先日ご紹介しましたワインスペクテイター誌の2013年トップ100のうち
3位!に輝いた「ドメーヌ・セリーヌ・ピノ・ノワール エヴァンスタッド2010」を開けました。
前回の記事:(続)Wine Spectator Top 100 of 2013 トップ10ワイン!
[2010] ドメーヌ・セリーヌ ピノ・ノワール・エヴェンスタッド・リザーヴ
値段は8,000円くらいで購入。
大きめのブルゴーニュグラスでいただきます。
香り立ちは強く、ブラックベリーやプラムを思わせる香り。
チョコレートや少し時間をおくとキャラメルのような甘い香りがします。
(特にキャラメルの香りは2・3日置いてもまだ香りが楽しめます)
その後に赤いベリーのニュアンス。
味わいは上品で長めの余韻。特に香りの持続性が高く、
ゆっくり飲んでも十分楽しめる味わいです。
バランスがとれながらも力強さを感じる秀逸なピノと言う印象。
複雑な感じと言うよりは上品で輪郭のくっきりした味わい。
さすがに熟成感は薄いものの早のみでも楽しめると感じました。
2日目、3日目くらいまでなら引き続き楽しむことができます。
ワインスペクテイターのトップ100が
「バリュー感に突出したランキング」だった気もしますので、
お値段よりもお得感があるハズれなき一本という形です。
なんだかんだで一か月前くらいにはネット通販でも在庫を多く見ましたが、
徐々に該当ヴィンテージの売り切れの文字が目立ってきました。
どうぞお早めに。
[2010] ドメーヌ・セリーヌ ピノ・ノワール・エヴェンスタッド・リザーヴ
2014年04月
神の雫36巻のスペイン編に登場したワインです。
トリオ・インフェルナル・リウ [2010] トリオ・インフェルナル
トリオ・インフェルナル・リウはスペインのカタルーニャ州のワイン。
イベリア半島原産のブドウ品種、カリニェナとガルナッチャを
それぞれ45%ずつ使用し、シラー種を10%加えてスパイシーに仕上げた一本。
神の雫作品中でもこのトリオ・インフェルナルの2008年ヴィンテージが取り上げられ
「ワォ!!こいつはエレガントだ」
「しかも風が抜けるような爽やかな酸に加えて複雑で都会的なスマートさもある!」
(「神の雫」36巻より引用)
と評価され、このワインの例えをサッカーFCバルセロナの
リオネル・メッシ選手にたとえています。
紹介の一本は最新の2010年ヴィンテージです。
「濃くて安い」というスペインワインのイメージを払しょくすべく、
作中ではこれらのワインが語られました。
スペインの新しいワインに興味をお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。
古酒と言うとなかなか飲む機会にも恵まれず
かつボトルのコンディションにもだいぶ左右されるため、
購入を躊躇してしまうのが一般的でしょう。
今回ご紹介するのはブルゴーニュのピノ・ノワールの24年熟成のワイン。
驚きの2000円台で購入できるという一本です。
ブルゴーニュ・ルージュ・ピノ・ノワール/ドメーヌ・ド・ラ・トゥール[1990]
蔵出し出荷と言いますからボトルの状態自体は健全なものと思われます。
熟成が進んだ一本、決して万人受けするものではないかと推察しますが、
24年の時を気軽に飲める一本と言う事でおすすめ致します。
なお、抜栓後時間を要する場合がありますので、
開かせ方は以下のページをご参照されるとよいかと思われます。
「ワインを美味しく飲むにはどうしたらいいの?」
アメリカのナパ・ヴァレーのワイン
「アタロン・カベルネソーヴィニヨン2003」を購入しました。
アタロン・カベルネ・ソーヴィニヨン 2003
ざっとお値段3,500円~4,000円くらいでの販売となっています。
セラーの管理ミス?でバックヴィンテージが大量に出てきた、とのことで、
11年熟成ながらお値打ち価格となっているとの案内でした。
澱や酒石酸が見られるとありましたが、
確かにコルクに凝固物がしっかりと付いています。
注ぎ口にもついてしまっているので
一度グラスに慎重に入れて捨てるなどするしかなさそうです。
カベルネソーヴィニヨン98%、メルロー2%のセパージュ。
黒いベリーや黒コショウのようなスパイス。
なんとなく土のようなニュアンスがあります。
熟成が進んでいるのか?果実感が前面に出ているのか?
とにかく一口目は濃い!という印象ですが
開くと甘さが広がってきて一気に飲みやすくなります。
味の奥行きを楽しんでいるとスイスイと飲み過ぎてしまいますのでご注意。
樽香とかそういうものはありません。
値段のもう少し上の雰囲気があるワイン。まずまずといった感じです。
明日用に残してあるので、さらに変化があればよいのですが。
シネ・クア・ノンと言えば
漫画「神の雫」に登場した第七の使徒です。
(シネ・クア・ノン 2003 「ザ・イノーギュラル・イレブン・コンフェッションズ」/シラー)
シネ・クア・ノンの醸造家は
カリフォルニアのマンフレッド・クランクル。
シラー/グルナッシュ/セミヨンをそれぞれ主体としていますが、
同じラベルのワインは二度と作られません。
ワインのブレンド・テーマも毎年変えてくる
究極のカルトワインです。
パーカーポイントも軒並み評価として高く
過去13度もパーカー満点100点の評点を得ています。
アメリカの醸造家としては100点獲得回数はトップに君臨します。
そのシネ・クア・ノンの11年度の作品がリリースされました。
[2011] シネ・クア・ノン ”ダーク・ブロッサム”シラー Sine Qua Non "DARK BLOSSOM" SYRAH
WAの得点は96-98 飲み頃は2016-2031予想
[2011] シネ・クア・ノン ”ダーク・ブロッサム”グルナッシュ Sine Qua Non BLOSSOM"GRENACHE
WAの得点は同じく96-98飲み頃は2016-2026予想
2011年は大変涼しく、当初謙虚なスミレのイメージだったものが
大きな花を咲かせるように成長したことから「ダークブロッサム」と名付けたそうです。
'05年の 『アトランチスFe 2O3』 のシラーが、
発売直後はRP95-97点の評点だったもののその後RP100点に改定されました。
リリース直後に購入しコレクタブル的な要素も持ち合わせています。
一気に市場に出回りますが、瞬殺されあとは軒並み
バックヴィンテージとして値段は上がっていくことでしょう。
注目の一本です。
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