベルネについては個人的な隠れ推しワインの一つです。
今後も応援したいと思います。
【南アフリカ】【赤ワイン】ハーテンバーグ カベルネ・ソーヴィニョン 2012[フルボディー]
12年ヴィンテージはこちら。無くなり次第終了だと思います(おそらく)
ハーテンバーグ・カベルネソーヴィニヨン 2013Hartenberg Cabernet Sauvignon赤ワイン 南アフリカ
で、値下がりしたのはこちら。13年ヴィンテージ。ココスさんはそれでなくても安いのでバリュー感が際立ちます。
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Follow @kozewine
@kozewineさんのツイート
ハーテンバーグ カベルネソーヴィニヨン 2012をテイスティングしました。
以前、試飲した時に非常に良い印象だったのですが、
記事にするのをすっかり忘れていました。
ハーテンバーグ社は南アフリカのステレンボッシュを拠点とするワイナリー。
ティムアトキン格付けは3級。
設立は1692年の老舗で、公式サイトにも1692年とビシッと書いてあるのですが、プラッターズガイドにはファーストヴィンテージが1978年とされています。
フィンレーソンという人物が環境の整備に努め、その後、Gilbeysと言う人が1977年に買い取り、ハーテンバーグ名義でのワインをリリースしたようです。
そして、ケン・マッケンジー氏により1987年に買い取られ現在の体制になっているようです。
セラーマスターはカール・シュルツ氏。ワインメーカーにパトリック氏、オスカー氏などを控え、栽培家にヴィルヘルム氏など、いわゆるチーム体制になっているようです。
総面積187ha中、栽培面積は85haと大きな敷地を持っています。
ハーテンバーグ・カベルネソーヴィニヨンは同社のミドルレンジ。
ブドウは全て手摘みで収穫され、フリーランジュースと、ソフトプレスしたジュースのみを使用。
70%をフレンチオーク(新樽60%、2年目の樽40%使用)でマロラクティック発酵し、15ヶ月熟成とのこと。
テクニカルは輸入元であるマスダ社のページから引用しています。
参考:ハーテンバーグ・カベルネソーヴィニヨン - マスダの南アフリカワイン専門店
■ハーテンバーグ カベルネソーヴィニヨン 2012
ティムアトキン評89点、プラッターズガイドは星4つ評価。
輸入元価格は従来4,000円ちょうどでしたが、16年秋から3,600円(税抜)に値下がりしています。
香りは土や腐葉土、ゴボウのような根菜のような香り立ち。
樽のような木質的なイメージもありますが、全体的に腐葉土っぽい、土をかぶった野菜のような香りがします。
野暮ったいのではなく、落ち着いた印象の香りです。
キャラメルやチョコレートを思わせる甘くビターな香り、ミルキーさなど。
味わいはカシスのような黒系の果実感、チョコレートのようなビターさ。
アルコールはまだイキイキとしています。
土やゴボウのようなニュアンスなどを香りのイメージ通りに伝え、ハーブ的な要素、毛皮のイメージなど。
余韻は明るくカシスやベリーのニュアンスがあります。
バランス良く中庸です。
全体的にズシッと重いのではなく、クラシカル・少々古ぼけたような、適度な枯れ具合を纏わせているので、
ヴィンテージ以上に「あれ、熟成感出てるなぁ」と感じるように思います。
過去、メルロを飲んだ時に非常に気に入っていたので、カベルネもどうかと思ったのですが、非常にこちらもバランスが取れていると思います。
以前メルロの時も全く同じことを書きましたが、突き抜けてビックリ!という路線ではなくて、秀逸な良さがあるワイナリーだと思います。
ポイントは、16年の秋から「値下がり」していると言うことで、お店によっては3千円の前半くらいの価格帯で手にとれますから、コスパは非常に良いように感じます。
あまり手放しに推奨する感じではないのですが、
メルロ、カベルネについては個人的な隠れ推しワインの一つです。
今後も応援したいと思います。
【南アフリカ】【赤ワイン】ハーテンバーグ カベルネ・ソーヴィニョン 2012[フルボディー]
12年ヴィンテージはこちら。無くなり次第終了だと思います(おそらく)
ハーテンバーグ・カベルネソーヴィニヨン 2013Hartenberg Cabernet Sauvignon赤ワイン 南アフリカ
で、値下がりしたのはこちら。13年ヴィンテージ。ココスさんはそれでなくても安いのでバリュー感が際立ちます。
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