フランスのワインです。
ドメーヌ・ド・フェラン シャトー・ヌフ・デュ・パプ 2014をテイスティングしました。
場所はモトックスさんの一般向け試飲会です。

ドメーヌ・ド・フェランは18世紀からシャトー・ヌフ・デュ・パプの地でワインづくりをする家族経営の生産者。
小規模生産者であり、年間の生産は35,000本ほど。
シャトーヌフ・デュ・パプやコート・デュローヌなど、ブドウ畑は8ヘクタールほど。

オーナー兼醸造家はフィリップ・ブラヴェイ氏。WA評は高得点を獲得しており、今回のシャトー・ヌフ・デュ・パプ 2014についても、WA90-93点評価とのこと。
シャトーヌフデュパプに使われるブドウの樹齢はおよそ90年~100年という古木を使用。

グルナッシュ93%、ムールヴェードル2%、ブールブラン2%、シラー2%、サンソー1%のブレンド。
コンクリートタンクにてマロラクティック発酵、コンクリートタンク熟成とステンレスタンク熟成19カ月。

ワイナリーの詳細はモトックスさんのページを参考にしています。
参考:ドメーヌ・ド・フェラン|ワインのあるライフスタイル もっと!ワイン


■ドメーヌ・ド・フェラン シャトー・ヌフ・デュ・パプ 2014
ドメーヌ・ド・フェラン シャトー・ヌフ・デュ・パプ 2014



香りはスミレやブラックベリー。
紫の花を思わせる香りがまずあって、ビターさを感じてローヌらしい香りだと感じます。
毛皮のような動物的なニュアンスも感じ取れます。果実みが前にでており、ややビターな印象が主張的。
すこし閉じ気味な気もします。

味わいは苦みを主張的に感じ、アルコール感もハツラツと感じます。
スミレのような花の香りが花を抜け、ブルーベリーのような果実みを感じられます。
フローラルさは口の中に含んだときも豊かに感じ、空気を含ませるとザクロのような印象もあります。
全体的に目が詰まったような印象があります。

苦みはアフターまで続きますが、終点には果実みからくる甘さを感じます。


余韻はタニックな印象が残ります。


味わいの後半で甘みを感じることが出来ましたが、全体的には解きほぐれていない、印象の方が強く、率直に「待ち」の印象を持ちました。
あまりWA評のみ切り取ると、押し寄せるような感じなどはなく、比較的きれいにまとまった1本かと思います。

参考になりました。



シャトーヌフ デュ パプ 2014 ドメーヌ フェラン 赤ワイン 辛口 フルボディ 750ml (シャトーヌフ・デュ・パプ)Chateauneuf du Pape [2014] Domaine de Ferrand AOC Chateauneuf du Pape


最安はうきうきさん。




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