アメリカのワインです。
ディアバーグ・シャルドネ 2013をテイスティングしました。

場所はモトックスさんの一般向け試飲会です。
過去記事:モトックス ワールドワインフェスティバル 2017大阪に行ってきた

ディアバーグはアメリカのサンタ・マリア・ヴァレーに位置するワイナリー。
1996年の設立。オーナーはスターレーンヴィンヤードを経営するジム・ディアバーグ&マリー・ディアバーグ夫妻によるもの。セカンドプロジェクトという位置づけになっています。

サンタバーバラにはこのディアバーグヴィンヤード(サンタ・マリア・ヴァレー)、ドラムンキャニオンヴィンヤード(サンタ・リタ・ヒルズ)という畑を取得し、先のステーレーンヴィンヤードと合わせて3つを所有していることになります。
ワインメーカーはタイラートーマス氏。コロラド州立大学で植物学の学士号と修士号を取得。

ディアバーグシャルドネ 2013は、ステンレスタンク醗酵後、フレンチオークにて醗酵(MLFは10%以下)。
フレンチオークで16カ月熟成(400L/新樽15%)その後、ステンレスタンクで5カ月熟成。

詳細はモトックスさんのページを参考にしています。
参考:ディアバーグ ヴィンヤード|ワインのあるライフスタイル もっと!ワイン



■ディアバーグシャルドネ 2013
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輸入元価格は4,300円。

香りはスイートコーンを思わせる甘い香り立ち、
パイナップルのようなトロピカルフルーツ、
レモンのような柑橘の香り。

バターを思わせるふくよかな要素が感じ取れ、
また、アンモニア的な還元的なニュアンスもわずかにあります。

トロピカルさが前にでており、樽をしっかりと利かせた華やかなイメージがあります。


味わいはパインのようなトロピカルフルーツ。
グレープフルーツのような酸と苦みがあり、
華やかながら引きしまりを感じます。

バニラやコーンのような樽のニュアンスがあり肉厚です。
総じてゴージャスな印象が持てます。


余韻は非常に長く、グレープフルーツのような苦みや、コーンのような甘く香ばしいイメージが長く続きます。

全体的に要素がはっきりしていて、良さが伝わりやすい秀逸な1本かと思います。
アタックは苦みが強く、またアフターも苦みが残っている印象なので、ヴィンテージとしてはもう少し待ちたいところです。


以前飲んだときもいい印象でしたが、この日もとてもよい印象でした。よかったです。





■ディアバーグ ヴィンヤード シャルドネ サンタ・マリア・ヴァレー[2013]白(750ml) Dierberg Vineyard Chardonnay Santa Maria Valley[2013]【出荷:7〜10日後】