タカムラワインハウスさんの実店舗で有料試飲です。
イスラエルのワインです。
ゴラン・ハイツ・ワイナリー ヤルデン カベルネソーヴィニヨン 2013をティスティングしました。




ゴランハイツワイナリーはイスラエルのワイナリー。
1983年の設立で、4つのキブツ(集団農場)と4つのモシャブ(地域の協同組合)で構成されています。

トップレンジが本日紹介の「ヤルデン」で、以降「ギルガル」「ヘーモン」とミドルレンジに移行していきます。

所有面積は600ヘクタール。28ほどの畑を有しており、ブロックに分解すると430にも及びます。そのうち、ゴラン高原に96%の面積を有していると言うとこでほとんどがここから生まれるようです。

tanakaya3.comなどの情報によると、イスラエルの国内市場の18%にも市場占有率が登るとのこと。ワイン生産者は16、従業員も80人を超えるなど、いわゆるイスラエルの超大手、トップワイナリーという位置づけになります。

日本では漫画「ソムリエール」においてその名を知られることになった、という所でしょうか。

本日はカベルネソーヴィニヨン2013年。
フレンチオーク樽で18か月の熟成。新樽比率は40%。



この記事では、タカムラワイン&コーヒーさんでのワインの試飲の機械「エノマティック」にて試飲をしています。

別途試飲の機械専用のカードが500円/枚をレジで購入し、金額をチャージするスタイルです。
一度購入すれば、1,000円単位で
ICカードのように繰り返し金額がチャージできます(他店併用不可)

店舗の場所と、現状の試飲リスト・金額は以下からご確認ください
TAKAMURA Wine & Coffee Roasters

※掲載されている試飲可能な銘柄は、更新されていたりされていなかったりします。
あくまでも大まかな目安としてご参考いただくのが良いかと思います




■ゴラン・ハイツ・ワイナリー ヤルデン カベルネソーヴィニヨン 2013
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WS90点。ざっと四千円くらいの価格帯となります。

香り立ちはブルーベリーやカシスのような黒系の果実み。
チョコレートのようなビター感。バニラ、スパイス、ピーマンのようなグリーンな印象のある野菜のようなイメージ。
樽はしっかりと効いている印象がありますが、ややブルーベリーのヨーグルトのような、水気を帯びた浮いたような印象がある香り立ちであります。


味わいは香り立ちよりも腰を据えた位置にあります。
コショウのようなスパイス、ブラックベリーのような黒系果実。
また、インクのようなビターさやグリセリンのようなツンとした香りがあります。
アフターにはトーストのような香り立ちが残り、鼻を抜けていきます。

バニラのような樽を思わせる甘み、また、果実みが前に出ています。
カリフォルニア的なやや甘さを感じるカベルネソーヴィニヨンだと思います。


さて、あれ、もうちょっとガツンとくるのかな??と思いきや、ちょっとフワフワした印象でした。

特に、ヨーグルトっぽい上澄みのような印象があって、ボディ感が全体的に弱く感じたのが残念ではあります。
ハッキリ言えば、試飲ではピンと来てないのですが、以前、南アのベリンガムのホームステッドシラーというのでも、やや近い要素を感じて、翌日グッと見違えるように引き締まった記憶があるので、このワインもタイミングの問題なのかなぁ、とちょっとスッキリしない感じではあります。

ワイナリーの見たてでは10年~15年は熟成ポテンシャルがある!ということではありますので、少し待つべきなのかもしれません。


【ゴラン ハイツ ワイナリー】 ヤルデン カベルネ ソーヴィニヨン [2013] 750ml・赤 【Golan Heights Winery】 Yarden Cabernet Sauvignon

ちょっとボトルで試すには敷居の高いマイナー感と価格感。



試飲したタカムラさんの実店舗はこちら
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〒550-0002 大阪府大阪市 西区江戸堀2丁目2−18
http://takamuranet.com/



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